投資・資産運用
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2020.10.25

株式投資と不動産投資の違いとは?魅力と注意点を比較しよう

(写真=Maksym Yemelyanov/stock.adobe.com)
(写真=Maksym Yemelyanov/stock.adobe.com)
資産運用方法の1つに、株式および不動産への投資があります。余剰資金の投資先として、どちらを選ぶか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。それぞれの特徴や相違点を確認し自分に合った投資を選ぶことが、資産運用を成功させる第一歩です。

株式も不動産も「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」を狙える

株式も不動産も、保有中の「インカムゲイン」と売却時の「キャピタルゲイン」を狙う投資です。では、利益が生まれる仕組みや必要な資金額・利回りには、どのような違いがあるのでしょう。

成長性のある企業に出資し応援する「株式投資」

株式投資は成長性がある企業に出資し、配当など(インカムゲイン)と、株価の値上がりによる売却益(キャピタルゲイン)を目指す投資方法です。

・インカムゲインは配当と株主優待。平均利回りは2~2.5%
株式投資におけるインカムゲインは、配当と株主優待です。日本取引所グループの統計によると、東証第1部上場銘柄の平均配当利回りは2~2.5%程度です。株主優待を合わせると、もう少し高くなる場合もあります。

・投資には数万~数百万円が必要
株式投資での最低投資金額の基本は「株価×単元株数(企業が設定する売買単位)」により決定します。数万円で投資できる企業もありますが、任天堂やファーストリテイリングなど、銘柄によっては数百万円の資金が必要です。

オーナーとして賃貸経営を行う「不動産投資」

不動産投資では、物件のオーナーとなり長期の賃貸収入(インカムゲイン)を目指します。値上がりした不動産を売ることで売却益(キャピタルゲイン)を狙うこともできますが、現在の不動産投資ではインカムゲインが主流といわれています。

・インカムゲインは継続的な賃貸収入。平均利回りは4~5%
賃貸契約は通常年単位で行われるため、比較的安定した賃貸収入が期待できます。日本不動産研究所によると、賃貸住宅の平均利回りは4~5%程度です。ワンルームよりもファミリー向け住宅のほうが、利回りが若干高い傾向にあります。

・投資には数百~数千万円が必要。ローンを借り入れるケースも
不動産投資では、数百~数千万円の資金が必要です。物件の価格によっては、ローンを借り入れるケースも少なくありません。
 

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リスクの大きさには違いも?それぞれの注意点も確認

株式投資と不動産投資には、それぞれリスクや注意点もあります。

株式投資は値動きの大きさに注意

株式投資の注意点は、そのほかの投資に比べて値動きの幅が大きい点です。そのため、大きな利益を期待できる一方、損失が大きくなる可能性には注意しましょう。また、企業が倒産した場合には、保有する株式の価値がゼロになるリスクもあります。

不動産投資のポイントは空室を作らないこと

不動産投資の注意点は、空室を作らないことです。空室が増加すると賃貸収入が減り、維持管理費の支払いやローンの返済ができなくなるリスクもあります。物件の立地や間取りなどをよく確認し、魅力的な物件を選ぶことが重要です。

株式投資と不動産投資はどのような人に向いているか?

株式投資は、インカムゲインを受け取りながら値上がり益を目指す投資方法です。多少のリスクをとっても大きな値上がりを期待したい人や、積極的に売買を楽しみたい人は株式投資にチャレンジしてもよいでしょう。

不動産投資は、リスクを抑えつつ長期で利益を得たい人に向いている投資方法です。投資にかける時間があまりない人は、管理会社などを活用することで負担の少ない賃貸経営を目指してはいかがでしょうか。
 

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