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2020.9.11

【米国株動向】超長期目線で注目すべき米国株3銘柄

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール米国本社、2020年5月25日投稿記事より

長い歳月の間に無数の企業が生まれては消えていく中で、投資家には、耐久力があり長期にわたり成長を続けられる会社の見極めが求められます。

そういった優良銘柄を見つけることができれば、キャピタルゲインとインカムゲインを望ましいバランスで長期的に享受し、資産を増やしていくことができるでしょう。

長期にわたり繁栄を続けられる企業の主な特徴としては、成長の余地が大きく残されていること、市場で支配的な地位を築いていること、未開拓ながら進出可能な大規模市場があること、などが挙げられます。

そういう銘柄は一般的なバリュエーション指標で見ると割安ではないことが多いものの、安定感と安心感を買うと思えば、決して高い買い物ではないかもしれません。

以下では、数十年間の保有を想定した場合に注目すべき米国株3銘柄を紹介します。

(1)アマゾン・ドット・コム

eコマース企業としてもハイテク企業としても世界有数のアマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)は1994年の創業からの約四半世紀の間に、ジェフ・ベゾスCEOの下で超巨大企業に成長しました。

前四半期(1-3月期)の売上高は前年同期比26.6%増の755億ドルに達し、最近12ヵ月で243億ドルのキャッシュフローを生み出しています。

世界的に工業化が進み、eコマースに流れる消費者が増える中で、市場リーダーとして成長を続ける見通しです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行も追い風になっており、米国では失業率が記録的なペースで高まる中、数万人を採用しています。

社内の感染症対策に40億ドルを充てるなど従業員の安全を優先課題に掲げ、COVID-19の企業活動への悪影響を阻止しようという姿勢も示しています。

(2)ビザ

世界的な決済サービス提供会社として2008年のIPO(新規株式公開)以来、成長を続けるビザ(NYSE:V)の2020年度第2四半期(1-3月期)取扱高は2兆1,000億ドルと、前年同期比で3%増加しました。

3月をはじめCOVID-19の世界的流行が取扱高に悪影響を及ぼしましたが、同四半期の営業収益は前年同期比7%増、純利益も4%増と、増収増益を確保しています。

キャッシュレス化は長期的に追い風であり、インターネット人口の拡大とともにクレジットカードやデビットカードを使った決済への需要は高まっていくことでしょう。

昨年ベリファイとペイワークスを傘下に加えたのに続き、今年1月にはプラッドを49億ドルで現金により買収することで合意するなど、セキュリティーやユーザーの利便性を高めています。

システム強化を続けることで、顧客は長期的に増え続けていく見通しです。

(3)クラウン・キャッスル

電波塔や光ファイバーケーブルなどの通信施設の所有・運営・リースを行うクラウン・キャッスル(NYSE:CCI)は不動産投資信託(REIT)であり、税制上のメリットを受けるために税引き前利益の9割以上を投資家に還元しています。

ビジネスモデルの安定性を物語るように、2015年から2019年までの間に分配金は年率約8.1%で成長し、1口当たり3.35ドルから4.58ドルに増加しています。

リース契約期間が5~15年、更新期間も5~10年と長いため、テナントから安定したキャッシュフローを得ることができ、それが分配金の安定につながっています。

5G技術は大きな追い風であり、ワイヤレス業界は今後長年にわたって続く新しい投資サイクルに入りつつあると、ジェイ・ブラウンCEOが直近の決算説明会で語っています。

このトレンドにより、同REITの事業は今後も需要を保って長期的に成長を続け、投資家は5Gの普及とともに分配金の増加を享受できる見通しです。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 


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