住宅・不動産
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2020.6.26

定年後のリフォームの落とし穴。知っておきたい3つのリスク

定年後にリフォームを検討している人は多いかもしれませんが、情報や資金が不足した状態でリフォームをすると、後悔することになるかもしれません。今回は、リフォームを検討中の人が知っておくべきリスクを具体的に3つ紹介していきます。

お金のリスクとバリアフリーに関するリスク

定年後のリフォームに関するリスクには大きく分けて、「お金」と「バリアフリー」の2種類があります。代表的なものを見ていきましょう。

リフォームのリスク1:予算オーバーで老後の生活に支障が出るリスク

まず押さえておきたいのが、お金に関するリスクです。最初はバリアフリーや水回り設備の入れ替えを検討していたとしても、いざリフォーム会社を訪れると、デザインリフォームをすすめられるケースは少なくありません。

「第二の人生を、好みのインテリアで」「お孫さんが喜ぶような広いLDKに」など、営業マンは心に響く言葉を心得ています。営業トークにのせられ、予想以上にリフォーム費用が高額にならないよう注意しましょう。

退職金の大部分をリフォーム費用にあててしまい、その後の生活費や医療費が足りなくなってしまうケースもあります。お金に関する計画をおろそかにせず、老後の生活を見据えたリフォームを行いましょう。

リフォームのリスク2:体調の変化で手すりの向きが合わなくなるリスク

続いて、バリアフリーに関するリスクを2つ紹介します。

まずは、手すりの位置です。右利きだからと手すりを右側につけたものの、脳梗塞で右半身麻痺となり、手すりがほとんど使えなくなったという事例もあります。健康状態は変化するため、半身麻痺のリスクや車いすになる可能性を加味しつつ、バリアフリー化を検討することが大切です。

また、手すりをつけるときは、昇り降りどちらも無理なくできる高さかどうか、チェックしましょう。昇るときは使いやすくても、降りるときに使いにくいといったことも想定されます。その場合は、手すりを2つつけるという方法もあります。

リフォームのリスク3:段差をなくすことで不衛生な環境になるリスク

次に、段差解消についてです。玄関の段差をなくした結果、砂やゴミが室内に入ってくるようになり、不衛生になったという事例があります。バリアフリー化は大切ですが、生活環境が悪化することがないよう、さまざまな観点から検討しましょう。
 

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定年後のリフォームは慎重に検討を

定年後のリフォームは、セカンドライフを快適に送るうえで非常に大きな意味を持ちます。リフォーム会社を選ぶ際は、「過去にバリアフリー化の事例があるか」「お金の相談に親身にのってくれるか」といった点をチェックしましょう。

また、体調に変化が訪れるまでリフォーム資金をとっておくというのも考え方の1つです。場合によっては、資金を老人ホームの入居費用にあてるなど、臨機応変な対応も可能になります。

計画性を持ち、配偶者とじっくり相談しながら、後悔のない選択をしていきましょう。
 

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