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2020.9.20

マイナンバーカードと運転免許、ひもづくって本当?

(写真=Kumi/stock.adobe.com)
(写真=Kumi/stock.adobe.com)
マイナンバー制度の改善に向けた政府の作業部会の初会合が、2020年6月に開催されました。ここで「マイナンバーカード」と「運転免許証」の一体化を検討することが確認されています。一体化にはどのようなメリットがあるのでしょうか。マイナンバーカードの課題を挙げつつ、解説していきます。

マイナンバーカードのメリットと課題

マイナンバー制度は2016年に始まりました。マイナンバーカードは身分証明書として使えるほか、持っていればコンビニで住民票や印鑑証明書を取得することができたり、児童手当などの申請もオンラインで行えたりするメリットがあります。

ただマイナンバーカードの普及はあまり進んでおらず、2020年5月末時点における普及率は16%台にとどまっています。政府は2023年3月末を目処にほぼ全国民へマイナンバーカードを普及させる目標を立て、いまさまざまな案を検討しています。

 

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運転免許証とマイナンバーカードが一体化!?

その1つが、運転免許証とマイナンバーカードの一体化です。運転免許証は7割以上の国民が保有しているため、運転免許証と一体化することで普及が一気に進むことが予想されます。

詳細な計画については公表されていませんが、一体化が実施されれば、運転免許証の新規取得や更新の際に、新たな形態の「マイナンバーカード一体型免許証」が交付されるようになるかもしれません。

そのほか、スマートフォンとマイナンバーカードを一体化させるという案もあります。いまは検討段階ですが、セキュリティ上の課題などをクリアしたうえで実現されれば、利用者にとってマイナンバー制度はかなり身近なものとなるでしょう。

マイナンバー制度は大きく進化しようとしている

マイナンバーの普及が進まない理由の1つには、持つことの利点がわかりにくい点も挙げられるでしょう。そのため国は、マイナンバーと健康データをひもづけて、専用サイトから生涯にわたるデータを閲覧できるようにするなど、利点を増やす取り組みも検討しています。

マイナンバー制度はいま大きく進化しようとしています。今後も政府の動向に注目していきましょう。

文・岡本 一道
政治経済系ジャーナリスト。日本の国内メディアと海外メディアの両方でのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会・文化など幅広いジャンルにおけるトピックスで多数の解説記事やコラムを執筆。ニュースメディアのコンサルティングなども手掛ける
 

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