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2020.7.29

NYダウの週報(1月26日週)と来週の見通し

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

中国の国内の感染者は1万1,000人を超え、死亡者は計258人に達しています。

30日のNY市場では、WHO(世界保健機構)が新型肺炎で緊急事態宣言をしたものの、「中国への旅行規制などは勧めない」との見解を示しました。

早期収束への期待が高まり、NYダウは124ドル高で引けました。

しかし、翌日の31日には、再び新型コロナウイルスによる感染拡大懸念から世界景気の先行き不透明感が高まり、NYダウは603ドルと大幅に下落。

下げ幅は昨年8月以来、ほぼ半年ぶりの大きさになりました。

米国務省は中国本土への渡航警戒レベルを最高の「渡航中止・退避勧告」に引き上げ、アメリカン航空グループなど米航空会社が中国便の運行を一時休止すると発表。

一部の米企業は社員の中国渡航を見送りはじめました。

企業活動や景気の停滞が懸念されているのです。

31日のNYダウの終値は28,256.03ドルとなり、20日移動平均線(28,880ドル)を大きく割り込みました。

次の下値のメドは100日移動平均線(27,740ドル)になるでしょう。

米国10年債利回りも1.505%まで低下。

昨年10月7日の安値と同水準になりました。

ここを割り込むと9月3日の1.429%がターゲットになるでしょう。

さらに10年債国債利回り(1.505%)が、短期金利である米財務省証券(TB)3カ月金利(1.556%)を下回る「逆イールド」が拡大しました。

逆イールドは先行き不透明感を表しており、来週も波乱の展開になる恐れがあります。

また、2月3日から上海市場が再開します。

29日から開始されている香港市場が下落していることから、大幅下落で始まることが予想されていますが、どの程度下げるのかがNYダウにも大きな影響を与えそうです。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan


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