投資・資産運用
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2020.10.4

不景気の中で投資するときの注意点3点

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール米国本社、2020年7月12日投稿記事より

3月には新型コロナウイルスの感染拡大によって株式市場が暴落しました。

しかし、数か月後には回復しています。

それにもかかわらず、米国経済は依然として景気後退の真っ只中にあります。

失業率は2桁となっており、米国内の新型コロナウイルス感染者数も急増しています。

再び大規模なロックダウンが行われる可能性も否定できません。

このような時、お金を株式に投資すべきかどうか迷うかもしれません。

答えは「もちろん投資すべき」です。

景気後退時に、株価は大きく変動する可能性がありますが、有料銘柄を割安で購入する絶好の機会でもあります。

しかし、景気後退時に投資するのは危険な場合もあります。

以下のいずれかに当てはまる場合には、新たに株式を購入することは避けた方がよいでしょう。

1.生活防衛資金を十分に確保していない場合

最優先すべきことは、給与が通常通り支払われなかった場合に備えて、十分な生活資金を確保することです。

経済が好調な場合、最低3か月分の生活費で十分です。

しかし、景気後退時には最低でも6か月分の生活費を確保しておく必要があります。

銀行にそれだけの現金がない場合には、投資は控えた方がよいでしょう。

例えば、次の状況を想像してみてください。

1万ドルを株式投資に投入し、新型コロナウイルスの悪いニュースによって、1週間で3000ドルを失ったとします。

それと同時に失業してお金が必要になり、現金が銀行になかった場合、株式を現金化するしかありません。

そのため、3000ドルの損失を受け入れざるを得ません。

ですから、景気後退時には、生活防衛資金の確保を最優先に考える必要があります。

2.長期投資するつもりがない場合

原則、少なくとも7年間は使う予定のない資金で投資する必要があります。

そうすれば、株価が下落しても、回復するための十分な時間があります。

もし1~2年後にマイホームの頭金として現金を使用する予定のときは、そのお金を株式投資に回さないようにしましょう。

投資した株式に損失が発生していた場合、その損失を確定させなければなりません。

3.パニック売りを回避できない場合

株式投資は、景気後退などの時期には神経をすり減らすものです。

今株を買うつもりなら、ポートフォリオのバランスに左右されないことです。

ポートフォリオのバランスを気にすればするほど、パニック売りをしてしまう可能性があります。

パニック売りを回避できないと考えるのであれば、他の時期に投資したほうがよいでしょう。

現在のタイミングで投資することで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、それは準備ができている場合に限ります。

投資にあたっての経済的または精神的な準備ができていない場合には、投資は控えましょう。

今しなければいけないことは、将来投資するための準備をすることです。

生活費などの資金確保を進め、投資の準備ができたときに長期的な投資戦略に取り組みましょう。

間違ったタイミングで投資し、後からそれを後悔するよりもはるかに良いと思われます。


文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

 

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