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2019.10.16

数多くある山梨のワイナリー。おすすめと高級ワインを紹介

(写真=まるき葡萄酒 地下貯蔵庫)
(写真=まるき葡萄酒 地下貯蔵庫)
国産ワインの一大産地である山梨では、日本特有のブドウや希少種を使ったワイン、古酒など、バラエティ豊かなワインを味わうことができます。ワイン好きなら一度は訪れてみたい山梨にある2つのワイナリーに、ワインづくりへのこだわりやワイナリー見学のポイント、おすすめのワインについてお話を伺いました。

現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」

(写真=まるき葡萄酒より)
(写真=まるき葡萄酒より)
1877年、2人の青年がフランスで1年半のワイン修行を終えて勝沼に戻り、すぐさま「甲州種」を使ったワインづくりを始めました。そうして1891年に設立されたのが、まるき葡萄酒の前身である「マルキ葡萄酒」です。近年ではワインづくりにとどまらず、ワインとのマリアージュを重視したグルメを楽しめるラグジュアリーなホテルや高級旅館、レストラン、ショコラトリーなどの運営も行っています。

ワイナリー見学と観光農園での生食用のブドウ狩りを楽しめるのもこのワイナリーの特徴で、ワイン好きの大人はもちろん、休日は家族連れでもにぎわっています。

ワインづくりへのこだわり

(写真=畑の様子)
(写真=畑の様子)
まるき葡萄酒が使用しているワイン用ブドウは、契約農家のほか、全国各地にある自社圃場で作られています。群馬の赤城山麓にある圃場では「ノートン」や「小公子」といった珍しい品種を、山梨では「甲州」と「マスカット・ベーリーA」などの代表的な品種を、というように、その土地の気候に合った品種を栽培しています。
 
山梨の圃場では羊が放牧されています。羊たちは自由に動き回り、地表を掘り起こし、雑草を食べます。そして羊の排泄物が健康的な肥料となり、土壌の物質循環が起こります。また、土壌をほとんど耕さず雑草を生やしたままにする「不耕起草生栽培(ふこうきそうせいさいばい)」を取り入れているため、水はけのよさが確保できます。雑草とブドウの根が競合しブドウの生命力を高め、持続可能な成育環境を整えることを目指しています。

ワイナリー見学のポイント

(写真=まるき葡萄酒 樽貯蔵庫)
(写真=まるき葡萄酒 樽貯蔵庫)
まるき葡萄酒で行われているいくつかのワイナリー見学の中でも、ワイン好きにおすすめしたいのがワインの醸造責任者が案内するツアーと、ソムリエが厳選したワインとおつまみを楽しめるマリアージュツアーです。単に見学するだけにはとどまらない、ディープなツアーを体験できます。
 
(写真=まるき葡萄酒 醸造場)
(写真=まるき葡萄酒 醸造場)
まるき葡萄酒ならではのスペシャルなスポットは、ワイナリーの2階から望む甲府盆地の雄大な景色と、貯蔵庫にある約130本の樽、地下セラーにある約3万5,000本のワインです(トップ写真)。圧巻の光景は、古くから続くワイナリーだからこそ見られるものです。

飲んでおきたいワイン

(写真=まるき葡萄酒より)
(写真=まるき葡萄酒より)
ここにしかない高級ワインを楽しみたいのなら、「甲州古曲1968」を手に入れておきましょう。レッド・ミルレンニュームというブドウを使用した白ワインで、50年以上経ってなおしっかりとした、それでいて古酒ならではの丸みある味わいが感じられる逸品です。

まるきワイナリーでつくられるワインは、料理と一体となって、よりおいしさを増します。まるき葡萄酒株式会社が運営するホテルや旅館、レストランで、まるきワイナリーがつくるワインにぴったりのグルメに舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

―基本情報―
まるき葡萄酒株式会社
住所:甲州市勝沼町下岩崎2488
TEL:0553-44-1005

「盛田甲州ワイナリー」で金賞受賞のワインを味わう

(写真=シャンモリ外観)
(写真=シャンモリ外観)
江戸時代から酒やみそ、しょうゆなどを醸造していた「盛田家」が創業したのが「盛田甲州ワイナリー」です。その成り立ちから、醸造の高い技術とノウハウを持っているのが特徴で、ワインの一大産地、勝沼の中心に広大な製造工場を構えて、“美しい盛田”を意味する「シャンモリ」ブランドのワインを作り続けています。

ワイン作りへのこだわり

自社畑は標高384メートルにあり、水はけのよい土壌と、湿気による病害からブドウを守る風、昼夜の寒暖差など、ブドウ栽培に適した環境にあるといいます。

ワイナリーの敷地内にある自社畑では、勝沼では希少なシャルドネやカルベネ・ソーヴィニヨンなど欧州系の品種を栽培し、世界に通用するワインづくりを行っています。勝沼、笛吹、南アルプスなど甲府盆地に広がる県内各地の契約農家の圃場では、山梨特有の品種を栽培し、勝沼らしいエレガントなワインづくりを追求しているそうです。

ワイナリー見学のポイント

(写真=醸造所の様子)
(写真=醸造所の様子)
年中無休(年末年始を除く)でワイナリーの自由見学を受け入れています。時間をかけてゆっくりと樽セラーや製造ラインを見学しましょう。時には、醸造家から貴重な話を聞けることもあります。

ブドウの搾汁や瓶詰の光景は、収穫が行われる夏から秋に見ることができます。ブドウが発酵している時期には、ワイナリー全体にワインの香りが漂います。

見学の際にはワイナリーおすすめのワイン8種を無料で試飲できるだけでなく、自社畑で収穫した希少なシャルドネも1杯300円で試飲できるのもうれしいポイントです。気に入ったワインは、ワイナリー内にある売店で購入しておきましょう。

飲んでおきたいワイン

(写真=盛田甲州ワイナリーより)
(写真=盛田甲州ワイナリーより)
シャンモリワインは国際的にも高い評価を得ており、デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2019では、「シャンモリ山梨/甲州2018」が金賞を受賞しました。クリアな酸味に上品でエレガントなアロマをまとうこのワインは、「これを今、飲まずにはいられない」とDWWAの審査員をもうならせる逸品です。

シャンモリワインは、おいしいワインをデイリーに楽しみたい人にもおすすめです。フルーティで甘いワインが好みなら「シャンモリ ナイアガラ」を、希少なワインを求めているのなら、ワイナリーの敷地内で収穫されたシャルドネを使用した直売限定の「シャンモリ・フィエルテ エステート・ブラン2016」を購入してみましょう。

その場でじっくりワインを楽しみたい人は、盛田甲州ワイナリーに併設された「レストラン シャンモリ」にて、地元の食材をふんだんに使った創作料理とシャンモリワインのマリアージュを楽しんでみてください。

―基本情報―
盛田甲州ワイナリー株式会社
住所:甲州市勝沼町勝沼2842
TEL:0553-44-2003
 

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まだまだたくさんある山梨のワイナリーを巡る旅に出かけよう

山梨には約80のワイナリーが存在しており、県内のワイナリーを巡る「ワインツーリズム」も人気です。心地よい山梨の自然とワイン、それにグルメを堪能できるワイナリーを巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
 

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