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2020.10.11

富裕層御用達「プライベートバンク」「ファミリーオフィス」「ヘッジファンド」。それぞれの特徴とは

(写真=jamesteohart/stock.adobe.com)
(写真=jamesteohart/stock.adobe.com)
富裕層ともなると投資に回せる資金も多くなり、資産運用に対する選択肢も増えるはずです。しかし、富裕層のすべての人が投資に詳しいわけではないので、お金に関してプロの相談相手を探している人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、富裕層が利用できる資産アドバイスサービスを3つ紹介します。

資産アドバイスサービスとは?

投資信託についてわからないことがあれば証券会社で聞き、保険の相談は保険会社で聞くことができます。では、もっと基本的な相談、例えば1,000万円の資産を、何にどのぐらい配分・投資したらいいのかという相談はどこにすればいいのでしょうか。

資産アドバイスサービスとはまさに、特定の分野ではなく、株、投資信託、保険、不動産などさまざまな分野のアドバイスを包括的に提供するサービスのことです。

資産運用についてさまざまな選択肢を持つ富裕層が有効活用したい主な資産アドバイスサービスは「プライベートバンク」「ファミリーオフィス」「ヘッジファンド」の3つです。それぞれの詳細を見ていきましょう。
 

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資産アドバイスサービス1:プライベートバンク──資産1億円以上の富裕層が対象

プライベートバンクは、もともとはスイスで発祥し、欧米で発展しました。富裕層の顧客を対象として、銀行、証券、信託、保険、不動産など、資産管理や資産運用について包括的サービスを提供する金融機関です。

一般に資産規模が1億円以上を対象とし、保険や老後資金の準備、また子や孫への相続など家庭のことも含めた長期的な相談をしたいときに利用するサービスです。

資産アドバイスサービス2:ファミリーオフィス──資産数十億円の一族を総合的にサポート

プライベートバンクをさらに進化させたものがファミリーオフィスです。ファミリーオフィスではその一族の繁栄が主な目的になるので、資産管理や運用はもちろん、所有する事業の経営や継承、子や孫の教育、さらには次世代リーダーの育成なども行います。

資産が数十億円を超えた家庭が、一族のさらなる繁栄を目指すときに利用するサービスです。

資産アドバイスサービス3:ヘッジファンド──1,000万円程度から資産運用を依頼可能

ヘッジファンドとは、先物取引や信用取引などを積極的に利用することで、市場が上がっても下がっても利益を得ることを目的としたファンドです。個人向けのヘッジファンドは、投資家から資産を預かり、投資のプロが代わりに運用を行うサービスです。

上記2つと違い、相続や家族に関する相談ができるわけではありませんが、1,000万円程度からプロに資産運用を任せることができます。

利用にあたり、自らのある程度の金融や相続の知識も必要

一定額以上の資産を持つ富裕層が利用できるサービスを3つ紹介しました。いずれのサービスも資産全体の運用を任せることができますが、自分でもある程度の金融知識を持つことで、予想外のリスクや、意図せぬ問題にも柔軟に対応できるようにしておくのがよいかもしれません。丸投げではなく、相談という形でこれらのサービスをうまく利用しましょう。
 


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