投資・資産運用
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2019.5.11

15年以上連続増配している企業3選 長期保有で資産も増加

(写真=Number1411/Shutterstock.com)
(写真=Number1411/Shutterstock.com)
2019年は家計の支出が増える傾向と予測されます。なぜなら春から商品の値上げがあり、10月には消費税の引き上げも控えているからです。しかし家計の支出は増える傾向にも関わらず、銀行金利は微々たる程度しかつきません。資産運用の重要性はますます増しているといっていいでしょう。

資産運用の代表は株式投資です。リスクはありますが、これまで世界の株式は長期的に上昇してきた実績があります。周りにも株式投資をしている人は多いのではないでしょうか。

しかし日々の生活が忙しく、とても株式の管理なんてできないという人も多いでしょう。そこで注目したいのが、長年配当を増やし続けている企業の株式です。

この記事では、なぜ配当を増やし続けている企業に注目すべきなのかを簡単に解説していきます。

企業は利益の一部を配当として分配する

株式に投資し、企業の利益の一部をもらうことを「配当」といいます。多くの企業は中間期と決算期の年2回配当を出し、中には自動車のホンダのように年に4回出す企業もあります。

配当は株式投資の利点の1つですが、企業の利益は景気の影響などで変動するため、もらえる配当も変動してしまいます。もし業績が悪いと、配当が出ない可能性すらあるので注意が必要です。しかし上場企業の中には、配当を増やし続けている企業もあるのです。

企業が配当を増やすことを「増配」といいますが、花王は29年連続で増配中。連続増配記録としては国内首位で、花王株の保有者は増え続ける配当の恩恵を長年受けとっています。

増配し続けるということは、基本的に業績も順調であり、株価も年々上昇しているということです。花王株の保有者は、これまで、配当と株価の上昇という、2つの利益を毎年のように得てきました。

連続増配企業で長期投資

業績が安定しているということは、長期投資に向くということです。家事や仕事で忙しい方が株式投資をする場合、短期的な売買が難しいため、長期投資が主な選択肢となるでしょう。花王のような連続増配企業への投資が、有効な投資戦略の1つといえそうです。

業績が安定しているとはいえ、買った株を完全に放置するわけにはいきません。少なくとも年に4回発表される決算内容を確認し、売却か保持の判断をするようにしましょう。

連続増配企業おすすめ3選

企業名 連続増配年 時価総額 3/8 終値 予想配当 配当回り
花王 29年 4兆2,500億円 8,568円 130円 1.52%
USS 19年 6,200億円 1,996円 49.20円 2.46%
SPK 24年 120億円 3,360円 80円 2.38%

ここから連続増配している企業でおすすめの企業を、時価総額別に大型株・中型株・小型株で3銘柄ご紹介します。

・大型株 花王(4452)
先述の通り連続増配の代表的な企業です。スキンケア製品「ビオレ」や紙おむつ「メリーズ」などで知られる家庭用品の大手企業。特に紙おむつは品質の高さからロシアや中国を始め、東南アジアなど新興国でニーズが高まってきています。

・中型株 ユーエスエス(4732)
中古自動車のオークション・サービスを行っている企業。中古車買取り専門店「ラビット」も運営し、顧客から中古車を買い取る以外に、オークションで販売する車両を仕入れます。USSはオートオークション会場の運営では、国内トップのシェアを誇ります。

・小型株 SPK(7466)
2017年に創立100周年を迎えた、自動車・産業車両用部品の専門商社。車両整備における消耗品を国内車検工場などに卸し、海外向けには主に産業車両の部品を輸出しています。9年連続で増益しており、老舗ながら更なる成長力を持つ企業といえるでしょう。

リスクはあるが投資妙味も

長年増配している企業の株式にも、もちろんリスクがないとは言いきれません。しかし資産運用の重要性が増すなか、長期投資を望む方には有力な投資先の候補としては十分おすすめできます。資産運用を考えている方は是非参考にしてください。
 

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