投資・資産運用
-
2020.10.13

いまがチャンス!?アンティーク腕時計投資で成功するなら常識を疑え

(写真=agcreativelab/stock.adobe.com)
(写真=agcreativelab/stock.adobe.com)
ここ何年か高値が続きバブルの様相すら示していた腕時計投資ですが、経済環境激変で最近はすっかり軟調です。裏を返せば、高値で手が届かなかったものが、いまこそ買い時ともいえます。では、アンティーク腕時計投資で成功するためにはどうすればよいのでしょうか。

“いま”が絶好のタイミングなワケ

いわゆる「ぜいたく品」ともいえる高級腕時計の相場は、景気の影響をダイレクトに受けます。リーマンショック前夜も、ケースに入れたままの時計を金庫にしまっていた投機家が、価格暴落であわてふためきました。

このときと同じ状況が、2020年時点でも起こっています。一時はパテック・フィリップのノーチラスで900万円、ロレックスのデイトナも300万円だったものが、それぞれ数十万円以上値を落としています。逆にいえば、いまこそ手に入れるチャンスでもあるのです。

ただし、やみくもに手を出すのではなく、将来値が上がりそうなアイテムを選ばなければいけません。キーワードは「逆張り」。業界の常識(トレンド追随・ムーブメント最重視など)にとらわれない柔軟な思考がポイントになりそうです。
 

こちらもおすすめ
【連載#2】なぜ富裕層はこの趣味に走るのか?
ファッションと資産運用を両立「高級時計投資」入門 人気モデルは?

「マニアックよりスタンダードタイプに投資」は本当に正解か

「スタンダードモデルのほうが価格は安定している」というのが腕時計投資の常識とされていますが、マニアックなものが必ずしも投資に向いていないわけではありません。

例えばモダンタイプが中心のタグホイヤーのなかで、毛色の違うクラシックなデザインのカレラは高い人気を誇っています。単に物珍しいだけでなく、レアものとしての稀少価値を見出すことができるどうかに、投資の成否がかかっているといえそうです。

トレンド追随は必ずしも失敗ではありませんが、一過性で終わるものも少なくありません。トレンドを追いかけるときは、それが将来の「定番」に成長するものか見極めていく必要があります。

「ムーブメントがすべての価値を決める」は本当か

確かにムーブメントは腕時計の心臓部であり、心臓部が悪ければ時計の資産価値は大きく毀損します。ただしムーブメントだけに頼らず、全体のデザインバランス・文字盤・仕上げの完成度など幅広い視点で資産価値を捉えましょう。

最後に、腕時計は身につけて楽しむためのアイテムです。投資によるリターンはあくまで「おつり」と心得て、ファッショナブルな彩りを腕時計で演出してみてください。

文・野口 孝雄
上場企業(大手日用品メーカー)にて、事業戦略・財務に携わる。とくに財務部門所属時には、株主総会運営・決算開示を経験、経営分析の力をつける。個人としての投資経験に合わせ、「投資される」企業側からの視点を加味した、独自の切り口によるコラムを真骨頂としている

>>その他のおすすめ記事
滝川クリステルさんが1.5億円保有する「国債」ってどんな商品?
【連載#2】3億円失う人も…”億り人”で居続けることの大切さ
【連載#3】100万円を4,000万円にする「マーケットの渡り方」
【連載#4】忙しいビジネスマンでも株で“億り人”になれるワケ
総資産を1億にする資産運用法とは?

関連記事