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2020.8.1

価格が一時急落。いま狙い目のロレックスシリーズは?

(写真=Daniel/stock.adobe.com)
(写真=Daniel/stock.adobe.com)
3月以降、高級腕時計「ロレックス」シリーズの実売価格が急落する局面がありました。超人気の「デイトナ」など、5月に入って急上昇しているシリーズも見受けられますが、長期的にはまだまだお買い得のシリーズも少なくありません。シリーズごとに価格の推移やお買い得度などを紹介します。

超人気「デイトナ」の価格も3月に1割程度下がった

数多い高級腕時計ブランドの中で、ファッション性、ステータス性、価格帯などを総合的に判断すると、日本で圧倒的人気を誇るロレックス。ファッションサイトの人気投票や、価格比較サイトの「人気売れ筋ランキング」で1位を獲得するなど、人気は疑いようがありません。実際に所有している方や、いつかは持ちたいと思っている方が少なくないはずです。

そのロレックスのシリーズのなかで、3月以降の実売価格が大きく下がっていたシリーズがあることをご存知でしょうか。たとえば、ロレックスの中でも人気度トップクラスの「コスモグラフ デイトナ 116500LN (オイスターブレスレット ホワイトラッカー)」の平均実売価格は、年初から2月頃までは290万円~300万円程度で推移していました。それが3月に入ると急落し、一時は270万円近くまで価格を下げました。ちなみに、これは中古価格ではなく新品の値段です。
 

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為替相場と需給バランスが価格に大きく影響

なぜ、新品の価格がこれだけ上下するのでしょうか。まず、ロレックスは輸入製品であるため、為替相場の影響を受けるというのが一点です。米ドル・日本円相場は、昨年の夏頃からジワジワと円安が進み、今年2月には一時1ドル=112円前後まで円安が進みました。しかし、3月に入ると世界経済の悪化懸念が高まり、円高・ドル安が加速。一時は1ドル=101円16銭まで円高が進む局面がありました。この円高・ドル安がロレックスをはじめとした高級腕時計の相場に影響し、実勢価格が下落したわけです。

もう1つ、価格に大きな影響を与えるのが需給のバランスです。ロレックスは人気のシリーズになると供給が需要に追い付かず、輸入業者が仕入れを競い合う状態になることが少なくないようです。4月、5月は自粛期間中だったこともあり、高級腕時計の需要が大きく下がり、これが価格に大きな影響を与えたと推測されます。

まだ1割程度安いシリーズも

「コスモグラフ デイトナ」などロレックスのなかでも人気のシリーズは、5月の下旬頃から価格が反発しているものが多いようです。では、他のシリーズはどうでしょうか。「デイトナ」と並ぶ人気シリーズの「エクスプローラー」シリーズも、やはり3月から5月にかけて価格が下がっていました。ただ、6月以降はほぼ年初の水準まで値を戻しています。

2018年の新作で、2018年当時の初値が260万円弱と定価の3倍弱という価格がついたことで話題となったのが「GMTマスターⅡ」です。しかしその注目作も、2月は210万円弱だったのが、3月には180万円近くまで下落しました。「デイトナ」や「エクスプローラー」と同様、5月下旬以降は急速に値を戻していますが、その2シリーズよりは戻りが鈍いようです。「GMTマスターⅡ」シリーズの「126711CHNR(オイスターブレスレット ブラック)」は、まだ1月下旬~2月上旬にかけての高値と比べると、まだ1割弱程度割安な水準にあります。今後、景気の回復とともにロレックスの需要が復活すると考えれば、狙い目といえるかもしれません。

高級腕時計や高級外車など、市場に出回る数が限られている輸入品は、為替相場や需給のバランスで値段が大きく変動します。また、同年代の製品でも盤面の色やベルトなどのアイテム、その時々の流行などによっても価格差が生じます。購入する際は、他のシリーズとの価格を比較し、価格動向を注視しつつ購入のタイミングを計るのがスマートといえそうです。
 


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