「年収2,000万円」止まりの人と、その上にいく人の違い

(写真=Shou/Shutterstock.com)
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「優秀な人」が辿り着けるのは、年収1,000万円から2,000万円ぐらいまでです。そこで満足せず、さらに上を目指して年収2,000万円を超える人は、何が違うのでしょうか。今回は、年収2,000万円を超える人の条件を解説します。

年収2,000万円の壁は、年収1,000万円の壁とは異なる

学校教育で「人間は平等だ」といわれようと、社会に出れば「年収」において圧倒的な差がつきます。なぜ差がつくのでしょうか。能力・努力・運……年収に影響する要素はたくさんあります。

「何も考えずに過ごしていたら、年収が2,000万円を超えていた」。中にはそんな強運や縁に恵まれた人もいるかもしれません。しかし、年収2,000万円超の人の多くが共通して持つ素質は、「戦略性」です。

「年収2,000万円を超えるにはどうすればいいのか」「どんな人が年収2,000万円を超えることができるのか」などについて、自分で観察し、分析し、勉強する。そんな姿勢を持つ人たちが、年収2,000万円の壁を超えられるのです。この記事を読むこともまた、観察・分析・勉強の一環です。

年収2,000万円超はわずか0.6%

国税庁の「民間給与実態統計調査(平成30年分)」によると、年収1,000万円超の割合は5%ですが、年収2,000万円超の割合はわずか0.6%です。年収1,000万円を超えることと年収2,000万円を超えることのハードルは比較になりません。

年収1,000万円、年収1,500万円を超えたときと同じ方法で年収2,000万円を超えようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。

年収2,000万円を超える人と超えられない人の違いはどこにあるのでしょうか?

優秀なだけの人材は年収2,000万円を超えられない

高年収を得るための方法には、職業選び、勉強など色々ありますが、働き始めて最初に思いつく一番シンプルなやり方は「優秀な人材」になることです。

仕事は成果主義の世界です。成功か失敗か、結果がハッキリ分かります。優秀な人材には仕事が集まり、自然と高いステージが用意されます。

個人で優秀な人材を目指し、与えられるステージに次々挑戦し、乗り越えていく。このやり方を徹底すれば、年収1,000万円・年収1,500万円の壁は超えられるでしょう。

しかし、年収2,000万円となると違ってきます。年収2,000万円を超えるのは、コンサルや金融専門職などの一部を除き、いわゆる経営層です。経営層でなくとも、人を動かし、個人で出せる成果の限界を突破できた人だけが、年収2,000万円を超えられるのです。

どんなに個人として優秀な人材でも、チームをマネジメントする力が備わっていなければ、結局大きな成果を挙げることはありません。年収2,000万円を超えるには、「周りの力」が欠かせないのです。

経営層とは、人を動かせる人間・社会のことを考えられる人間

チームをマネジメントするには、「自分のため」ではなく「周りのため」「社会のため」という視点が必要です。自分のことだけ考えている人に人はついてきません。

部下に指示をするだけでなく、部下の成長を支援する姿勢。周りが働きやすくなるよう率先して改革を行い、現場の生産性を向上させる手腕。そのような能力が備わっている人が、年収2,000万円の壁を突破できます。

社長や役員の人柄をじっくり観察してみてください。「自分のこと」だけを考えている人は少ないことに気づくと思います。彼らの目線は、いつも周囲に向いています。現場がもっと働きやすくなるには、社会をもっと豊かにするにはどうすればいいのか。そんな経営層のマインドを身につけることが、年収2,000万円を超えるための第一歩です。

マインドを身につけるというと抽象的ですが、一番分かりやすい方法は経営層とのかかわりを増やすことです。「この人は」と思う尊敬できる上司に対しては、食らいつくように自分から関わりを持っていく。そうすることで、経営層と接する機会につながるかもしれません。

周りのこと・社会のことを考えている人と接する機会が多くなれば、自然と自分も同じような目線で考えるクセがつきます。「こんなサービスがあれば世の中がもっと便利になるのでは?」「こんな制度を導入すれば部署全体がステップアップするのでは?」。そんな視点で考え、発言するようになれば、自然と似たような人間が引き寄せられてきます。
 

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社会への還元が年収をスケールアップさせる

年収は、自分が社会に対して成しえたことを測る一つのスケールです。自分の生活を豊かにするためではなく、周り・社会に対して何ができるかを考えて動く。そんな姿勢が、ひるがえって評価され、高年収へとつながっていくのです。
 

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