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2019.11.30

圧巻のくつろぎタイムが過ごせる「絶対欲しい」TOTO究極トイレの開発秘話

(写真=TOTO株式会社より)
(写真=TOTO株式会社より)
注文住宅の購入やリフォームでトイレ設備を選ぶとき、せっかくなら最高級のモデルを検討したいものです。そこでご紹介するのが、2017年8月にリリースされたTOTOのフラッグシップモデル「ネオレストNX」です。デザイン、機能性、清潔さなど、あらゆる部分にこだわったネオレストNXの開発秘話を、TOTO株式会社広報部の桑原さんにお伺いしました。

創立100年を迎えて。次世代のトイレを開発

2017年8月1日に発売された次世代トイレ「ネオレストNX」、発売から2年が経過した2019年9月現在では、日本をはじめ中国、台湾、タイ、ベトナムなどのアジア圏に加え、アメリカにも進出しています。海外での売り上げも好調で、当初の予想を超える反響を呼んでいるそうです。

フラッグシップモデルのため、価格は下位モデルにあたるネオレストAH・ネオレストRHの約1.5倍。それでも多くの人に選ばれているのには、大きな理由がありました。

TOTOの独自技術と高いデザイン性に注目

(写真=TOTO株式会社より)
(写真=TOTO株式会社より)
――ネオレストNXの人気の理由について教えてください。

桑原さん:TOTOのトイレの最高級モデルであることに加え、高いデザイン性で選ばれているようです。特にエグゼクティブ層・ハイクラス層から人気です。もちろん、以前から高く評価いただいているさまざまな機能がフルスペックで搭載されていることも理由の一つです。

TOTOの「便器そのものを清潔に保つ」機能は、多くの方に喜ばれています。ネオレストNXの便器の表面はとても滑らかでツルッとしています。これは、TOTO独自の技術である「セフィオンテクト」を施しているからです。

従来の釉薬(ゆうやく:陶磁器の表面を覆うガラス層)の上にさらにセフィオンテクト層を焼き付けて、100万分の1ミリのナノレベルで便器内部の表面をツルツルに仕上げているので、汚れが付きにくく落としやすい便器です。約1,200度の高温で焼き付いたガラスのように硬い表面なので、トイレブラシで40万回擦っても傷がつきません。

トイレの汚れのもとになる菌を除菌する「きれい除菌水」機能も搭載しています。水道水や地下水などに含まれる塩化物イオンを電気分解すると、除菌成分である次亜塩素酸を含んだ水が生まれます。これを使用後の便器内やウォシュレット®のノズルの洗浄に利用して除菌することで、汚れの発生を抑え、掃除の手間を軽減できるのです。

苦労の末にたどり着いた「真の一体形」

――TOTO独自の技術で機能性も高いネオレストNXは、どこに設置しても絵になるデザインも魅力です。ネオレストNXのデザインへのこだわりを教えてください。

桑原さん:ネオレストNXのデザインコンセプトは「真の一体形」です。TOTOでは、ウォシュレットと便器を一体的にデザインしたトイレを「ウォシュレット一体形便器」と呼んでいるのですが、従来までは、便器の上にウォシュレットが乗っている構成になっていました。

ネオレストNXは、ウォシュレットの機能部分が便器の中にすっぽりと収まっていて、フタが閉じていると、便器とフタしか見えません。まるで一つのオブジェのようなデザインに仕上げたことで、どのようなテイストの空間にもぴったりとマッチしてくれるトイレになりました。

しかし、このデザインを実現するのはとても難しく、デザイナー、開発者、生産技術者などが集まるプロジェクトチームは大変苦労したと聞いています。

――確かに、このようなデザインのトイレは他に類を見ません。なぜ、これまでネオレストNXのようなデザインのトイレが生まれなかったのでしょうか。

桑原さん:トイレは、下側の便器が陶器で、上側の便座(ウォシュレット)はプラスチックでできています。異なる材質のものを組み合わせて一体に見せるのは、実はとても難しいのです。

陶器は、お皿などと同じ「焼き物」です。原料は土と水で、型から出たばかりの状態から、乾燥工程をへて、約1,200度の窯で焼き上げて陶器になると、約13%も縮みます。しかも、重力の影響をうけて、歪みながら縮むのです。

ネオレストNXでいうと、便器の後ろの大きな曲面部分は、内側に倒れるように大きく歪みながら縮みます。この“歪み”を見越して、わざと形を歪ませた型をつくっているのですが、これがノウハウの塊です。

焼きあがった便器が狙い通りの寸法に収まるように、原料の調合から製造工程の温度・湿度管理に至るまで細心の注意を払っているのですが、金型通りにできあがってくるプラスチック部品のような寸法精度は、陶器では出せないのです。

従来のトイレは、便器と便座(ウォシュレット)の寸法の違いが目立たないように、便器の上面を平らに仕上げてそこに便座を乗せるような形になっていましたが、それだと、特に横から見たとき、便器と便座(ウォシュレット)が別々のパーツに見えてしまいます。
 
(写真はネオレストAH)
(写真はネオレストAH)
100年培ってきた便器をつくる技術を駆使して、その限界を突破したネオレストNXは、まさに「真の一体形」と呼ぶにふさわしいトイレだと自負しています。

――思わず人に自慢したくなるようなネオレストNX、自宅に設置する際におすすめのインテリアなどがあれば教えてください。

桑原さん:360度どこから見ても美しいデザインですから、あえて便器の後ろの部分も見えるように設置することもできます。真横から見ても美しいので、トイレの横からアプローチするような配置も面白いと思います。

オブジェのようなネオレストNXが空間を引き締めて、より洗練されたレストルームに仕上げてくれます。

くつろぎの時間を過ごせるパブリックトイレ「TOTO宮島おもてなしトイレ」

TOTO宮島おもてなしトイレ
TOTOが手掛けたくつろぎの空間は、観光客が利用するパブリックトイレにもありました。2019年8月1日にオープンした「TOTO宮島おもてなしトイレ」は、世界遺産の厳島神社にほど近い表参道商店街で、国内外から訪れる観光客をもてなしています。

観光客の満足度向上を目指す広島県の廿日市(はつかいち)市と、日本のトイレ文化を世界に発信したいTOTOがパートナーシップ協定を結び実現した地上2階建ての施設で、1階には観光案内と広々としたトイレが、2階には休憩スペースとトイレがあります。
 
TOTO宮島おもてなしトイレ
外国人観光客にも分かりやすい表示に、小さな子どもと保護者が一緒につかえるファミリートイレ、性別に関係なく利用できるだれでもトイレなどを配置し、国籍、年齢、性別によらず、あらゆる人がストレスなく利用できることを目指したトイレです。

――「TOTO宮島おもてなしトイレ」は設置から1ヵ月が過ぎました。利用者からはどのような声が上がっていますか?

桑原さん:海外から宮島に訪れた方は、トイレの美しさに「Amazing(アメイジング)!」と驚かれたそうです。日本人観光客にも、「観光地の公衆トイレなのに、とてもきれい!」と、大変喜ばれています。

日本のトイレの清潔さと機能性の高さは、世界トップレベルだと思います。パブリックトイレも、商業施設は1990年代から、高速道路のパーキングエリアなど交通施設では2000年代から、きれいなトイレがどんどん増えています。

そうした流れの中で、観光地のトイレに関しては、整備が進んでいないトイレがまだまだ多いのが現状です。TOTO宮島おもてなしトイレは、全国各地の観光地トイレのお手本になればうれしいですね。

きれいな状態を長く保つためには、メンテナンスも重要です。今回のTOTO宮島おもてなしトイレは、設置後のメンテナンスにも力を入れています。TOTOはメンテナンスのノウハウを廿日市市と共有して、廿日市市側は清掃・メンテナンスの常駐スタッフを用意して、毎日こまめに清掃や点検を行っています。

何度訪れても感動するような、美しいトイレで観光客の皆さんをおもてなしできたらと考えています。

※TOTO宮島おもてなしトイレに設置されているトイレ器具はパブリック専用モデルです。
 

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家庭でも外出先でも。TOTOのトイレ空間でくつろぎの時間を

日本で100年以上トイレをつくり続けてきたTOTO株式会社。長い歴史の中で培った技術やノウハウをもとに、常に新しい挑戦を続けています。注文住宅を購入する際、あるいはリフォームを行う際には、デザイン性、清潔性、快適性、どれをとっても世界トップレベルのTOTOのトイレを検討してみてはいかがでしょうか。
 

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