投資・資産運用
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2020.8.31

意外と頼りになる?投資の格言から資産運用を学ぶ

(写真=Roman Babakin/stock.adobe.com)
(写真=Roman Babakin/stock.adobe.com)
「人生には3つの坂があります。上り坂、下り坂、そして……」披露宴でおなじみのスピーチですが、資産運用の世界では、この「まさか」に遭遇することも少なくありません。

順風満帆とはいかない資産運用の世界で、冷静沈着な判断をいかに下すか。そこで頼りになるのが、相場の先人たちによる経験に裏打ちされた「格言」です。ここでは「これは知っておいてほしい」投資格言と、具体的な活用法を紹介します。

投資の格言1:友なき方へ行くべし

私たち投資家は「常にファンダメンタルズに基づいて合理的に投資判断を下している」わけではありません。相場では必ず群集心理が働くので、株価が一本調子に高騰する、逆に下げ続けるといったことが起こるのです。

下落相場では他の投資家と同じ行動をとればリスクを避けられるはず……。しかし、相場には必ず反転が訪れます。そして転換点を捉えて利益を出したいのであれば、他人の尻馬に乗っているだけではダメなのです。

 

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投資の格言2:株を買うより時を買え

私たち投資家は、業績が安定していて良好な企業、あるいは成長企業に注目しがちです。ただしこうした銘柄はすでに多くの投資家が目をつけており、株価にも人気度が反映されています。そのため、割高なことも少なくありません。

大切なのは、「なにを買うか」ではなく「いつ買うか」です。腕のよい漁師は、潮を見て舟を出すタイミングを見極めます。投資も同じで、「麦わら帽子は冬に買え」とも言われます。人気が過熱して“値がさ”となっている(値段の高くなった)株も、お買い得の時期を迎えることもあります。その時こそ、絶好の買いのタイミングなのです。

投資の格言3:買うべし、売るべし、休むべし

株価が上がると「チャンスを逃すな」とばかりに慌てて買い、下がったら不安に駆られて手放す……。こういったことの繰り返しでは、いつまでたってもリターンは望めないでしょう。

市場が方向感を失っている「膠着相場」「ボックス相場」では、静観するのが得策です。いつも株価チャートとにらめっこしているのではなく、ときには相場から離れてリフレッシュするのも大切です。

格言は、実際の投資活動に生かしてこそ意味を持ちます。まさかの事態に陥らないためにも、格言を肝に銘じつつ、自らの投資スタイルを確立したいものです。

文・野口 孝雄
上場企業(大手日用品メーカー)にて、事業戦略・財務に携わる。とくに財務部門所属時には、株主総会運営・決算開示を経験、経営分析の力をつける。個人としての投資経験に合わせ、「投資される」企業側からの視点を加味した、独自の切り口によるコラムを真骨頂としている

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