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2020.9.13

【米国株動向】ピンタレストにとって、フェイスブックとグーグルは脅威ではない理由

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール米国本社、2020年6月3日投稿記事より

ピンタレスト(NYSE:PINS)は最近、ショッピング機能にいくつかのアップデートを行いました。

ユーザーはボードに保存した画像、検索、アプリ内で撮った写真から、製品を見つけ出すことができます。

ピンタレストは流行のスタイルを推奨するために、頻繁に検索される用語、人工知能、および豊富な画像を用いています。

また、ショッピファイと提携し、販売者がカタログをピンタレストに簡単に連携できるようになっています。

ピンタレストは、自分のために厳選されたカタログのページをめくるかのような感覚で、アプリ内で買い物をしてもらいたいと考えています。

新型コロナウイルスの影響でeコマース販売が加速するなか、ピンタレスト同様、フェイスブック(NASDAQ:FB)やアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)もeコマースを強化しています。

他の検索エンジン

ピンタレストは、フェイスブックやインスタグラムのようなソーシャルメディアを主な競合として考えていません。

ピンタレストは、IPO申請をする際に、競合他社のリストの最初にアマゾン(NASDAQ:AMZN)を挙げています。

アマゾンは最大のオンライン小売業者であるだけでなく、商品検索の場としても大きな役割を果たしています。

商品検索エンジンとしての地位を広告ビジネスにも活用しており、同社の広告ビジネスは、昨年のピンタレストの売上高の10倍以上となりました。

膨大な検索ボリュームを除いて、アマゾンの広告ビジネスが成功している理由は、第三者が介入せず直接購入されていることです。

フェイスブックも最近、このような仕組みで買い物ができる「ショップ」機能を追加しています。

グーグルもアマゾンの成功を模倣しようとしてきましたが、あまり普及していません。

多くの製品を追加し、新しい検索機能やキュレーションを通じて製品の発見を改善するというピンタレストの取り組みは、顧客の購買意欲を促進すると考えられます。

ピンタレストによると、製品へのエンゲージメントは前年比44%増となり、小売業者へのトラフィックは2倍以上になりました。

ピンタレストを介して買い物をする顧客が増えるにつれ、プラットフォーム上の広告の価値も高まるでしょう。

フェイスブックやインスタグラムよりも買い物がしやすい

インスタグラムを通じたショッピングも人気が高まっていますが、ピンタレストほどの成長ではありません。

投資銀行のコーエンの調査によると、ピンタレストユーザーの約半数が2019年初期にアプリを通じて買い物をしています。

ピンタレストが最近報告したデータによると、プラットフォーム上のショッピングは前年比から増加しています。

しかし、インスタグラムとフェイスブックと比較して、ピンタレストのユーザーは女性の比率が高いです。

また、ピンタレストの総ユーザーベースは3億6,700万人であり、インスタグラムとフェイスブックよりかなり少ないです。

そして、ピンタレストで買い物をするユーザーは、フェイスブックで買い物するユーザーの5%未満となっています。

すべての小売業者がピンタレストから価値を得ることができるわけではないですが、検索履歴や保存された画像を通じて、ユーザーが関心のある製品のデータを豊富に集めることができるのは、小売業者にとっては大きなメリットといえるでしょう。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 


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