投資・資産運用
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2019.4.16

「とにかく時間がない」ビジネスパーソンはどう運用すればいい?

(写真=SFIO CRACHO/Shutterstock.com)
(写真=SFIO CRACHO/Shutterstock.com)
とにかく多忙なビジネスパーソンでも資産運用は可能です。近年、注目度が急上昇中の「ロボット・アドバイザー」や「インデックス投資」のほか、国が2018年1月にスタートさせた「つみたてNISA」も効果的な選択肢として挙げられます。

ロボット・アドバイザー:自動プログラムを活用した注目のフィンテック

ロボット・アドバイザーとは、コンピューターの自動プログラムが資産運用のアドバイスを行うサービスを指し、略して「ロボアド」と呼ばれています。金融とITを融合したフィンテック(Fintech)の一種として注目を集めており、独自のアルゴリズムに加えてAI(人工知能)の技術も導入され始めています。

ロボアドはまずアメリカで注目され、現在は日本の企業も2016年ごろから本格的にサービスを展開するようになりました。国内大手が提供するロボサービスの運用額は右肩上がりの状況が続いており、証券会社や銀行もこの分野に事業参入しています。

ロボアドの強みは各社によって異なりますが、自動化ツールによって手間を大幅に減らしてくれることが共通点の一つと言えます。金融商品選びや資産配分、入金、発注などのほか、資産の再配分などまでプログラムがこなしてくれます。

各社がウェブサイトから口座開設の申し込みができ、スマートフォンのアプリを使って資産運用の管理や確認ができることも特徴です。

インデックス投資:専門家任せで気軽に分散投資、株選びの手間もなし

インデックス投資も手間があまり掛からない資産運用方法の一つです。インデックス投資とは、日本の日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)、アメリカで代表的なNYダウ平均株価などと同じ値動きを目指す「インデックスファンド」で資産運用をする手法です。

インデックス投資が忙しいビジネスマン向けである理由の一つが、インデックスファンドは専門家に運用を任せる投資信託の一種であることから、投資家の手間が抑えられていることです。こうした特徴から、投資する側が購入する株を選ぶこともなく、投資先のバランスなどのことに気を揉む余地もありません。

インデックスファンドでの資産運用のメリットには、分散投資によるリスク軽減が見込まれることもあります。株についての知識があまりない初心者にとっても始めやすい投資手法の一つであると言えます。

つみたてNISA:定期的に自動積み立て、20年で最大800万円の非課税資産

忙しいビジネスマンでも可能な資産運用の方法と言えば、国が2018年1月にスタートした「つみたてNISA」も選択肢の一つです。

つみたてNISAでは、最初に決めた「毎月」などのタイミングで自動的に投資信託の買い付け(積み立て)が行われ、その都度に掛かる手間も基本的にはありません。買い付けタイミングがあらかじめ決められていると、投資信託の値動きを毎日気にする必要性も無くなるため、ストレスが少なく済むのも特徴の一つであると言えるでしょう。

つみたてNISAを選ぶメリットとしては、手間が掛からないというだけではなく、非課税投資枠内での投資信託の運用益が非課税になる点もあります。非課税投資枠の上限は毎年40万円と決められており、20年間で最大800万円の非課税資産を保有することができます。

忙しい人だけではなく、少額をこつこつ長期的に積み立てたい人にとっても適した資産運用の方法であると言えるでしょう。

資産運用開始へ、まずは初めの一歩を

忙しいビジネスマンに向いている資産運用の方法はこのように色々あります。その中でも特に本人の投資スタイルやライフプランにあった手法を選ぶのが良いでしょう。

いずれの資産運用の方法を始めようとしても必ず最初の申し込み手続きの手間は掛かりますが、長期的な運用を考えているのであれば、早く始めるのに越したことはありません。

資産運用を開始する第一歩として、まずは各社のホームページを見てみたり、資料請求したり、金融機関を訪れた際にパンフレットなどを手に取ってみたりしてはいかがでしょうか。
 

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