(写真=Ural Japan)
ロシア製サイドカーのウラルがリミテッドエディションとして2020年に発売したのが、「ウラルFRWL(From Russia With Love)」です。この「FRWL」は、映画『007 ロシアより愛をこめて』からインスパイアされたものですが、どのような特徴があるのでしょう。
全世界35台、日本国内7台の限定販売
ベースになった車両は2020年式ウラルの「gear up」(210万円 税別)です。ウラルFRWLではさらにサイドカーには豪華な内装を施し、ボディカラーはオリジナルのシルバーバーチのブレンドでペイントされています。メカニカルでありつつミリタリールックな雰囲気を出しています。
それに合わせるようにシルバートリム、クロームサイドカーリアバンパー、クロームサイドカーミラー、クロームエンジンガードなど、メッキをあしらうことでビンテージバイクの装いにカスタマイズされています。
車両価格は240万円(税別)からで、ガソリン携行缶やフロアマット、LEDライトなどさまざまなアクセサリーを追加することも可能。このリミテッドエディションは35台のみ生産され、そのうち日本へは7台が振り分けられています。
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バイクとサイドカーが切り離せず駆動は2WD=普通自動車免許で乗れる!
ウラルのサイドカー(側車)がユニークなのは、バイク本体と側車部分が切り離せない構造で、しかもgear upシリーズはすべて側車のタイヤも駆動する2WDであるところでしょう。そのため普通自動車の免許で運転できますが、二輪車の免許では運転はできません。
ウラルFRWLも2WDモデルであるため、普段は1WDで、オフロードでの走破性を高めたいときには2WDと、レバー操作で簡単に切り替えることができるのです。ギアはマニュアルの前4段、後1段を採用。
サイドカーといっても側車部分を外しても走行できる構造ならば、日本の法律上では二輪車に区分され、排気量にあった二輪車の運転免許が必要です。ちなみに側車付きの原付きは2人乗りができません。
街中で乗れば注目の的になること間違いなし
趣味性の高いバイクのなかでも、ウラルは強烈なインパクトを放ちます。普通免許で乗れるバイクというニッチなカテゴリーもマニアにはたまらないでしょう。質実剛健で年代を超越したデザインだけに、飽きることがないのかもしれません。
【ウラルFRWL(From Russia With Love)】
排気量(cc):749
エンジン形状:4st OHV空冷水平対向2気筒
最大出力(hp/rpm):41/5,500
最大トルク(kgf・m/rpm):5.81/4,300
燃料システム:Keihin製 EFI
推奨燃料:レギュラーガソリン
燃料タンク容量(L):19
燃費(km/L):約13~20
最大巡航可能速度(km/h):113
始動方式:セル&キック
クラッチ:乾式ダブルディスク
トランスミッション:マニュアル前進4段、後進1段
駆動方式:ドライブシャフト
車体サイズ(全長×全高×全幅cm):251×138×162
乾燥重量(kg):331
最大許容量重量(kg):約600
車両価格(税別):240万円~
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