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2019.7.14

女性の医療保険の選び方で気をつけたいポイントとは

(写真=violetblue/Shutterstock.com)
(写真=violetblue/Shutterstock.com)
医療保険を選ぶ時、女性特有の病気に対してどこまで保障をつけるかは悩むところです。手厚い保障があれば安心ですが、家計のことを考えると保険料の払い過ぎは避けたいもの。保障内容や保障期間、保険料の観点から女性の医療保険選びのポイントを解説します。

女性向けの医療保険とは?妊娠中は加入できないって本当?

「女性向け医療保険」「女性保険」とは、通常の医療保険に女性特有の疾病への保障を付け加えた保険商品です。医療保険では、入院時や診断時に保険金が受け取れます。女性向け医療保険では、女性特有の疾病にかかった場合に上乗せで保険金を受け取ることができます。

例えば、骨折で入院した時の入院給付金が5,000円だとしても、子宮内膜症で入院した時の入院給付金は1万円になるといった設計ができます。

女性向け医療保険に加入すると、女性特有の疾病が手厚く保障されるため安心感があります。一方、保障が増える分保険料は高くなるため、家計のバランスを見ながら保障範囲や保障期間をよく検討することが大切です。

また、女性が医療保険を選ぶうえで重要な視点として、妊娠・出産直後は医療保険への加入が難しくなることを理解しておきましょう。加入できたとしても、保険金がおりる範囲が制限されてしまうこともあります。妊娠は病気ではないため、健康保険の適用外となることにも注意が必要です。

医療保険は加入する年齢によって保険料が大きく変わります。ご自身のライフプランにあわせて、適切なタイミングで医療保険に加入することが大切です。

女性の医療保険は保障範囲の確認が必須

続いて、女性の医療保険ならではの保障範囲の考え方について解説していきます。

女性特有の疾病には、女性特有の器官に関する病気や妊娠・出産に関する異常、女性がかかりやすい病気などさまざまな種類があります。

女性特有の器官に関する病気とは、乳がん・子宮がん・卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症などです。妊娠・出産に関する異常とは、子宮外妊娠や帝王切開です。女性がかかりやすい病気とは、鉄欠乏性貧血や尿管結石などです。保険会社や保険商品によって保障される疾病は微妙に異なるため、加入前によく確認しておくようにしましょう。

また、保障内容を確認する時は短期入院や日帰り手術が保険金支払いの対象になるかも重要なポイントです。あわせて、一度の入院で最長何日が保険金支払いの対象になるかも確認しておきましょう。

保障金額については、入院給付金は5,000円から1万円が相場です。日本には高額療養費制度があるため、一ヵ月の自己負担額が一定額を超えれば払い戻しを受けることができます。そのため、入院給付金を不必要に高く設定する必要はありません。

ただし、先進医療は公的保険の対象外で、治療を受ける場合は全額自己負担となります。そのため、先進医療特約はつけておくと安心です。

最近は医療費削減に国と病院が一体となって取り組んでいることから、入院期間は短くなる傾向があります。そのため、入院給付金よりも入院一時金や診断一時金、手術給付金などを重視するのも一案です。

女性の医療保険の保障期間と払込期間の考え方

医療保険を選ぶうえで、保障内容とあわせて重要なのが保障期間と払込期間です。

まず、保障期間については主に「定期」と「終身」の2種類です。定期保険とは、保障期間があらかじめ定められているため、保障期間を過ぎたあとも加入し続けるなら更新が必要です。保険料は更新のたびに上がり、年齢によっては継続そのものが困難になることもあります。保障期間の間だけ保険料を払い込む設計が一般的です。

終身保険とは、保障期間が一生涯続くタイプの保険です。保障期間と同じく一生涯保険料を払い込むタイプと、一定期間に保険料を払い込みその後は保障のみが継続するというタイプがあります。

定期保険と終身保険では、若いうちは定期保険のほうが保険料は割安です。そのため、子どもの教育費用などで家計が苦しい場合、定期保険で妊娠・出産のリスクヘッジをするなど急場をしのぐという方法があります。しかし、年齢とともに保険料が上がり更新が難しくなる定期保険だと、老後の不安材料を残してしまいます。子どもが自立したり将来の見通しがたったりした時点で、終身保険に切り替えると安心です。

ライフステージに応じて保障期間・払込期間を選択する

終身保険の中でも、一定期間に保険料を払い込むタイプは保険料が最も割高になるため敬遠されがちです。しかし、現役時代に保険料を払い込んでおけば将来は安心して保障を受けられます。そのため家計に余裕があるならば、一定期間に払い込むタイプの終身保険に加入するほうがより安心といえるでしょう。
 

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