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2019.8.24

株式投資は元手があれば年利3%でも大きな利益に 高配当銘柄への投資の魅力

(写真=paikong/Shutterstock.com)
(写真=paikong/Shutterstock.com)
年間配当利回りが3%を超える高配当株への投資なら、中長期にわたって保有しておくだけで配当金収入を得ることができます。既に一定の資産を築いた忙しいビジネスマンにとって、高配当株投資は効果的な選択です。高配当株投資の魅力や注意すべきリスクを解説します。

高配当株とは?一般的な株式投資との違いや高配当株投資の魅力を解説

一般的に年間の配当利回りが3%を超える株式を高配当株と呼びます。最近は景気回復の波を受け配当金も増加傾向であることから、高配当株投資を選択する人が増えてきています。

高配当株投資とは、高配当株を中長期にわたって保有することで毎年配当金を受け取るというシンプルな投資方法です。

一般的な株式投資では、株価が安い時に株式を購入し株価が高い時に売却して利益を出します。しかし、この方法だと売り時が重要なため株価を逐一チェックしなければなりません。株価に一喜一憂するのは想像以上に精神的なエネルギーを消耗するものです。そのため、本業で忙しいビジネスマンにとってはかえって精神的な負担が増えることもあります。

その点、高配当株投資だと配当金を目的に株式を保有するため、株価に振り回される心配がありません。また、配当金は株価と比較して安定している傾向があります。株価は需要と供給によって日々変動しますが、配当金は企業がコントロールできるからです。

高配当株投資は、元手によって大きく収入が変わります。例えば、同じ利回り3%でも元手が1,000万円なら30万円、5,000万円なら150万円、1億円なら300万円といったように配当金収入が大きく変わってきます。

高配当株投資のメリットを大きく享受できるのは既に一定の資産を築いている人です。そして資産が増えるほど高配当株のメリットは大きくなります。将来的には配当金収入だけで生活することも夢ではありません。

高配当株に潜むリスクとは?リスク対策もあわせて紹介

一定の資産がある人にとって魅力の大きい高配当株ですが、当然リスクも潜んでいます。高配当株のリスクについてもしっかり認識したうえで投資判断をしましょう。

リスク①減配無配リスク

高配当株に潜むリスクの一つ目は、「減配無配リスク」です。減配とは配当金が減少すること、無配とは配当金がなくなることです。業績低迷が長く続いている場合や一気に業績が悪化した場合に起こりうるリスクです。

業績低迷が続いても、企業は投資家の離脱を防ぐため配当金はできるだけ維持しようとします。これが、配当金収入が株価と比較して比較的安定しているといわれるゆえんでもあります。

しかし、長く業績低迷が続く中で剰余金を取り崩して配当金を維持していた場合、ある日突然減配や無配になる可能性があります。減配無配リスクを防ぐには、利益を上回る配当金を出している銘柄を選ばないようにすることが大切です。

同時に、一見高配当に見えるものの実は記念配当を出していたという銘柄や、業績が良くたまたま配当金が多かったという銘柄も存在します。そういった銘柄を高配当株と誤認して購入することがないよう、購入前に過去の配当金を調べておくようにしましょう。

リスク②株価下落リスク

もう一つのリスクは「株価下落リスク」です。これは、株式投資である以上必ず付きまとうリスクです。株価が下落しても累積の配当金収入の範囲内に収まっていれば大きな問題はありません。しかし、配当金収入を上回る株価の下落が起こると何のために投資したのか分からなくなってしまいます。

株価下落リスクに対応するためには、配当金収入の累積額をきちんと把握し、株価が急速に下落した際にはトータルでの投資効果を再度チェックすることが大切です。含み損が一定額に達した場合、潔く株式を手放すのが良い投資判断です。

>>(続き)高配当株投資と一般の株式投資のメリット・デメリットを比較
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