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2020.6.7

新1万円札「渋沢栄一」、「半沢直樹」で沸く兜町、大河ドラマ効果も接近中

(写真=Felix Pergande/stock.adobe.com)
(写真=Felix Pergande/stock.adobe.com)
「証券取引所の大家さん」として有名な平和不動産が本社を構えているのは、東京都千代田区兜町の「日証館」です。実はこの「日証館」は多くのテレビドラマに登場しています。近年では、センセーショナルな内容が話題となった日本テレビ系ドラマ『知らなくていいコト』で、主演の吉高由里子さんが勤める出版社や、同じく日本テレビ系では、坂口健太郎さんが主人公を、川口春奈さんがヒロインを演じた『イノセンス冤罪弁護士』の弁護士事務所としても活用されました。

「日証館」は渋沢栄一のゆかりの地

この「日証館」は、2024年から流通する新1万円札の顔であり、近代日本における資本主義の礎を築いた渋沢栄一翁に関係の深い場所でもあります。渋沢栄一翁は、みずほ銀行、王子製紙、東洋紡績、東京海上日動保険の前身企業などおよそ500の企業の設立に関わるとともに、東京株式取引所(現・東京証券取引所)の設立にも尽力した人物です。

日証館はその渋沢栄一翁の兜町邸宅跡地に建てられたもので、1階玄関には日本経済の発展を祈念し縁起石として当地に設置した「赤石(佐渡赤石)」も展示されています。

また、渋沢栄一翁の生涯を描くNHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』の主役吉沢亮さんが、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、2021年からの放映が決まっています。
 

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「半沢直樹」続編スタート、街の再開発も始動

兜町という視点から見ると、2020年1月に放送された『半沢直樹Ⅱエピソードゼロ』では、内藤証券兜町支店がドラマの舞台である東京セントラル証券のロケ地になりました。また7年ぶりに続編がスタートする『半沢直樹』でも、舞台は証券会社であり、同じく兜町にスポットが当たることになります。

「東京証券取引所」と「日証館」を拠点とする平和不動産は、「国際金融都市・東京」構想の実現のため、日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを推進しています。実際、大規模な再開発も進行中です。その第1弾プロジェクトとなる「KABUTO ONE」は、国家戦略特区のプロジェクトとして認定されています。現在、地上15階、地下2階のビルの建設が動き出しています。

株式市場は厳しい展開となっていますが、新紙幣やドラマなどの刺激を受けて兜町の人気は上昇トレンドとなりそうです。
 

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