投資・資産運用
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2019.5.27

10倍上昇株(テンバガー)にはどんな特徴があるのか?

(写真=Shutter_M/Shutterstock.com)
(写真=Shutter_M/Shutterstock.com)
株式投資のおもな目的は、買った株式が上昇した後に売却して利益を得ることにあります。株の世界では、株価が10倍にもなる10倍上昇株(テンバガー)と呼ばれる銘柄が時々登場します。テンバガーになる銘柄にはどのような特徴があるのでしょうか。具体的に今までどのような銘柄がテンバガーになったのかも気になります。今回は、テンバガーについて詳しく解説します。

テンバガーってどういう意味?

バガーとは、もともと野球用語で「塁打」という意味です。テンバガーとは1試合で10塁打打つという驚異的な成績を表す言葉として使われていました。これが株式用語に転じて、株価が驚くほどに上昇することを、そう表現するようになったのです。

どのような株式がテンバガーになる?

テンバガーになる株の共通項としてまず挙げられるのが、今は株価が低いけれど、企業の業績が急上昇しているという点です。業績がよくてもすでに株価が高い銘柄は、これから株価が大幅に上がるとは考えられません。画期的な商品やサービスを生み出した企業の銘柄も、テンバガーになる可能性があります。株価は、業績がともなわない段階でも、話題性だけで上昇することが多くあるためです。

そして、今が旬となっている業種の株式は上昇しやすくなっています。1990年代後半から2000年代初頭に起こったITバブルを覚えていますでしょうか。アメリカや日本で、IT関連企業の株式上場と株価の急激な上昇がたびたび話題になりました。当時のIT関連企業のように旬の業種であれば、テンバガーになる可能性を秘めているといえるでしょう。

テンバガーを見つけるのは難しい?

株価が大幅に上昇するテンバガー株を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。まずは、新聞や経済ニュースに毎日目を通すことが基本です。どこかの企業が新商品を発表した、どの業種のニュースが増えてきているかなど、世の中の動きを把握するようにしてください。

もし、期待できそうな企業や業種が見つかったら、さらに調べてみる必要があります。Yahoo!ファイナンスや会社四季報で企業情報を確認してください。過去の株価チャートや時価総額の推移を見ることができます。また財務情報もチェックできますので、業績に対して現時点の株価が割安か、なども確認しましょう。

過去のテンバガー銘柄には何がある?

過去に出てきたテンバガー銘柄をご紹介します。これからテンバガー銘柄を探したいのならばぜひ参考にしてみてください。

テンバガーを超える!「ライザップ」

減量ジムやゴルフレッスンで有名なライザップ <2928> は2010年の初値が6.9円でしたが、2018年の初値は1,0395円となりました。実に150倍も株価が上昇しているのです。積極的にテレビCMを放映して知名度を高めて、売り上げを伸ばした点や、店舗を増やしたり、他企業を買収したりと規模を拡大し続けた点が評価されたのでしょう。

スマホゲームが人気「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」

「パズル&ドラゴンズ」などのスマホゲームで有名なガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> もテンバガー銘柄として有名です。

2010年初値は26.2円、2018年初値は313.0円と11倍も株価が上昇しました。リリースしたスマホゲームの人気の低下などで株価が下がった時期もありましたが、新たなゲームの人気で株価が持ち直してきているようです。人気商品が発表されたら業績も株価も上昇するという好例だといえるでしょう。

テンバガーでも要注意!株価の動向には気を付けよう!

運よくテンバガーになりそうな銘柄を見つけ、保有したとしても油断は禁物です。株価はちょっとしたニュースや経済状況でも大きく変わることもあります。

せっかくのテンバガーだったのに売り時を間違えてあまり利益が出なかったり、反対に損失を出してしまったり、ということがないように、毎日のニュース・株価チェックは忘れずに行いましょう。
 

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