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2019.11.1

グルメの街ブリュッセルで「美しい街並み」を楽しむ

グラン・プラスで行われたフラワーカーペットフェスティバルの様子
(写真=Izabela23/Shutterstock.com)
グラン・プラスで行われたフラワーカーペットフェスティバルの様子 (写真=Izabela23/Shutterstock.com)
ベルギーといえば、チョコレートやワッフル、ビールなどを連想される方も多いかもしれません。首都ブリュッセルは、コンパクトで見どころが集中した観光の街として魅力が詰まっています。「小パリ」と呼ばれる美しい市街地をはじめ、見どころをご案内します。

幻想的でロマンチックな雰囲気が味わえる「グラン・プラス」

(写真=Koverninska Olga/Shutterstock.com)
グラン・プラス
(写真=Koverninska Olga/Shutterstock.com)
真っ先におすすめしたいのが、ブリュッセル旧市街の中心に位置する広場グラン・プラスです。ブリュッセルの街を象徴するようなスポットで、中世には馬上槍試合(ばじょうやりじあい)が行われていたといいます。

文豪ヴィクトル・ユーゴーが「素晴らしく大きい広場」と称し、ジャン・コクトーが「絢爛たる劇場」と賛美したグラン・プラス周辺。煌びやかな装飾をまとった市庁舎や王家、そして大商人たちのギルドハウスが軒を連ね、その美しい眺めは絶好の撮影スポットになっています。ライトアップが美しい夜の時間帯は幻想的でロマンチックな雰囲気もたっぷり。

鐘楼(しょうろう)が印象的な市庁舎、ブラバン公の館は金の装飾が施され、博物館となっている王家や建ち並ぶギルドハウスの華麗な装飾は必見に値します。

ギルドハウスの「ギルド」とは、中世~近代ヨーロッパで商工業者の職業別組合所のことです。各ギルドハウスには、それぞれの職業のシンボルが施されており、例えばスペイン王の場合はパン職人のギルド、角笛は船頭同業組合を象徴しています。その装飾ひとつひとつをじっくりと鑑賞しながら、広場に集ったビール博物館やベルギー王室御用達のチョコレート店ゴディバ、ガレなどの人気店にも足を運んでみるなど、ここだけでもいろいろな楽しみ方ができそうです。

王室の結婚式も行われる「聖ミッシェル・聖ギュデュル大聖堂」

(写真=TMP_An_Instant_of_Time/Shutterstock.com)
聖ミッシェル・聖ギュデュル大聖堂 正面から
(写真=TMP_An_Instant_of_Time/Shutterstock.com)
ブリュッセル中央駅から歩いて5分ほど、グラン・プラスからは歩いて8分ほどの聖ミッシェル・聖ギュデュル大聖堂 (Cathedrale des Sts Michel et Gudule)は、「パリのノートルダム寺院より、ロンドンのウェストミンスター寺院より、優雅で美しい!」とブリュッセルっ子が誇る大聖堂です。
 
(写真=Emeryk III/Shutterstock.com)
大聖堂内のパイプオルガン
(写真=Emeryk III/Shutterstock.com)
この大聖堂はゴシック様式で建てられ、建築がはじまった13世紀から完成までに300年ほどかかったと言われています。

王室の冠婚葬祭が行われることでも有名なこの大聖堂では、前国王ボードワン1世の国葬、1999年にはフィリップ王子(現国王)とマチルド妃の結婚式が行われています。今でもベルギー王室などの重要な祭儀が取り仕切られており、故ボードワン国王や故ファビオラ王妃の葬儀には日本の天皇皇后両陛下も参列されています。厳かな雰囲気の大聖堂で、心静かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

大聖堂への入場は無料です(宝物殿やクリプトは別途予約と料金が必要)。平日は7:00~18:00まで入場できますが、午前中はミサが行われているため、週末の見学可能時間は土曜日が8:00~15:30、日曜日が14:00~18:00です。

夏季に一般公開されるブリュッセル王宮Palais Royal

(写真=Alexandra Lande/Shutterstock.com)
夏のブリュッセル王宮
(写真=Alexandra Lande/Shutterstock.com)
夏の期間だけ一般公開される、ベルギー王家の宮殿だった「Palais Royal」(ブリュッセル王宮)は、ベルギーの首都にある最も美しい建物のひとつ。

中世ネーデルラントのブラバント公国の領主、ブラバント公の宮殿跡地に建つ現在の建物は、18世紀にネーデルランド王オレンジ公ウィレム1世の統治下に再建されたものが礎です。1904年、国王レオポルド2世によってルイ16世様式に改築されました。18世紀に建てられた建物の両翼には、右翼側に歴代の王の紹介に加え、「ベルビュー博物館」でベルギーの歴史も学ぶことができます。

こちらは普段、一般公開はされていませんが、毎年夏季(7月下旬~9月上旬)に限り入場料無料で一般に公開され、建物内を見学できる貴重なチャンスとなっています。

王宮内はシャンデリアや絵画などの華やかな装飾で飾られており、螺旋階段、玉座の間、ギャラリーホールなど、見所は数多くありますが、その中でもひときわ有名な「鏡の間」は必見。

ベルギーの現代アーティスト、ヤン・ファーブル(『ファーブル昆虫記』で知られるジャン・アンリ・ファーブルのひ孫)が作った作品「Heaven Of Delight(ヘブン・オブ・デライト)」は、百万以上ものタイ産のタマムシの甲羅を天井に貼り付けたという一風変わった作品です。しかしながら幻想的な色合いは、なんとも魅惑的。

百聞は一見にしかず、足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

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アクセスしやすいブリュッセル市内

(写真=paxan_semenov/Shutterstock.com)
グラン・プラスを空中から
(写真=paxan_semenov/Shutterstock.com)
治安の良さで人気のベルギーの首都ブリュッセルは、中心部に見どころが集まっているので観光しやすいのが特徴です。また、ベルギーの郷土料理は伝統的なフランス料理を基礎としているため、ヨーロッパの中でも有数の美食の国として知られており、グルメも満喫できます。

空港からグラン・プラスなどの多くの見どころが集中するブリュッセル中心部に移動する場合は、電車が便利です。空港の地下は鉄道駅と直結していて、空港とブリュッセル市内の主要駅を結ぶエアポート急行が発着し、また、すべての電車がブリュッセル中心にある北駅、中央駅、南駅に停まります。
 

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