住宅・不動産
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2020.4.20

相続して困った実家は「空き家バンク」を検討するといいかも?

(写真=Georgejmclittle/Shutterstock.com)
(写真=Georgejmclittle/Shutterstock.com)
最近では、親から引き継いだ不動産が「負動産」となり、子ども世代の負担になることが問題視されています。将来実家を相続したあと、どうすべきだろうかと悩んでいる人も多いでしょう。今回は、実家を相続した場合の選択肢の一つとして、空き家バンクを活用する方法を紹介します。

空き家バンクとは?仕組みや背景を簡単におさらい

「空き家バンク」では、空き家を所有する人が空き家を登録し、インターネット上に物件情報を開示します。そうすることで、その地域への移住希望者など、空き家を利用したい人とのマッチングが叶います。

「空き家バンク」は、もともと地方公共団体が地域主導で行ってきました。人口減少対策や高齢化対策として、地域を活性化させて魅力をアピールし、移住を促す取り組みを行っている地方公共団体は数多くあります。空き家バンクも、そういった取り組みの一つとして始まりました。

その後、適切に管理されていない空き家では、火災や倒壊などのリスクがあるとして、全国的に空き家の存在が問題視され始めます。こういった社会的背景を踏まえ、国土交通省の主導のもと、公募で決まった運用事業者2社が2018年4月より「全国版空き家・空き地バンク」の運用を開始しました。

相続で実家の処分に困ったら空き家バンクの活用を

同居している場合などを除き、実家を相続しても、処分に困る人が多いのが現状です。家は人が住まなくなると短期間で急速に劣化が進むともいわれています。放置して火災や倒壊などが起こる可能性もあるため、早めに手を打ちましょう。

実家を処分する代表的な方法は、売却や賃貸です。売却や賃貸を希望するなら、まずは空き家バンクに登録しましょう。空き家バンクに登録することで、買い手や借り手が見つかるかもしれません。
 

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空き家バンクのメリットと注意点

空き家バンクを活用するメリットは、無料で物件情報を掲載できることです。ただし売却や賃貸が決まった場合は、不動産会社に仲介を依頼することになり、仲介手数料がかかることは押さえておきましょう。

一方、空き家バンクの知名度はそこまで高くはなく、利用率が低いともいわれています。買い手・借り手が見つかるまでは、物件を管理しなければなりません。管理を怠って物件の状態が悪化すると、希望する価格で売却・賃貸することが難しくなります。

こういった注意点も踏まえ、民間の不動産会社に依頼するのか、空き家バンクを活用するのかで検討していく必要がありそうです。


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