投資・資産運用
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2020.11.8

楽天証券が投資初心者にオススメといわれる7つの理由

(写真=mrmohock/stock.adobe.com)
(写真=mrmohock/stock.adobe.com)
楽天証券の評判でよく聞くのは「投資初心者にオススメ」というものです。数あるネット証券の中でも、なぜ楽天証券が初心者向けの有力候補になるのか。その理由を7つの項目で整理し、あわせて他社と比較したときのデメリットも解説します。これから株式投資や投資信託などを始めたい人はご参照ください。

楽天証券が投資初心者にオススメといわれる7つの理由

楽天証券は、一般的に楽天ポイントを活用している人や楽天銀行のユーザーと相性がよいといわれています。また、投資初心者にとって助かる機能が多い点も評価されています。さまざまな視点から、楽天証券の魅力をひもといていきましょう。

オススメの理由1:楽天ポイントで投資ができる!貯められる!

他の証券会社にはない、楽天証券だからこその魅力といえば「楽天ポイント」です。マイボイスコムのポイントに関する調査(2020年7月)によると、楽天ポイントは「総合満足度1位」「ポイントの貯まりやすさ1位」などを獲得。また、楽天の公表では1万ポイント(=1万円分)取得者が2,000万人以上を突破。実際に広く生活で使われているポイントといえます。

とりわけ、楽天系のサービスを積極的に使っている人は倍率がアップしやすいので利用メリットが大きいでしょう。例えば、楽天証券を利用してポイントで500円以上の積立投信を購入すると、楽天市場でのポイント倍率が「+1倍」になります。

この人気の楽天ポイントを使って「投資ができる点」「投資によって楽天ポイントが貯められる点」は大きなオススメポイントです。

・楽天ポイントでの投資方法
普段楽天ポイントを使っている人がポイント投資を始めるのは簡単です。楽天証券の口座を開設し、楽天証券の総合トップページから「楽天ポイントコース」を選択。これだけで「投資信託」や「国内株式(現物)」などにポイントで投資ができます。

・楽天ポイントの貯め方
楽天証券で取引するほど、楽天ポイントが貯まっていきます。株式取引の場合、取引手数料の1%がポイント還元されます(ただし、超割コースの選択が必須)。例えば、手数料が1,000円なら10ポイントが付与されるわけです。国内株だけでなく、外国株、先物取引、金取引でも同様に手数料の1%がポイントで付与されます。

また、投信積立の場合、毎月の決済額(積立額)100円につき1ポイントを還元。決済方法を楽天カードクレジットに設定すればポイント還元の対象になります。

オススメの理由2:投資に役立つ有料級の情報が充実!

「どんな銘柄を買っていいかわからない」──口座開設の直後に、こんな壁にぶつかる投資初心者も多いと思います。そんな人にとって、投資の勉強になる情報を提供してくれるネット証券は頼りになります。

楽天証券では、お金や投資情報を発信するオウンドメディア「トウシル」を運営。このメディアは2019年12月の段階で月間PV数1,000万、ユーザー数150万を突破している超人気メディアです。トウシルが人気を得ている理由の一つは、豪華なレギュラー執筆陣にあるでしょう。お金をテーマにした書籍で数々のベストセラーを持つ山崎元さんのコラム、優待株のテーマで人気の桐谷広人さんのインタビューなど、まさに有料級のコンテンツを無料で読めます。また初心者が投資を学ぶのに最適な動画コンテンツも豊富です。

オススメの理由3:日本経済新聞を無料で読める

楽天証券ユーザーは、日本経済新聞の朝刊・夕刊の記事を無料で読めます。加えて、ビジネスに役立つ日経産業新聞や日経MJなどの3日分の記事もチェックできます。さらに、過去1年分の新聞記事検索も可能です。

これらの情報を無料で使える理由は、楽天証券が日本経済新聞社の提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン」と契約しているからです。

1つ注意したいのは、日経テレコンは楽天証券の総合口座ページでは見られないこと。記事を読むには、楽天証券が提供するトレーディングツールのニュース画面から飛ぶ必要があります。ツールはPC用の「マーケットスピードII」やスマホ用の「iSPEED for iPhone/Android」などがあります。

初心者の場合、こういったトレーディングツールを使わない人もいるでしょう。そのため、楽天証券ユーザーでも日本経済新聞の記事を無料で読めることに気づかない人もいます。情報収集のコストを下げたい人は、「日経テレコン」をしっかり利用したいところです。

オススメの理由4:楽天証券と楽天銀行間の資金移動が楽

楽天証券と楽天銀行では、口座間の連携サービス「マネーブリッジ」が使えます。これは口座間の資金移動を通常の振込の手間や手数料なしで行えるもの。実際に利用すると、その便利さを実感できる機能です。

例えば、株式投資で新たな銘柄を購入したいと思ったとき、証券口座の残高が足りなければ、楽天銀行の口座残高を手数料なしで移すことができます。逆に、銀行口座の残高が足りなければ、証券口座の残高を手数料なしで移すことができます。

「マネーブリッジ」の申込手続き自体も簡単です。楽天銀行と楽天証券の口座を持っていれば所要時間1分で申込可能です(所要時間は楽天証券による)。また、楽天銀行と楽天証券の口座を持っていなくても、楽天会員であれば口座開設から自動入出金の申込手続きまで比較的スムーズに設定できます。

オススメの理由5:マネーブリッジの設定で優遇金利が受けられる!

メガバンクの普通預金の金利が0.001%という低金利時代。すぐに使う予定のない待機預金の管理場所に困っている人も多いのではないでしょうか。上述の「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の残高に対して「金利0.10%」の優遇金利が適用されます。メガバンクの金利と比べると100倍の金利になるので、待機資金の置き場所としてはうってつけでしょう。

オススメの理由6:リアルタイムの投資額や収支、資産を把握しやすい

「所有している金融商品のリアルタイムの収支がつかめない」。これは投資初心者にありがちなパターンです。1種類の銘柄であれば収支はつかみやすいですが、国内株、海外株、投資信託、金……といった具合に種類が増えると収支がわからなくなることもあります。

リアルタイムの収支がわからないと、気づかないうちに損失が膨らむことも。楽天証券を使うと、こんな悩みが解消しやすくなります。なぜなら、楽天証券の総合口座ページ(ログイン後のトップページ)の目立つ位置に、次の内容が表示されているからです。
  • 保有している投資商品の資産額合計
  • 預り金(新規の投資に回せるお金)
  • 評価損益(累計でどれくらい損益が出たか)など
※上記の情報は「非表示」設定にもできます。

これらの情報を見れば、リアルタイムの資産状況をひと目で確認できます。

また楽天銀行と紐付けるとトップページに預金額も表示されるので、楽天証券+楽天銀行の合計資産がひと目で把握できます。こうしたわかりやすいインターフェースも楽天証券の特徴です。

オススメの理由7:カスタマーサポートにも力を入れている!

投資初心者であれば「不明点があったとき、対面サポートがないのは不安」という人も多いのではないでしょうか。ネット証券である楽天証券は対面サポートがありません。その分、カスタマーサポートの品質の高さでカバーしています。わからないことや困ったことは、電話での問い合わせやよくある質問の検索などで解消できます。

楽天証券はITサポートサービスの国際機関「HDI-Japan」の評価で最高評価である三つ星を4年連続受賞しています。具体的には「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」の両方で三つ星を獲得。問合せ窓口に対してHDI-Japanは、「初心者に対してうまく合わせる柔軟性がある」といった評価コメントを寄せています。

楽天証券では曜日・時間ごとに平均的な混雑状況を示しているのも親切な点。また、最近増えている24時間使えるAIチャットボットにも対応しています。
 
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その他の証券会社と比較したときのデメリット

投資初心者にとってメリットの多い楽天証券ですが、デメリットもあります。通常の取引をするならマイナスと感じない人も多いと思いますが、これから口座開設する人は、念のためこの部分も理解しておいたほうがよいでしょう。

デメリット1:他の証券会社よりもIPOの数が少ないことも

IPOとは、未上場企業が株式を上場させ、証券取引所で株式を売買できるようにすることです。新規公開株式ともいわれます。IPO取引では、公開価格より上場後の株価が値上がりするケースが多いため、投資家にとっては魅力です。

注意点は、IPO銘柄は限定された証券会社でしか扱われないことです。2019年の楽天証券のIPO取扱数は26銘柄。少ないわけではありませんが、例えば、2019年実績で80銘柄以上を数えるSBI証券のように、IPO取扱数が多い証券会社もあります。IPOへの投資にこだわる人にとっては、この点がマイナスに感じられるかもしれません。

デメリット2:米国・中国・アセアン以外の外国株が買えない

楽天証券では米国・中国・アセアン(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)などの外国株が取引できます。他のネット証券では「米国のみ」「米国と中国のみ」のところもあります。そのため、楽天証券の外国株のラインアップは充実しているといえます。

しかし、さらに取り扱い国数の多い証券会社があることも見逃せません。例えば、SBI証券の外国株式の取り扱い国はロシアや韓国もカバーしています。米国・中国・アセアン以外の外国株を買いたい人は、楽天証券と他の証券会社の併用も必要でしょう。

デメリット3:1株単位で株式が買えない

これは通常の株式取引をする人にとって、あまり気にならないと思います。しかし、投資に回せる元手が少ない人にとっては、デメリットになる可能性があります。

通常の株式取引は100株単位で売買します。例えば、1株500円であれば100株で5万円になります。楽天証券はこの100株単位の取引しかできません。一方、下記のように1株単位(単元未満株)で取引できる証券会社もあります。

▽1株単位で取引できる証券会社の一例
  • SBI証券(名称:S株)
  • マネックス証券(名称:ワン株)
  • auカブコム証券(名称:プチ株)
100株単位でも少額(例:数万円~10万円)で取引できる銘柄はあります。しかし選択肢が狭まるため、予算が限られる人は単元未満株が購入できる証券会社を視野に入れてもよいかもしれません。

楽天証券のiDeCo やNISAの特徴は?

iDeCoやNISAを始めることをきっかけに、証券口座を開設する人も多いでしょう。楽天証券のiDeCo やNISAの基本情報もチェックしてみましょう。

楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)

まず、楽天証券のiDeCoでは、残高・積立額・期間に関わらず、運営管理手数料が0円(※)。これからiDeCoを始めたい人にとって魅力です。
※別途、国民年金基金連合会、信託銀行に支払う口座管理料(月あたり合計171円)がかかります。

また、投資初心者の中には、どの投信を選んでいいかわからない人もいるでしょう。楽天証券では、「楽天証券iDeCoセレクション(iDeCoに適した投資信託)」32本を厳選。これを参考にすれば、知識の少ない人でも選びやすいです。このセレクションは国内株式、国内債券、バランス型、海外株式、海外債券など全11のテーマを揃えているため、それぞれのニーズに合わせて選べます。

楽天証券のNISA(少額投資非課税制度)

楽天証券では積立投信をすると、決済額100円につき1ポイントが付与される(還元率1%)ことは前述の通りです。これはNISAを適用しても同様です。同様に、NISAでも楽天ポイントでの投資信託や国内株式の投資が可能です。

多忙なビジネスパーソンはロボアドバイザーの利用も

楽天証券では株式投資や投信以外にも、FX、外国為替、債券、金など幅広い投資商品を扱っています。ローリスク・ローリターン重視の人から、ハイリスク・ハイリターン狙いの人まで使える証券口座といえるでしょう。

また楽天証券では、投資の世界で注目のロボアドバイザー(名称:楽ラップ)も導入。ロボアドバイザーとは、金融理論に基づくアルゴリズムを使って全自動で資産運用をしてくれる仕組みです。楽ラップでは、年代・性別・性格・目標などに合った運用コースを提案してくれますので、投資にかける時間があまりないビジネスパーソンは、ロボアドバイザーを利用するのも一案です。

メリットとデメリットを理解してから口座を開設しよう

楽天証券は、楽天銀行や楽天市場などを利用して楽天ポイントを貯めている人にとっては特に魅力的な証券会社です。オウンドメディアでさまざまな情報が発信されており、コラムや動画コンテンツなどで投資の基本から市場動向まで広く学べるのもビギナーにはうれしいポイント。

一方、他社に比べてIPOが少なかったり、単元未満株での投資ができなかったりする点をデメリットに感じるユーザーもいるかもしれません。口座開設を検討する際には、メリットとデメリットを比較し、複数社で口座を開設することも選択肢に入れるといいでしょう。

※この記事内の楽天証券などの情報は2020年9月20日現在のものです。
 

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