住宅・不動産
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2020.7.11

白金や成城より凄い。昭和初期から続く高級住宅地「渋谷区大山」とは

(写真=Tomoko/stock.adobe.com)
(写真=Tomoko/stock.adobe.com)
メディアに取り上げられる高級住宅地といえば白金・成城が有名ですが、知る人ぞ知る伝統ブランドが「渋谷区大山」です。その歴史は昭和のはじめにさかのぼり、いまでは名だたる経営者・政界要人が邸宅を構えます。

「若者カルチャー発信地」「IT企業の聖地」、そしてもう1つの顔

東京23区内の戸建て住宅地で公示地価が1平方メートルあたり100万円を超える地点は289ヵ所中17ヵ所、目黒・品川・文京・渋谷の4区で独占、とくにトップの渋谷区には7ヵ所が集中しています。

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「ハロウィンで大混雑、機動隊員100人が出動」

ときには世間を騒がせながらも若者カルチャーを発信してきたシブヤ。最近はサイバーエージェント、GMOインターネット、グーグル日本法人などのIT企業が拠点を置き、「ビジネスタウン」としての様相を濃くしつつあります。

渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリームなどが立ち並ぶ渋谷駅周辺から少し歩くと、そこには松濤・南平台・神山町といった高級住宅地が点在しています。

繁華街・商業地のイメージが強い渋谷区ですが、最低敷地面積の設定(80~200平方メートル)によるミニ分譲抑制といった行政の取り組みもあり、趣のある良好な住宅エリアが残されているのです。
 

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豊かな緑が残るお屋敷町「大山」

小田急線代々木上原駅から井の頭通りを大原2丁目方面に歩き、少し横道にそれると、そこには石造りの洋館から板塀の日本家屋まで重厚感あふれる、まさに「豪邸」が広がります。

かつてこの地域には、大山園と呼ばれる7万6,000坪(約25万平方メートル)もの緑地が広がっていました。周辺が箱根土地株式会社(西武グループの前身)の手により開発されたのは1927年(昭和2年)、一帯は住宅地へと変わります。

ちなみに園の一部は、オーナー山下亀三郎(山下汽船社長)からアブダル・ハディ・デビス(レバノン貿易商)を経由し、いまでは某アパレル企業オーナーが大邸宅を構えています。

そして大山は、渋谷区で最も標高の高い場所でもあります。約束された「丘の上の町」は歴史あるお屋敷町として、独特の風格を後世に伝えていくことでしょう。
 

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