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2019.10.14

ヨーロッパの王侯貴族にも愛された、グランサンクのジュエリーたち

(写真=Elina Leonova/Shutterstock.com)
(写真=Elina Leonova/Shutterstock.com)
フランス・パリが誇る高級ジュエラー、グランサンクをご存じでしょうか。美しい輝きを放つジュエリーは誰が見てもうっとりするものです。今回は、日本での知名度はあまり高くないものの、本物の輝きを持つ老舗ジュエラーであるグランサンクをご紹介します。

グランサンクとはパリの5大ジュエラーの総称

ハリー・ウィンストン、カルティエ、ティファニー、ブルガリ、そしてヴァンクリーフ&アーペルの5つのメゾンは、世界5大ジュエラーとして多くの人に愛されています。日本でも全国に店舗を構えており、高級ジュエリーを購入する場合の定番としても知られています。ジュエリーやブランドに詳しくない人でも、一度はその名前を耳にしたことやブランドロゴを見たことがあるでしょう。

世界5大ジュエラーに対して、グランサンクとは、「フランス高級宝飾店協会」の協会員である5つの老舗ジュエラーである、メレリオ・ディ・メレー、ショーメ、モーブッサン、ブシュロン、ヴァンクリーフ&アーペルの総称です。フランス高級宝飾店協会は、1900年代中頃にパリのヴァンドーム広場界隈に店舗を構える高級ジュエラーにより結成されました。結成当初は合同で新作発表会などを開催していたようです。

フランス語の“Les Grand Cinq(グランサンク)”は、「Grand=大きな、偉大な、素晴らしい」「Cinq=5」、つまり「偉大な・素晴らしい5つ」という意味を持っています(Lesは定冠詞)。そのため日本ではパリ5大宝飾店やパリ5大ジュエラーと呼ばれることもあります。

グランサンクそれぞれの魅力

グランサンクには日本であまり知られていないブランドも含まれていますが、フランスをはじめとするヨーロッパでは、王侯貴族のジュエリーやティアラを作ってきた由緒あるジュエラーとして知られています。ここでは5つのジュエラーについて、その歴史と魅力を紹介します。

メレリオ・ディ・メレー(1613年創業)

グランサンクの中でも最も古い歴史を持つメレリオ・ディ・メレーは、イタリア出身のメレリオによって始まったジュエラーです。18世紀にはマリー・アントワネットもその美しさに魅了され、その後フランス王室およびイタリア国王、さらにオランダ王室の御用達ジュエラーとなりました。オリジナルのダイヤモンドカッティング技法であるメレリオカットが、ダイヤモンドの輝きを一層引き立てます。

ショーメ(1780年創業)

古くはナポレオンの皇后ジェゼフィーヌ御用達のジュエラーだったショーメは、現在ではヨーロッパ各国の王族のティアラを多く手がけているブランドです。ハニカム(蜂の巣)をモチーフにした指輪「ビーマイラブ」は、毎日身につけたくなるモダンなデザインが特徴です。ジュエラーならではの繊細な機能美が光るウォッチもあります。

モーブッサン(1827年創業)

革新的なデザインのモーブッサンは、1878年のパリ万博でメダルを受賞し、自らもエメラルド、ルビー、ダイヤモンドをテーマに掲げた展覧会を開催するなど、常に挑戦を続けているジュエラーで、カラーストーンを用いたジュエリーを得意としています。2009年に日本初店舗である銀座店がオープンした際には、0.1カラットのダイヤモンドを先着5,000人に無料配布しました。伝統だけでなく時代を反映した個性的なジュエリーが持ち味です。

ブシュロン(1858年創業)

多くの宝飾店が軒を連ねるヴァンドーム広場において、最初にアトリエを構えたのがブシュロンです。変形や変質、傷に強く、美しさを保つ「ブシュロンゴールド」を用いたジュエリーが人気です。重ね付けすることで完成するキャトルシリーズは、婚約指輪・結婚指輪として多くのカップルに選ばれ続けています。

ヴァンクリーフ&アーペル(1906年創業)

世界5大ジュエラーにも数えられるヴァンクリーフ&アーペルは、宝石商の娘・アーペルと宝石細工職人のヴァンクリーフの結婚によって始まった、女性らしい優美なデザインが特徴のジュエラーです。四葉のクローバーに着想を得て1968年に誕生した「アルハンブラ」コレクションは、幸運に導いてくれる可憐なジュエリーシリーズとして高い支持を得ています。
 

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歴史に裏打ちされた本物の輝きを手に入れよう

ヴァンドーム広場で生まれ、それぞれに歴史を持つグランサンクは、本物の上質を知る王室や貴族によって長く愛されてきました。日本では世界5大ジュエラーに比べるとあまり知名度が高くないブランドもありますが、知る人ぞ知る一流のジュエリーを身につけたい人はぜひチェックしたいジュエラーです。一度ブティックをのぞき、その輝きに触れてみてはいかがでしょうか。
 

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