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2019.5.12

ニューリッチは「こだわりの戸建て」?高級住宅購入時の注意点

(写真=Breadmaker/Shutterstock.com)
(写真=Breadmaker/Shutterstock.com)
日本において、近い将来、経済活動をけん引することが予想されるのが、ニューリッチと呼ばれる人たちです。大きな消費である自宅の購入についても、一段階上の選択肢が挙げられるようです。今後注目されるニューリッチについて、またそのニューリッチが選ぶ高級住宅の特徴についてご紹介します。

「ニューリッチ」の定義

ニューリッチとは、世帯の純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の富裕層、または同5億円以上の超富裕層を親や祖父母に持つ、「親リッチ」とも呼ばれる人を指します。

野村総合研究所が2018年に行った調査によると、日本における富裕層・超富裕層の世帯数は2013年から増加し続け、2017年には2000年以降最多の約126万7,000世帯となっています。景気拡大・株価上昇の影響から、純金融資産5,000万円以上1億円未満の準富裕層が富裕層に、富裕層が超富裕層に移行したためと考えられています。

また、このアンケート調査によると、ニューリッチは金融および金利への知識・感応度が高く、親への精神的信頼や子どもの教育投資など家族の結びつきが強い、という特徴が見られました。今後、資産移転が見込まれ、最新テクノロジーや資産運用にも関心を持つニューリッチは、少子高齢化の日本において重要な市場として注目されています。

タワマン、戸建てのメリット・デメリット比較

富裕層に人気のある超高層のタワーマンションと戸建てですが、眺望以外にもさまざまな違いを持っています。それぞれに一長一短あるため、どちらが自分や家族の生活スタイルに合っているかで選ぶといいでしょう。
 
  タワーマンション 戸建て
立地 駅や店舗などが近い、都心のにぎやかなエリアに物件が多い 土地によって利便性や周辺環境が大きく異なる
セキュリティ 防犯カメラや常駐スタッフなどが備わっている 外装およびセキュリティシステムで工夫が必要
眺望・日当たり 一般的に高層階ほど眺め・日当たり・風通しがよい 眺望・日当たりは立地に依存する。窓を多く設置できるため風通しがよい
地震対策 揺れやすいが、耐震だけでなく免震・制震設備を備えた物件も多い。被災するとエレベーターが使えないが、備蓄倉庫などの対策がある場合も マンションより揺れにくく、広さ・工法に合った対策を行うことでより安全になる
管理 共用施設やコンシェルジュなどのサービスが充実しており、掃除やメンテナンスの管理は不要。ただし管理費が必要となる 住人が必要な設備のみを取り入れ、自身で管理を行う
動線 コンパクトで家事をしやすい造りになっている。バリアフリーに配慮した物件も多いが、多少の段差があることも 住人や将来の家族に合った間取りに設計できる
プライバシー 家族の距離が近い。上下の部屋の生活音、エレベーターやエントランスの共用なども 各居室を離して設計することで、家族間でもプライバシーを保てる

大手メーカーも高級戸建て住宅を提案

次世代の富裕層であるニューリッチに訴求すべく、各メーカーでもワンランク上の戸建て住宅が展開されています。

「xevoΣPREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム」は、ダイワハウスの技術力が作り上げた、すぐれた性能を持つ戸建て住宅です。強度があることで実現したというゆとりある2.72メートルの天井高、耐震等級3の1.5倍の強度を誇る持続型耐震、一年中いつでも快適な外張り断熱、の3点を柱としています。業界最大級となる12ミリメートルの深彫外壁「ベルサイクス」は、陰影の美しさと耐久性が特徴です。さらに、Google アシスタントを搭載したGoogle HomeによるIoTが、毎日の暮らしをより快適にするといいます。

パナソニックホームズは、同社ならではの先進テクノロジーが作り出した統合プラットフォーム「HomeX」を搭載したIoT住宅「CASART URBAN(カサートアーバン)」を提案しています。また、首都圏限定の「artim(アーティム)」は、住人の独創的でアーティスティックな思いを形にするという、プレミアムオーダーハウスです。パナソニックでは、設計において一般的な基本単位である45センチメートルではなく、業界最小となる15センチメートルのマルチモジュールシステムによって、都心の限られた土地や変形地でも、敷地を最大限に活用し強度の高い家づくりを実現するとしています。

高級さにプラスの価値を求めるニューリッチ

高級住宅を購入することが予想される点では、ニューリッチはこれまでの富裕層と同様です。加えて、大きな地震にも強い強度や、豊かで便利な暮らしのための最新技術を持つ住宅が注目されている点が、親世代との大きな変化といえるでしょう。これからも多くのメーカーから、ニューリッチに向けた特徴的な高級住宅が生まれそうです。
 

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