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2020.5.19

【連載#2】ワンランク上の賢いクルマの選び方

【2】限りなく新車に近い「新古車」を狙う!

高級輸入車を“成功の証”として購入する富裕層や会社経営者は少なくありません。しかし、誰しもがこれらを新車で購入しているわけではありません。特に最近では、「登録済み未使用車」と呼ばれる、いわゆる新古車が大量に市場に出回っています。新古車のメリットとデメリットについて考えてみました。
 

走行距離はわずか。新車に比べてお買い得の新古車とは?

「カーセンサーnet」や「グーネット」といった中古車情報サイトなどでお目当ての高級輸入車を検索すると、走行距離が3,000キロにも満たない車両がたくさんヒットします。それらのほとんどが『登録済み未使用車』で、いわゆる新古車と呼ばれる車両です。

これまで一般的には新古車はディーラーなど販売店の試乗車がほとんどでしたが、最近では販売目標をクリアするために自社登録した車両も新古車として市場に流れているそうです。

新古車のメリットは何といっても価格の安さです。まっさらの新車ではありませんが、中古車に比べて走行距離も少なく、車体や内装も圧倒的にキレイで傷もほとんどありません。ディーラーの試乗車として使われていた車両なら走行距離は数千キロ、販売ノルマかさ上げのために自社登録されたクルマなら数十キロという車両も珍しくありません。後者であれば、ほぼ新車同然といっていいでしょう。当然のことながらクルマのボディを見ただけでは、新車なのか新古車なのかは見分けることができないため、新古車ばかりを狙って購入する富裕層や会社経営者も多いと聞きます。

クルマを新車で購入する場合には、新規登録時に「自賠責保険」「自動車重量税」「自動車税」といったいわゆる諸経費を支払う必要がありますが、新古車の場合はディーラーなどの販売店がすでにこれらを支払っているため、必要となるのは「自動車取得税」のみです。

では、デメリットはあるのでしょうか? 強いて挙げるとすると、新車に比べてメーカー保証や車検の残存期間が短くなってしまうということでしょうか。また、試乗車に使われていた車両などでは、たくさんの人がハンドルを握った過去があることになります。もちろん、販売するに当たって内装などは綺麗に掃除されていますが……。新車と比較した場合、好みのボディカラーの車両がなかったり、メーカーのオプションを選べないこともデメリットと呼べるかもしれません。
 

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新車同然のBMWが100万円以上安く売られている

2019年7月に発売された『週刊東洋経済』(東洋経済新報社)の記事で、ほとんど走っていない新車同然のBMWが100万円以上安く売られているという事実が掲載され、ネットでも話題になりました。BMWの販売現場で売り上げをかさ上げするためにディーラー自らが自社登録を行い、新車同然の「新古車」が市場に溢れているという内容でした。ディーラー側は自社登録を行って台数ノルマを達成することでメーカー側から成功報酬(リベート)を手に入れることができるというのです。

確かに中古車情報サイトで検索すると、ライバルのメルセデス・ベンツの車両に比べて圧倒的に走行距離の少ない新古車がたくさん掲載されています。新車以外のクルマの価格は需給によっても異なるため、新古車が多いメーカーはその分、割安で購入できる可能性も十分にあります。新車の高級輸入車には手が届かないと思っている人は、一度、新古車の価格をチェックしてみてはどうでしょうか。

ちなみに、高級輸入車ばかりを扱っている販売店の社員に尋ねたところ、「車両本体価格約580万円のメルセデス・ベンツC220dセダンの購入を検討されいるお客さまに、初年度登録から8カ月落ち、走行距離2,500キロの車両を車両本体価格400万円程で提供したことがある」との回答がありました。
 

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