投資・資産運用
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2019.5.26

投資をするなら知っておくべき投資格言7選

(写真=Sunny studio/Shutterstock.com)
(写真=Sunny studio/Shutterstock.com)
古くから、投資の心構えや売買のタイミングを教える格言があります。株式投資で相場をどう読めばよいのか、投資ではやる気持ちを戒める教訓など、江戸時代の米相場の頃から伝わるものも少なくありません。

投資の格言はウォール街をはじめとして、海外から日本に入ってきたものもあって、昔から投資家が株式相場の格言を参考に投資判断をしてきた歴史を感じます。

今回は、これから投資を始めようと考えている人ならぜひ知っておきたい投資の格言を、まとめてご紹介します。

投資の心理を戒める格言

初めに、投資の際に心がけたい、戒めの格言をご紹介します。

「人の行く裏に道あり花の山」

花見で有名な場所に出かけると、客でにぎわうメインの通りよりも、一筋裏の人気の少ない通りの方が意外なものを見つけられる、ということから転じた格言です。誰もが注目する投資対象より、相場を斜めに見てマイナーなポイントを押さえるくらいのほうがよい、といった意味になります。

つい人は、群集心理が働いて周りの行動に左右されがちです。投資の世界でも、相場が下降して売り注文が相次ぐと自分もあわてて売却し、その後、上昇に転じるという失敗をよく耳にします。周囲が売りなら買い、買いなら売りというくらい市場の判断と逆の方向で投資していって初めて、大きな成功を手にできるのかもしれません。

「買いたい弱気 売りたい強気」

投資を判断する時、買いのチャンスかもしれないけれど、買った後にもう少し安くなったらどうしようと買い渋る反面、売りの際にはできるだけ高い相場で売りたいというように、冷静な判断がしづらくなってしまうものです。

材料が出揃っていて「間違いなく上がるだろう」「ここで売れば一定のもうけが出るはず」と思っていても、確信が持てないまま過ぎてしまえば、当然利益を出すことはできません。似たような格言である「高値おぼえ 安値おぼえ」も、もう少し高くなったら、もうちょっと様子を見てから、という過去にもうけた時の記憶と経験が邪魔をすることを教えてくれます。

相場を判断するときの格言

次に、相場の状況を判断するときに役立つ格言をご紹介します。

「行き過ぎもまた相場」

「山高ければ谷深し」という相場もあり、相場の人気が出すぎると、その後は、予想より下落しやすい、という相場の浮き沈みを伝える格言です。

「このくらいまで下がるだろう」と、投資家が読んでいるより大幅に下落することがよくあります。相場が上がれば上がるほど、急落のリスクも念頭に置いて投資することが大切です。

「天井三日 底百日」

数日から数週間単位で売買を重ねる短期投資をする場合に胸に刻みたい格言です。

売買にはタイミングがあるため、一度売り損なうと数ヶ月から数年もの間、相場が上がってこない銘柄も珍しくありません。相場が上がりきった状態はたった3日くらいで非常に短く、その後下がるとそのまま長期間、次の上昇トレンドまで待ち続ける忍耐力が必要になる、と教えています。

売買すべきコツを教える格言

最後に、売買する際のコツが分かる格言を見ていきましょう。

「売るべし買うべし休むべし」

売買ばかりしないで、取引を休む期間も大切だということです。目先の利益を狙って売ったり買ったりし続けても、冷静な判断ができず、まとまった利益を出すことができません。

特に売りで損をすると頭がカッとなって、市場動向や相場の勉強をすることなく次の買い注文に走りがちです。「分からぬときは休め」という格言もあるように、相場の方向性をつかめるまで無闇に動かない時期もなければいけません。

「『もう』はまだなり、『まだ』はもうなり」

ある程度相場が上がって来ると、「もうそろそろもうけを確定しよう」と早めに売りすぎてしまい、それからまだまだ上がっていくことがよくあります。

その一方、相場が下がってきて、売らないと損失がますます大きくなると不安になっても、一度買った銘柄を手放しづらく「まだ大丈夫だろう」と甘い判断をして、手痛い相場にやられることもあります。

投資判断では希望的観測を捨てて、相場を客観視するクールな心を持ちましょう。

「相場は明日もある」

不透明な相場で売買を焦るより、明日まで待ち、判断材料が出てこないか確かめてから取引を行うべきだ、という格言です。

1日で相場が乱高下することはそれほど多くありません。「売り買いは3日待て」という格言もあるように、自分の中の投資の軸を明らかにして冷静に判断することが大切だと教えています。

投資格言は冷静な投資判断をするための先人の知恵

数百年前から伝わるものも少なくない投資の格言。相場を判断して売買をする時、人はつい冷静さを失い他人の投資行動についていったり、不安になって取引を急ぎすぎたりしがちです。

先人たちがさまざまな成功や失敗を経て出来上がった投資格言は、現代の私たちに冷静な投資判断の重要性を伝えてくれています。
 

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