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2019.2.28

住宅ローン毎月支払額を減らしたいと思ったら準備すべきこと

(画像=4 PM production/Shutterstock.com)
(画像=4 PM production/Shutterstock.com)
「住宅購入」は、人生で最も大きい買い物とされています。しかし、住宅をキャッシュで一括購入するのは難しく、大抵の方は住宅ローンを活用します。住宅ローン金利自体は低いものの、「総額」が大きいため、最終的な返済額は大きな額になります。しかし、ローンにテコ入れをすることで、家計収支の改善を行える場合があります。

住宅ローンは重荷?

毎⽉の家計の出費のうち住宅ローンが重荷となっている家庭も多いでしょう。家賃を払うのも住宅ローンを払うのも出費には変わりないので住宅の購入を決断する方はいらっしゃいます。しかし、ファミリー向けの住宅は価格も高く、頭金の額によっては「月々の出費」も非常に重くのしかかります。

そうした状況下における「家計の改善方法」として、ローンの借り換えや繰り上げ返済などを通して「返済額のリバランス」を行うことも選択肢の一つ検討しましょう。時期によっては借り換えにより、返済額の減額が見込めるため、これを機に一度考えてみてはいかがでしょうか。

金利が下がれば借り換えも選択肢

現在は日銀のマイナス金利導入に伴い、住宅ローン金利も下がっています。⾦利が下がりきっているこのタイミングで、住宅ローンの借り換えをすることも選択肢の一つです。住宅ローンの借り換えを行うことで「月々の返済額」を下げることができる可能性があります。

しかし、ローンの契約内容によっては借り換えなどで手数料が発生するので、「金利が下がったから、借り換えが100%お得だ」とは限りません。見積もりを依頼し、返済ローンをシミュレーションするだけなら無料な場合がほとんどです。見積もりを依頼して、現在のローンとの差異を確認してみましょう。

例えば残りの返済年数が25年程度あり、住宅ローンの借り換えにより返済額が月々1万円減ったとすると、1年間で12万円、25年間で総計300万円もの「節約」になります。一度見直しを検討してみましょう。

必要額を想定してみよう

いきなり⾒直しの相談をする前に、家計全体の状況や、今後の必要額の想定をすることが⼤切です。

住宅ローンの借り換えが有利に働く条件は3つあるといわれています。「完済まで10年以上」「借り換え後に金利が0.5%以上ダウンする」「ローン残高1,000万円以上」がその条件です。

ただし、3つの条件はあくまで目安です。2%台前半の全期間固定金利を除いて、金利が2%以上なら借り換えを検討するといいでしょう。しかし借り換えにあたっては、家計の問題も注視せねばなりません。最も大切なのは「収入と支出のバランス」です。

言うまでもなく、収入よりも支出が少なければ安全で、逆ならば注意が必要です。住宅ローンを組んだ当時よりも所得が低下し、さらに車のローンやカードローンなど他の借り入れが増えていた場合には注意が必要です。

住宅ローンについては「どのような条件で、いつ借りたのか」という要素も、借り換えを検討する際は重要です。マイナス金利が導入されたとしても、ここ数年前後にローンを借りたばかりである場合は大きな金利差などがなく、借り換えのメリットが少ない可能性があります。

最近はインターネットなどで簡単に「借り換えシミュレーション」をすることが可能です。住宅ローン締結時には「返済予定表」と呼ばれる、経過年数と残債を示した資料も交付されているはずです。これらで現状を確認し、借り換えをしても有利になる可能性が高いか否かを事前に判断しましょう。

大事なのは家計収支のコントロール

借り換え時に返済方式の変更や、繰り上げ返済などを行うことで「支出バランス」を調整することが可能です。元利均等方式と元金均等方式と呼ばれるローン返済方式が存在しますが、これらは「月々の支払いを少なくする代わりに、トータル返済額が多い」か、「月々の返済は当初は重いが、最終返済額は少ない」の違いです。ご自身の所得状況などに合わせて適切な方を選び、収支を調整することでより豊かな生活を実現しましょう。

 

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