住宅・不動産
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2020.5.5

「別荘」から「都心の駅近」へ 変化する富裕層の不動産の好み

(画像=ST-art/Shutterstock.com)
(画像=ST-art/Shutterstock.com)
富裕層の不動産の好みも、時代とともに変化しています。別荘と言えば軽井沢の名が思い浮かびますが、軽井沢の別荘でもなかなか買い手がつかない、というニュースが2019年に話題になりました。いま富裕層のニーズが徐々に「都心・駅近」といったトレンドに変わりつつあるようです。

軽井沢の別荘が売れない現状

あなたが軽井沢に出向いたら、いくつもの「売り物件」と書かれた看板を目にすることになるでしょう。軽井沢ではいま、所有者が売りたくても買い手が付かない別荘が増えています。

その理由としては大きく分けて2つあります。1つ目は売却の希望価格が高めであること、2つ目は買い手の別荘に対する考え方が変わってきたことが考えられます。

買い手がつかない2つの理由

軽井沢で売りに出されている別荘の多くが、大手企業の創業家や良家の富裕層が所有している物件です。こうした別荘は調度品や照明にお金をかけていることもあり、土地の広さや建物の古さの割に販売価格が高くなりがちです。

また最近では、こうした物件の買い手となり得る富裕層の別荘に対する考え方も変わってきました。かつてのバブル期とは違い、いまは不動産市場も厳しい状況です。不動産を購入するのであれば、価値が下がりにくい都心や駅近の物件を選びたいというわけです。
 

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「さとり世代」と別荘

日本では今後、「さとり世代」が消費の主役となっていきます。さとり世代は不況下の日本で育ったこともあり、合理的な考え方をする傾向があると言われています。そのため、行きやすい都心の駅近物件を別荘代わりにして休日を楽しむ、という人はより増えていきそうです。

ただ一方で、風光明媚でゆったりとした時間を過ごせるのは、軽井沢ならではの魅力です。トレンドは時代とともに変わっていきます。販売価格が今後の売買相場に合っていけば、再び軽井沢の別荘が脚光を浴びる時代が訪れるかもしれません。


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