投資・資産運用
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2020.10.5

ずっと気になっていた「外貨預金」。メリットと段取りを確認!

(写真=takadahirohito/stock.adobe.com)
(写真=takadahirohito/stock.adobe.com)
国内の資産運用、特に預金でのリターンが得にくい状況が続いています。とはいえ、いきなり外国株式や債券の運用に乗り出すのはリスクが高くて怖い、という人もいるのではないでしょうか。

余裕資金の使い道で悩んでいる、貯金だけでなくリターンを狙っていきたいという人は「外貨預金」を検討されてみてはいかがでしょうか。

外貨預金の特徴

外貨預金は、その名の通り外貨で預金する資産運用方法です。国内預金と同じく普通預金と定期預金があり、後者は契約期間などの縛りがある分、より高い利息が期待できます。

外貨預金では国内よりも高い金利が設定されている場合が多く、また円高で外貨交換をし、円安で円貨交換を行えば「為替差益」が得られます。一方で、購入時の金額よりもドルの価値が低くなっている「円高ドル安」の状態で円貨交換をしてしまうと、「為替差損」が発生するというデメリットもあります。なお、円だけでなく複数の通貨を保有することにより分散投資効果を高め、円の価値が下がった際のリスクを散らすことが可能です。

仕組みはシンプルでありながらある程度のリターンが期待できるため、投資初心者にも向いている資産運用方法といえるでしょう。
 

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具体的な手続き方法

外貨口座の開設

金融機関で外貨口座を開設し、外貨の買付や定期預金・積立の申し込みを行います。スマートフォンやパソコンなどからネット完結で手軽に行えるため、ネット銀行での口座開設も検討してみるといいかもしれません。

金融機関によっては、口座開設から一定期間為替コストが安くなるキャンペーンなどを実施している場合があるので、こちらもチェックしておきましょう。

外貨への交換・入金

対象となる外貨の仲値に手数料を足した額(為替レート)で交換・入金を行います。どの通貨にするか迷う場合は、普通預金取引件数、定期預金購入件数などを元にした人気ランキングを参考にする手もあります。

手数料は1通貨につき数銭ほどと、比較的安価に設定されている場合がほとんどです。ただし取引額が大きくなる場合、入出金の頻度が高くなってしまう場合は、少なからず影響が出るため必ずチェックしておきましょう。

取引の最低額は通貨にもよりますが、1,000円ほどの少額から始められます。

保有

口座に入金している間は、残高の円換算額を定期的にチェックしておきましょう。元本と比較することにより出金時の損益がおおよそ把握できます。

円預金と同じく、外貨預金で発生した利息も源泉分離課税(20.315%)の対象となります。

出金

普通預金はいつでも出金可能で、定期預金の場合は原則として期間を満了してから出金できます。なお、国内預金と違い、出金する際には為替手数料がかかります。

レートが交換時より円安であれば為替差益が生まれ、これは雑所得扱いとなります。年収2,000万円以下の給与所得者の場合、雑所得が20万円を超えると確定申告の対象となります。

もし為替差損が発生しても、元本の減少分より利息が大きければ総額ではプラスとなります。差損額は確定申告時にほかの雑所得から控除することも可能です。

大まかな流れは以上の通りです。外貨投資における「為替リスク」とは一概に損失を意味するものではなく、状況次第でメリットにもなります。「利息」と「為替」の2つの魅力を持つ外貨預金で、外貨投資の第一歩を踏み出してみませんか。
 

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