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2020.5.4

2020年度に始動する「デュアルモードビークル」とは

(画像=jamesteohart/Shutterstock.com)
(画像=jamesteohart/Shutterstock.com)
「デュアルモードビークル」をご存じですか。列車が走るためのレールと自動車が走るための道路の両方を走行可能なモビリティで、2020年度に初めて実用化される見込みとなっています。いったいどのような車両なのでしょうか。

デュアルモードビークルとは?

デュアルモードビークルは英語で「Dual Mode Vehicle」と書き、「DMV」という略称で呼ばれることもあります。2020年度に徳島県と高知県を結ぶ鉄道で導入予定となっており、導入されれば日本で初めてとなります。

デュアルモードビークルは道路を走るときはタイヤを使い、レールを走るときは車輪を出して対応します。道路とレールの両方に対応できることで、渋滞があるエリアではレール上を走り、レールが敷設されていない地域では道路を走り……といった使い方ができます。

すでに徳島県と高知県を結ぶ鉄道で導入予定となっているデュアルモードビークルは、JR北海道が開発した車両で、これまでにも実証実験が行われています。

デュアルモードビークルには弱点も

デュアルモードビークルには弱点もあると言われています。例えば、鉄道向けのレール上を走行するためのシステムを搭載するには費用がかかり、電車よりも定員数が少ないために輸送効率が低いことなどが挙げられています。

また、そもそもニーズが少ないエリアで導入されれば事業の採算がとれない可能性も高いでしょう。今回の初導入がうまくいけばほかの地域でも新たな移動手段として導入が検討されるケースが増えていきそうですが、採算面については慎重に判断する必要があるでしょう。
 

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初の導入事例として成功するか注目

乗り物業界ではいま革命が並行して起こりつつあります。「自動運転化」もその一つで、将来は自動運転バスや自動運転タクシーが地方で活躍することが予想されます。人が運転しないので人件費が抑えられ、利用者が少なくても採算がとれやすいことが特徴です。

デュアルモードビークルも乗り物業界の革新の一つ。初めての事例として導入が成功するのか、注目です。


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