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2020.8.1

【米国株動向】注目すべき米国配当株3選

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール米国本社、2019年10月5日投稿記事より

この記事では、アボット・ラボラトリーズ(NYSE:ABT)、メドトロニック(NYSE:MDT)、テキサス・インスツルメンツ(NASDAQ:TXN)を紹介します。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

アボット・ラボラトリーズ

大手医薬品メーカーであるアボットは、CEOのマイルズ・ホワイトによりヘルスケアの巨人としての地位を確立しました。

アボットの歴史は1888年までさかのぼります。

ホワイトはアボットに35年間在籍しており、1999年からCEOを務めています。

アボットは、ホワイトの経営下、投資家に大いに貢献してきました。

過去5年間で、アボットは118%のトータルリターン(含む配当)を投資家にもたらしました。

これは、同時期のS&P 500のほぼ2倍です。ホワイトはまた、47年連続増配を支え、アボットは「配当貴族(25年以上連続して増配しているS&P500銘柄)」入りしました。

現在、アボットの配当利回りは1.66%です(12月19日時点)。

アボットは、投資家から評価されているだけではありません。

1984年以来、フォーチュン誌の「世界で最も賞賛されている企業」リストに毎年ランクインしています。

過去6年間連続で「最も賞賛されている医療機器会社」の第1位です。

ホワイトのリーダーシップの下で特筆すべきは、イノベーションに対する同社のコミットメントです。

アボットは長年にわたり、社内の研究開発と大型買収に投資してきました。

同社の技術革新により、心臓の僧帽弁逆流の患者を治療するためのシステムなど、非常に成功した製品が生まれました。

メドトロニック

医療器具メーカーのメドトロニックは1949年に義理の兄弟であるアール・バッケンとパルマー・ヘルムンドリーによって設立されました。現在のCEOであるオマー・イシュラックは、2011年に同社にCEOとして加わりました。

イシュラックが就任して以来、同社のトータルリターンはS&P 500のトータルリターンを上回っています。

イシュラックはまた、配当政策を優先しており、この夏、メドトロニックは42年目の連続増配を発表しました。

現在、配当利回りは1.9%となっています(12月19日時点)。

イシュラックの下、メドトロニックは多くの新製品を発売し、好業績をあげました。

そして彼は、新しいロボット手術システムを展開しようとしています。

イシュラックは直近四半期決算に関する電話会議で、手術ロボットシステム大手のインテュイティブサージカルに対抗して、メドトロニックがロボット手術システム市場のリーダーになることを期待しており、「今後10年で手術の方法に革命を起こす会社」になると述べました。

なお、イシュラックは今後10年間も同社のCEOではありません。

2020年4月26日にCEOを退き、同社の会長に就任すると先日発表しています。

テキサス・インスツルメンツ

テキサス・インスツルメンツのルーツは、1930年にさかのぼります。

同社は、今日ではテクノロジー業界の巨人として知られていますが、その始まりは石油・ガス関連の小さな会社でした。

CEOのリッチ・テンプルトンは、1980年にテキサス・インスツルメンツで働き始め、2004年にCEOに就任しました。

テンプルトンのCEO就任以降、同社株のトータルリターンはS&P 500の2倍以上になりました。

過去5年間では、S&P 500の4倍以上である200%を超えるトータルリターンを達成しました。

また、16年連続で増配し、現在の配当利回りは約2.8%となっています(12月19日時点)。

テンプルトンは、テキサス・インスツルメンツがナショナルセミコンダクターを買収し、アナログ集積回路のリーダーになるための挑戦を主導しました。

テキサス・インスツルメンツは、エキサイティングなテクノロジー株ではないかもしれません。

しかし、優れた配当株であり、今後も配当が続く可能性が非常に高い企業とみられています。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan


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