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2019.11.23

メルセデス・ベンツ「車を売らないショールーム」をレポート

(写真=Mercedes meより)
(写真=Mercedes meより)
一度は所有してみたい、あこがれの車といえばメルセデス・ベンツの名を挙げる人も多いことでしょう。以前は、限られた人が乗るようなイメージを持たれがちな高級ブランドでしたが、最近は「車を売らないショールーム」をコンセプトに展開する「Mercedes me(メルセデス ミー)」の取り組みが認知され、年齢や性別に関係なく多くの人に親しまれているといいます。

エグゼクティブ御用達のメルセデス・ベンツが、一般ユーザーを取り込むべく始めた新しい形のショールームが生まれた理由やMercedes meの楽しみ方について、メルセデス・ベンツ日本の広報担当・奥さんに聞きました。

メルセデス・ベンツの車を売らないショールームとは

2011年、メルセデス・ベンツ日本は「車を売らない」をコンセプトに「Mercedes-Benz Connection(メルセデス・ベンツ コネクション 現:Mercedes me)」を開設し、話題を呼びました。しかし、車を販売するメーカーにおいて、それは大きな挑戦でした。

メルセデス・ベンツ日本の現代表である上野さんがドイツの本社に赴き、車を売らないショールームの開設について掛け合うものの、なかなか首を縦に振ってもらえません。それでも上野さんはあきらめることなく、何度も本社を訪れて必要性を訴えたといいます。

実は300万円代から購入できるメルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツというと、日本では「エグゼクティブが所有する高級な車」「車体が大きくて運転が難しそう」といったイメージを抱かれがちです。ところが、意外と購入しやすい価格帯で、かつコンパクトな車種も多く販売しています。

メルセデス・ベンツでは、約160種類のモデル(2019年現在)を販売しています。2012年からコンパクトカーを拡充し、女性や運転に慣れていない人でも運転しやすい車種を増やしています。価格も300万円代のものがあることは、2011年当時には広く知られていませんでした。

このような事実をもっと多くの人に知ってもらいたい、メルセデス・ベンツに親しんでもらいたい、そのために何をすべきか考えた時、思いついたのが車を売らないショールームでした。

上野さんは、既存のイメージからの脱却を図り多くの人に慣れ親しんでもらえるブランドとなるために、来店者に購入プレッシャーを与えず気軽に車に触れられる場所が必要だと考えたのです。ドイツの本社に断られてもあきらめずに、何度も足を運んだ結果、18ヵ月の期間限定という形でMercedes-Benz Connectionが誕生。

結果として、期間限定のMercedes-Benz Connectionは大成功のうちに終わりました。

日本から世界へ。ヨーロッパにも広がるMercedes me

Mercedes-Benz Connectionが終了した後、日本での好評を受けて、メルセデス・ベンツは同様の店舗を日本以外でも展開することを決断します。2017年10月、名称をMercedes meに変更し、日本発の「車を売らないショールーム」が世界に広がりました。

一般的に、自動車の販売店は車を購入したいと考えている人が入店の対象で、車を購入する意思がない人が立ち寄ることはほとんどありません。Mercedes meはこのような固定概念を覆し「お客さまに会いに行く」手法で成功を収めました。

カフェやレストランを併設して、これまでメルセデス・ベンツになじみがなかった若年層や女性にアプローチをしました。また、気軽に試乗を楽しめるようにしたことで、車が好きな男性にも、これから車を購入したい人にもメルセデス・ベンツのよさをアピールできるようになりました。国内では東京六本木、羽田空港、大阪の3店舗で展開しています。

買い物帰り、仕事帰りに立ち寄りたいMercedes me Tokyo六本木

(写真=Mercedes meより)
(写真=Mercedes meより)
カフェやレストランが店内にあるMercedes meの客層は、バラエティに富んでいます。特に、六本木にあるMercedes meは東京ミッドタウンや美術館に近いことから、買い物や美術館の帰りに休憩がてらカフェを訪れる人が多くいるのだそうです。カフェやレストランの利用客には若い女性も多く、子ども連れのファミリー層の姿も見られます。

夜になると、フレンチ・イタリアンが楽しめるレストラン「UPSTAIRS(アップステアーズ)」には、グルメを堪能したいビジネスパーソンも訪れます。おいしい料理が比較的手ごろな価格で食べられると好評です。

車が好きな子どもや学生にも、「気軽に車に触れられる」と人気を得ています。休日には家族で訪れる方も多くいます。

気軽にできる試乗で快適さにうっとり

(写真=Mercedes meより)
(写真=Mercedes meより)
気軽に試乗が楽しめる「TRIAL CRUISE(トライアル クルーズ)」では、セダン、コンパクトカー、SUVなど、約20車種の豊富なラインアップから試乗車を選べます(大阪は約10車種)。受付時間は午前10時から午後7時30分までで、事前に予約をしておくとスムーズに利用できます。

ふらっと立ち寄って試乗を申し込んでも、予約が入っていなければ利用できるのもポイントです。車を運転する習慣がない人でも、運転席の位置など、基本的な部分からサポートしてもらえるビギナーズレッスンを利用すれば、安心して試乗できます。仕事帰りに、空き時間に、メルセデス・ベンツの快適性を試してみてはいかがでしょうか。

Mercedes meを最大限に楽しむ方法

最後に、Mercedes meのおすすめの楽しみ方をご紹介します。

思わず写真に収めたくなる!メルセデス・ベンツのロゴ入りフードメニュー

レストランのUPSTAIRSで、ランチにぴったりなメルセデス・バーガーを注文してみましょう。ロゴ入りバンズでジューシーなパテとシャキシャキのレタスがサンドされています。こちらは写真映え抜群のメニューです。

カフェ「DOWNSTAIRS COFFEE(ダウンステアーズ コーヒー)」でトーストをオーダーすると、ロゴマークをかたどったバターが登場します。こちらのカフェは、本格的なコーヒーが楽しめると人気です。

ランチやディナーはUPSTAIRS、朝食や軽食にはDOWNSTAIRS COFFEEと、その時の気分とお腹に合わせて利用してみましょう。

カップルに人気!マイバッハで送迎

大切な記念日やプロポーズに利用したい、メルセデス・マイバッハSクラスの送迎付きディナーもおすすめです。かつて、世界の王侯貴族や政治家、スターなどがこぞって愛した伝説の名車、マイバッハの伝統を継承して生まれたのが、メルセデス・マイバッハSクラスです。

エレガントなデザインに世界最高水準の技術を詰め込んだ贅沢な1台に、とびきりのおしゃれをして乗り込み、東京の夜のドライブとUPSTAIRSのディナーに酔いしれてみましょう。

メルセデス・ベンツのシンボルマークだらけのグッズ売り場にGO

車は売っていないMercedes me、しかしシンボルマーク入りグッズは販売されています。ゴルフグッズにスマートウォッチ、ベビーカーまでそろいます。他にはないグッズを使っているだけで、日々の生活が少し楽しくなりそうです。
 

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車好きもグルメ好きも楽しめる!一日いても飽きないMercedes meに行ってみよう!

メルセデス・ベンツ日本が仕掛け人となり、世界に広がった新しい形のショールームは、楽しみが満載のテーマパークのような場所でした。今度の休日は何をしようか、迷った時にはぜひMercedes meに足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

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