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2019.12.17

生命保険、解約時の注意点 解約返戻金はいつ振り込まれる?

(画像=Africa Studio/Shutterstock.com)
(画像=Africa Studio/Shutterstock.com)
保険の解約返戻金は、解約のタイミングによって金額が変わります。そのため、いつ解約すべきか迷う人も多いのではないでしょうか。今回は、生命保険を解約する場合の注意点や解約返戻金がいつ振り込まれるかについて分かりやすく解説していきます。

生命保険の解約返戻金はいくらもらえる?金額を確かめる方法

保険解約時に受け取れる解約返戻金。解約返戻金はいつ解約するかによって受け取れる金額が異なるため、注意が必要です。解約返戻金の金額を確認したければ、加入時の設計書や毎年送られてくる「生命保険契約の内容のお知らせ」が参考になります。

ただし、運用益によって解約返戻金が変わる変額保険や、日本円ではなく外貨で運用する外貨建て保険の場合、加入時の設計書では正確な数字を把握できないこともあります。

生命保険会社に問い合わせるのが確実

生命保険の解約返戻金の正確な金額が知りたければ、生命保険会社に問い合わせるのが確実な方法です。問い合わせてから解約返戻金の金額を教えてもらえるまでに時間を要する場合もあるため、余裕をもって連絡しましょう。

生命保険の設計書には通常、解約返戻金と返戻率が記載されています。解約返戻金とは、その名の通り解約時に受け取れる金額(設計書においてはあくまで目安)です。返戻率とは、支払った保険料に対する解約返戻金の割合です。

解約時の返戻率には注意が必要

返戻率が100%を切っている場合、支払った保険料が受け取れる解約返戻金を上回っているということで、一般的に考えて解約によって損をするということになります。逆に返戻率が100%を超えているなら、支払った保険料以上の解約返戻金を受け取れることになり、解約で損をすることはありません。

ただし、返戻率は保険料の払い込み期間によって異なり、返戻率のピークがどこかで設定されています。たとえ解約時点での返戻率が100%を超えていたとしても、それが返戻率のピークより前であれば、あと数年は払い込みを続けたほうが得策かもしれません。

逆にすでに返戻率のピークを過ぎているのであれば、早めに解約して解約返戻金を受け取ったほうがいい場合もあります。返戻率のピークに注意して、慎重に解約の時期を決めることが大切です。

解約返戻金は、手続き完了後1週間程度で振り込まれる

生命保険を解約するには、生命保険会社の担当者へ連絡し、解約手続きに必要な書類を郵送してもらいましょう。解約返戻金は、解約手続き完了後の翌営業日から一週間程度を目安に振り込まれます。

他にも、生命保険会社の窓口に直接出向くという方法もあります。窓口なら書類の書き方などを直接教えてもらえるほか、解約手続きが速やかに完了するというメリットもあります。窓口に出向く際には、保険証券や印鑑、本人確認書類などを忘れずに持参するようにしましょう。

生命保険解約の際には、空白期間や税金などに注意!

解約返戻金は、それまで払い込んだ保険料を下回ることも少なくありません。商品によっては解約返戻金が設定されていないこともあります。新しい生命保険への加入を急ぐあまり、安易に解約しないよう注意しましょう。

また、解約によって生命保険の空白期間が生じないよう注意することも重要です。新しい生命保険に加入するには、改めて告知や診査が必要になります。当時と健康状態が変わっていれば、生命保険に加入できない場合もあります。

また、既往歴や健康状態で条件がつけば、保険料が上がってしまうリスクもあります。解約を急ぎ過ぎず、新しい生命保険への加入見込みが十分たってから解約するようにしましょう。

解約返戻金には税金がかかることも知っておかなければなりません。解約返戻金は、一時所得として所得税の課税対象となります。また、年金形式で分割受け取りした場合は雑所得となります。
 

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解約以外の選択肢も考慮に入れよう

解約によってどのぐらい所得税の負担が発生するかを保険の担当者や税理士に確認したうえで解約手続きをすることが大切です。

解約以外に、特約の見直しや保障額の減額、払済にするといった選択肢があります。払済にすれば、手続き後は保険料を支払う必要がありません。解約以外の選択肢についても知っておき、柔軟な選択をすることが大切です。


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