投資・資産運用
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2020.8.14

NISAを始める前にまず確認。インデックスファンドとETFの違い

(写真=Arthon/stock.adobe.com)
(写真=Arthon/stock.adobe.com)
少額投資非課税制度であるNISAでは、株や投資信託・ETF(イー・ティー・エフ)など、さまざまな金融商品に投資ができます。なかでも、インデックスファンドとETFは特徴が似ているため、どちらを選ぶか悩む人もいるのではないでしょうか。今回は、インデックスファンドとETFの違いを解説します。

どちらも指標に連動した運用成績を目指す投資信託

インデックスファンドとETFは、日経平均株価やTOPIX(トピックス:東証株価指数)といった、指標に連動した運用成績を目指す投資信託です。指標に連動するため、初心者でも値動きを比較的把握しやすいという特徴があります。また、独自の成績を目指すアクティブファンドと比較すると、運用会社による銘柄選定や市場調査の手間が少ないため、ランニングコストとなる信託報酬が低い点も魅力です。

では、インデックスファンドとETFの違いは何でしょうか。ここからは、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

インデックスファンドはノーロードの商品が多い

インデックスファンドの特徴は、ノーロード(販売手数料がない)の商品が多いことです。また投資信託の運用にかかる費用である信託報酬もアクティブファンドに比べ低く抑えられており、低コストの投資ができる商品といえるでしょう。

そのほか、インデックスファンドはブラインド方式により売買される点も特徴です。ブラインド方式とは売買に適用される価格が、取引申込時に決まっていない方式です。この点が、リアルタイムな価格で取引されるETFと異なります。

市場に上場するETFの特徴は信託報酬の低さ

金融商品取引所に上場するETFは、売買時に販売会社を介しません。そのため販売会社に支払う手数料はかかりません。また、金融商品取引所で直接売買するため、取引にかかわる会社が少なくインデックスファンドよりも信託報酬が低い傾向があります。なお、ETFの売買時には証券会社所定の売買手数料がかかるため、いくらかの初期費用が必要です。

上場投資信託であるETFは株式と同じように取引されるため、指値注文や成行注文による取引ができる点も特徴です。一般的な投資信託と比べ、より積極的な運用ができる商品といえるでしょう。

 

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つみたてNISAはインデックスファンドが充実。ETFなら一般NISAも検討

最後に、NISAを活用してインデックスファンドやETFを運用する際の、口座選びのポイントを確認しましょう。NISAには、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類の口座があります。NISA口座は、1人1口座しか開設できません。非課税制度を十分に活用するには、投資方針に合った口座を選ぶことが重要です。

長期投資を希望している人が開設するべき「つみたてNISA」

つみたてNISAは、最長20年の非課税投資ができる口座です。毎年40万円、20年間で最大800万円を新規投資できるため、少額ずつ長期で運用をしたい人はつみたてNISAが向いていると考えられます。

つみたてNISAで投資できるのは、金融庁が長期投資に向いていると選定したファンドです。2020年4月1日現在、全181ファンドのうち156本がインデックスファンドで構成されています。また、ETFも7本の取り扱いがあります。

ETFでの投資をメインに考えているのであれば「一般NISA」も

一般NISAは、幅広い金融商品に投資ができる口座です。ETFを中心に投資したい人や、より多くのインデックスファンドから投資銘柄を選びたい人には、一般NISAも選択肢となるでしょう。

一般NISAでは、毎年120万円(最大600万円)の新規投資が可能です。非課税期間は5年ですが、ロールオーバーにより最長10年まで延長できます。

 

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