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2019.8.14

趣味の絵画や写真の個展を開くときの手順とマナー

(写真=Tinxi/Shutterstock.com)
(写真=Tinxi/Shutterstock.com)
絵画や写真など趣味で創作活動をしている人なら、一度は個展を開いてみたいと考えたことがあるでしょう。しかし、具体的にどのような手順を踏むのか分からないという人も多いようです。準備、開催期間中、終了後と、個展成功のために必要な手順とはどのようなものでしょうか。

個展当日までにする準備

作品発表の場である個展ですから、準備が何より大切です。展示作品の制作に加えて、多くの人に観に来てもらうための準備も進めましょう。

コンセプトと出展作品を決める

あれもこれもと、観てほしい作品が多数あるかもしれません。しかし、観る側にとってはコンセプトがはっきりしない作品がただ並べられていてもつまらなく感じてしまいます。コンセプトやメインテーマを決めて、それに沿った出展作品を選びましょう。テーマを表現するにあたり足りない作品があれば追加制作します。

開催場所を確保してスケジュールを決める

コンセプトと展示する作品が決まったら、それらに見合った会場を手配します。人気のあるギャラリーは予約が早々に埋まってしまうため、個展の概要が決まったらすぐに展示スペースを押さえましょう。

展示会場は、自治体が運営する公共施設と私設ギャラリーの大きく2種に分けられます。公共施設は私設ギャラリーと比べて低価格でレンタルできる傾向にあります。ただし、人気が高く、抽選になったり予約が取りにくかったりする点には注意が必要です。また、展示方法など使用ルールが厳しい場合もあります。

私設ギャラリーの料金は、立地やギャラリーの広さ、開催期間の長さによっても大きく変わります。東京都心で会期が6日間の場合なら、10万円~20万円は必要、と考えておけば間違いないでしょう。

プロモーション活動を行う

日時と場所が決まったら多くの人に来てもらえるよう告知をします。ダイレクトメール(DM)やフライヤーを作れば、友人・知人にメールや郵送で知らせることもできますし、開催前からギャラリーや公共施設などに置いてもらうことも可能です。

DMには個展のタイトル、作家名、場所、日時、連絡先は必ず載せましょう。デザインは個展のテーマに合ったものにして、展示作品の写真やコンセプトが伝わる簡潔な文章を載せると見た人により伝わりやすいものになります。

ギャラリーや公共施設以外にも、置いてもらえる場所を探しましょう。人通りの多い所やお客さんの多いお店であれば、多くの人の目に留まり興味を持ってくれる人が増えるでしょう。

また、最近ではSNSなどインターネットを通じてのお知らせも効果的です。何度も告知できるため、より多くの人に情報を届けられます。すでに自分が在廊している時間が決まっている場合は、事前にお知らせしておくと来場者にも親切です。

展示のための構成を決める

テーマと出展作品を決めたときの大まかな構想を、会場に合わせて具体的なものに落とし込みます。展示面積や天井の高さ、ギャラリーの空間配置を考慮して、最終的に調整しましょう。

額装・装飾などを作る

写真や絵画など、そのままでは展示できない作品は額装します。各作品のキャプションボードの準備も忘れないようにしましょう。また、自分のプロフィールを印刷したものも作っておけば、自分のことを知らない人にもどのような作品を手掛けているのか理解してもらえます。

搬入・搬出の確認をする

搬入・搬出の方法は、ギャラリーによって異なります。個展の当日または前日に搬入するのか、自分または指定業者が運ぶのか、車を停めておく場所があるのか、これらは必ずギャラリーに確認しておきましょう。

開催期間中にすること

個展が始まったら、来場してくれる人に居心地よく作品を鑑賞してもらえる環境を整えましょう。

できるだけ在廊する

わざわざ自分の作品を観に来てくれるお客さんのために、できるだけ在廊するようにします。特に土日は来場者が多いため、終日在廊を心がけましょう。受付と同じ場所でもいいですが、小さなテーブルと椅子を用意しておくと自分の場所ができて落ち着きます。来てくれた方にはお礼を伝えて積極的に交流しましょう。

芳名帳、感想ノートの用意

芳名帳はお礼状や次回のお知らせに役立ちます。また、感想ノートを準備して自由に一言書いてもらうのも良いでしょう。どちらも筆記用具を用意して、受付に置いておきます。
 

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終了後から次回の個展開催に向けて

個展の終了時間が過ぎたらすぐに撤去作業に取り掛かり、素早く搬出するようにします。終了後には日を改めて、芳名帳に記入してくれた方にお礼状を書くのもおすすめです。

準備万端で個展を開こう

個展を開催するまでにはするべきことがたくさんあります。大変に感じることが多くても、大勢の方に自分の作品を観てもらえる喜びは、何事にも代え難いものです。手順を踏まえて個展開催を成功させましょう。
 

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