投資・資産運用
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2019.4.17

「ほったらかし運用」高年収パワーカップルこそ効果大?

(写真=fizkes/Shutterstock.com)
(写真=fizkes/Shutterstock.com)
政府が掲げる「貯蓄から投資へ」の流れもあり、現在様々な資産運用の種類があります。すずめの涙と比喩される普通預金の金利は年0.001%と依然として低いままです。ただ預けているだけではほとんど増えることは期待できません。

共働き世帯にとっては、投資に興味はあるけれどそこまで時間も労力も割けない、忙しさゆえにお金は銀行に預けっぱなし、という状態になっている方も多いのではないでしょうか。しかしそれでは、もったいない。忙しい共働き世帯でも効率よく資産運用できる方法があります。

共働き世帯の強い味方「積み立て運用」とは

毎月、給与から一定金額を貯蓄に回しているという世帯もあるでしょう。まさに同様の方法を用いた運用方法が「積み立て運用」です。

自分で判断して株式を購入する場合、安値で買って高値で売るという方法で利益を狙いますが、今が安値なのか高値なのかという判断はなかなか難しいものです。さらに、仕事をしながら株価のチェックまでは気が回らないという人も多いでしょう。

積み立て運用は、毎月ある一定金額を投資信託に預けることにより株などの投資商品を購入し積み立てていきながら運用していく方法のことをいいます。この積み立て運用は、まとまった資金を一度に投じるのではなく、定期的に一定金額を購入していくという「ドルコスト平均法」という考えのメリットを生かした方法です。

例えば、年間120万円を運用資金として回す場合、一度に購入するより12分割して毎月定期的に10万円ずつ購入するほうが、リスク分散に繋がります。

相場は上下の変動を繰り返しながら推移していくものです。常に一定金額を購入していくことで、高値の時は少ない数量を、安値の時は多くの数量を購入することができるため、買付け平均値を下げる効果があり、高値で購入してしまうリスクを抑えることもできます。積み立て運用のいいところは、その都度投資判断をせずに効率的に資産運用できる点といえるでしょう。

投資には当然リスクがあり、増えることもあれば減ることもあります。毎月一定金額を貯蓄に回している感覚で資産運用できるというのは、忙しい共働き世帯にはとてもメリットの大きい運用方法といえるのではないでしょうか。

インデックス運用でリスクを分散

資産運用をするにあたっては、投資方法だけでなく投資先の選択も非常に重要です。投資先をひとつに絞り運用していく方法もありますが、ひとつの投資先に資金を投じてしまうと、万が一、投資先の商品が暴落した場合、大きな損失を一身に受けることになります。

運用の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という格言が存在します。これは、投資をする際には一極集中を避け、リスク分散の重要性を説いたものです。しかし、投資商品の組み合わせを考えて運用するのも手間が掛かります。そこで、注目したいのが「インデックス運用」と呼ばれる運用手法です。

インデックス運用とは、日経平均株価(日本を代表する225銘柄の上場株式の平均株価を指数化したもの)や東証株価指数(TOPIX:東証一部の全銘柄を時価総額でウェイト付けして指数化したもの)などの株式指数と連動した動きを目指す運用方法です。インデックス商品には様々な指標に連動した投資信託やETF(上場投資信託)が存在しています。

小難しい説明をしましたが、日経平均株価と連動を目指す投資信託やETFを1つ購入すれば、225銘柄の株式を購入する効果が得られるということです。個別に有望株を探すよりも、どの指数に連動するかを決めて投資をすればいいので、忙しい人にもうってつけの方法といえるでしょう。例えば、米国の株価が好調なので投資したいと思ったときには、NYダウに連動したインデックス商品を購入する、といった投資ができます。

このインデックス運用は、リスクを分散させる分散投資として非常に有効的といえ、中長期的にみると安定的に利益を出せるとして近年注目されています。

「積み立て運用」+「インデックス運用」で「ほったらかし運用」を実現

資産運用と聞くと難しそう、手間がかかりそうと敬遠しがちですが、積み立て運用とインデックス運用を組み合わせれば、定期的な資産の見直しをするだけで頻繁に売買する必要がありません。いわば「ほったらかし運用」といえるでしょう。

資産運用は、投資額が多いほど資産形成の効力を発揮します。つまり、月々の積み立て金額を多く捻出できる高年収のパワーカップルは有利です。時間はないけれども収入の多い共働き世帯こそ、この「ほったらかし運用」をうまく活用していけば、高い運用効果を実感出来る可能性が高まるでしょう。
 

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