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2019.11.15

「お金は使ってこそ増える」のウソ・ホント

(写真=ElenaR/Shutterstock.com)
(写真=ElenaR/Shutterstock.com)
「お金は使ってこそ増える」という言葉を、あなたは正しく理解しているでしょうか。お金の使い道には投資・消費・浪費があります。それぞれをきちんと区別できるかによって、この言葉通りお金が増えるか、逆にお金が減ってしまうかが決まります。

「お金は使ってこそ増える」は本当?投資・消費・浪費の違いを解説

「お金は使うと減る」というのは、誰もが持つ一般的な考え方です。この言葉に疑問を呈する人はまずいないでしょう

同時に、「お金は使ってこそ増える」という言葉もあります。少しお金について学んだことがある人なら、これが投資を指している言葉だと分かるでしょう。しかし、中にはこの言葉を誤解し、逆にお金を失ってしまう人もいます。

お金の使い道には、投資・消費・浪費があります。投資とは、使ったお金以上のリターンを期待できるお金の使い道です。株式投資や不動産投資、勉強やスキルアップのために支払う自己投資などがあります。

消費とは、生活するために必要なものに対して支払うお金です。家賃・食費・通信費など、多くのお金は消費で消えていきます。

浪費とは、本来は必要のない、無駄なお金の使い方です。あとになって後悔した衝動買いやギャンブル、あまり価値を感じていない飲み会などが該当します。

投資=お金が増える、浪費=お金が減る

「お金は使ってこそ増える」という言葉は事実でもあり、誤解されている側面もあります。シンプルにいえば、使い道が投資であればお金は増え、浪費であればお金は減るということです。

お金との付き合い方を考えている人・考えていない人の間では、生涯資産に大きな差が生まれます。過ぎた時間は戻ってはきません。早いうちからお金に対する価値観を明確にし、使い道を自分なりにコントロールすることが大切です。

お金の使い方には「自分がどうありたいか」が表れる

お金の使い方には、その人の理想・生き方が表れます。お金の使い方を見直したいなら、「自分がどのように生きたいか」をまず見つめ直すことが大切です。何となく始めた節約や貯金、投資は長続きせず、計画性がないがゆえにかえって損をしてしまうことすらあり得ます。

高年収にもかかわらず、給料が入ったらすぐに高いスーツや小物を買い、飲み会で散財し、少しもお金が貯まらないという人がいます。その人の理想は、きっと「羽振りのいい自分」「派手で今を楽しむ自分」なのでしょう。

一時的にはそれでもいいかもしれませんが、長い人生、いつまでもそんなお金との付き合い方をするわけにもいきません。

明確な目的を定めてお金の使い方を見直す

お金の使い方を決めるには、今だけでなく少し先の未来も視野に入れることが大切です。「将来独立したい」「家族を持ち、ゆとりのある生活を送りたい」。そんな想いがあるなら、お金の使い方も自然としぼられていきます。

「目的」がなければ、節約も貯金も投資も成功しません。まずは自分なりの目的を明確にし、そのうえでお金の使い方を検討します。独立するなら、いつまでにいくら必要なのか。家族を持ったとき、結婚費用や教育費用としていくら用意しておきたいのか。具体的に考えるほど目標は明確化し、日々のお金の使い方を見直しやすくなります。

目標が定まれば、あとはそれを達成するために最適な方法を選択しましょう。お金の使い方を見直すことは、自分の理想と向き合い、望み通りの人生を叶える足がかりになります。

高年収ビジネスパーソンのお金の使い道

高年収ビジネスパーソンのすべてが、目的を持ってお金を使っているわけではありません。浪費家も中にはいるでしょう。しかし一般的に、高年収になるほど税金の負担も大きくなるので、お金の使い方を見直し、自分なりの価値観を持って運用している人が多くなる傾向があります。ここでは、成功者と呼ばれる人たちが大切にするお金の使い道を紹介します。

自己投資、ネットワーク作り、資産運用

価値のあるお金の使い道として、まずは自己投資が挙げられます。仕事で成功することに限らず、幸せな人生を送るためには自分自身の成長が欠かせません。自己投資によって、昇進や年収増加、望む職業への転職など、人生の幸福度や選択肢が格段に増えます。

続いて、成功者は人とのつながりに対してもお金を惜しみません。人脈は、仕事や人生の結果を大きく左右するファクターの一つです。ただし、本当に価値のある飲み会なのか、自分にも相手にもメリットのある関係なのかを見極めることが重要です。

最後に、資産運用があります。無駄な支出は極力減らしたうえで、余裕資金は投資にまわし、効率的に資産を増やしましょう。資産が増えることで、心の余裕や生活の仕方が大きく変わります。
 

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お金の使いみちを「見える化」し、最適に振り分ける

高年収ビジネスパーソンのお金の使い道を紹介しました。大切なのは、「今自分が何にどのくらいお金を使っているか」をまず見える化し、自分の人生の目的を踏まえ、自分なりの最適なお金の使い方を見つけることです。

そうすることで、お金に踊らされる人生ではなく、お金をコントロールした人生を送ることができるでしょう。
 

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