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2020.10.24

40歳以上の方に朗報。これなら受けたい“苦しくない”内視境検査の最前線

(写真=shevchukandrey/stock.adobe.com)
(写真=shevchukandrey/stock.adobe.com)
健康診断での内視鏡検査と聞いて、二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。過去に内視鏡検査で苦しい思いをした人はできれば避けたいと考えるのも無理はありません。しかし最近の内視鏡検査は進歩し、以前よりはずっと楽に受けられるようになっています。内視鏡検査の最前線を紹介します。

内視鏡検査は進歩している

ひと昔前までは、内視鏡検査といえば「苦しい」というイメージがありました。胃の内視鏡では挿入時の嘔吐反射や息苦しさ、大腸の内視鏡では腸内を移動するときの痛みが原因です。

日本では1950年にオリンパスによって「胃カメラ」(経口内視鏡)が開発されました。当初の内視鏡は現在の物より大幅に径が太く、患者の負担がかなり大きなものでした。やがて鼻から挿入する経鼻内視鏡が開発され、最近では、鎮静剤を使って意識を低下させている間に検査を行う方法により、患者の負担は大幅に軽減されています。
 

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上部内視鏡検査(胃):嘔吐反射が気になる人は鼻から挿入

上部内視鏡検査(胃)は、口から内視鏡を挿入する「経口内視鏡検査」と、鼻から挿入する「経鼻内視鏡検査」の2つの方法があります。

口からの内視鏡検査は、昔ながらの検査方法ですが、カメラを挿入するときの嘔吐反射を敬遠する人が多いといわれます。一方、鼻からの内視鏡検査は、挿入するときの嘔吐反射がなく、難点は喉を通過するときに違和感がある程度です。検査中も医師と会話することができます。ただし、経鼻内視鏡検査はカメラの径が細いため、解像度が低く画面が暗いのがデメリットです。細かい病変を見逃すリスクもあります。

下部内視鏡検査(大腸):鎮静剤で苦痛なし。ただし眠気が残る

下部内視鏡検査(大腸)は、胃の内視鏡のような息苦しさはありませんが、空気を送気するため腹部膨満感などの苦しさがありました。その難点を克服したのが炭酸ガスを送気する検査方法です。炭酸ガスは空気よりも吸収がよいため苦痛が軽減されます。

検査は鎮静剤を注入して行う場合がほとんどです。ただし、鎮静剤の使用は検査終了後も多少の眠気が残りますので、当日中はクルマの運転や機械の操作などを控える必要があるというデメリットがあります。

近未来は「カプセル内視鏡検査」が主流になる?

さらに、近未来型の内視鏡検査として今後主流になりそうなのが、「カプセル内視鏡検査」です。検査内容は、記録装置やセンサーを上半身に貼り付け、水で飲み見込んだカプセル内蔵カメラが体内を撮影します。そして画像情報を体外の記録装置に転送し、円滑に体内を移動させながら肛門から排出させる仕組みです。痛みがないため鎮静剤を注入する必要もなく、安全度が高い検査方法といえます。

苦しいというイメージだけで敬遠して、病気を見逃すのは残念なことです。特にがんのリスクが高まる40歳以上の人にとっては、定期的な検査も大事になります。近未来型の最先端医療で、痛みの伴わない内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょうか。

※受診するクリニックによって、検査方法が異なる場合がありますので、受診の際はホームページなどでご確認ください。
 

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