モトリーフール米国本社、2020年1月15日投稿記事より
最近、Wedbushのアナリストであるダニエル・アイブスは、目標株価350ドルと発行済株式数44億株という情報に基づいて、アップル(NASDAQ:AAPL)の時価総額は近々1.6兆ドル近くになると示唆しました。
アイブスは今、最も強気なシナリオのもとで、アップル株の目標価格が400ドルになると予想しています。
これにより、アップルの時価総額は約1.8兆ドルになり、2兆ドルへの道が見えてくるでしょう。
2021年末までに2兆ドル
アイブスはiPhone 11やAirPodsの人気から、アップル製品の需要は引き続き強いと信じており、5GのiPhoneにも大きな可能性があると考えています。
アイブスは投資家に「5Gの大規模なアップグレードの初期段階として、2億~2億2000万台のiPhoneが売れると考えている」と述べました。
これに加え、アナリストが年間サービス売上高が500億ドル以上になると再評価したことを考えると、年末までにアップルの株価は400ドルになると考えられます。
アイブスによれば、これにより2021年末までにアップルの時価総額は2兆ドルに達することになります。
ここ最近、アナリストは目標株価を上方修正しており、アップルに期待していることがわかります。
アップルは、過去10年のほとんどの期間、S&P 500よりも割安で取引されてきました。
ブルームバーグがまとめたデータによると、アップルのPER(株価収益率)がS&P 500よりも高かったのは2012年が最後で、それ以来S&P 500より低い状況にあります。
しかし、最近はアップルが収益性の高いサービスセグメントを構築しながら、iPhone一本足から脱却し、多角化しようとしていることが投資家に高く評価されています。
そのため、時価総額が2兆ドルに達成する可能性は十分にあります。
文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
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