投資・資産運用
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2020.8.10

投資は「何を買うか」よりも「いつ買うか」が重要なワケ

(写真=toshi/stock.adobe.com)
(写真=toshi/stock.adobe.com)

株や投信への投資にあたって、投資家なら誰しも「どの銘柄を選ぶか」を熱心に考えるでしょう。一方で、「いつ投資するか」に関しては往々にして軽視されがちです。ところが投資タイミングは、むしろ銘柄選びより利益を出すカギを握るのです。

個人投資家が失敗しやすい「高値づかみ」

では、なぜ投資タイミングが大切なのでしょうか。

2018年にモーニングスターが行った調査によると、過去10年間の株式投信の運用成績はおおむね好調で平均4.4%の利回りでした。ところが、「投資家がどの程度利益を出せたか」を示すインベスターリターンは2.2%に過ぎません。

原因は、投資家の「高値づかみ」です。とくに相場に不慣れな投資家ほど、株価の上昇している銘柄に目が行きがちで、高値になってから手を出してしまう傾向にあるようです。投資で損を出さないためには、「高値づかみ」を避けなければいけません。

株価が上がり続けているとき、ベテランの投資家でも、買わないでいることでなぜか損をしているような錯覚に陥りがちです。だからついつい手を出してしまうのです。この逆の現象がろうばい売りと呼ばれるもので、下がり続けているときにあわてて売ってしまうことを指します。つまり、焦りが売買のタイミングを見誤らせ、結果、投資で利益を出すことができないのです。

この「焦り」を抑えるためには、客観的な指標など基準軸を持つこと、そしてイベント時の傾向を把握することなどが挙げられます。ここでは、PBR・PERといった指標について、そして、不祥事のようなイベント時に確認したいことを見ていきましょう。

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投資タイミングを見極めるために

PER、PBRといった指標を活用し、割安のタイミングを知る

企業業績や財務状態に対し株価が割高か割安か、判断するための指標がPER(株価収益倍率)やPBR(株価純資産倍率)です。ただし数千もある銘柄のPER・PBRを追うのは不可能です。「下がったら買うリスト」を作って注目株を絞っておき、割安になったタイミングで買いを入れるのも効果的な投資法です。

不祥事発覚などの急落時に逆張り

不祥事が起こると、市場はパニックを起こして銘柄は急落、1ヵ月ほど低迷状態が続きます。問題はその後で、V字回復する銘柄とそのまま沈んでいく銘柄に分かれます。

明暗を分ける要素の1つが、企業が営んでいるビジネスの成長性・競争力です。例えばオリンパスは、一時株価は6分の1まで急落しますが、3年後には10倍まで値を上げました。同社の本業、中でも高いシェアを握る内視鏡分野が市場で高く評価されたのです。

 

「いつ買うか」を見極める眼力は、すぐに身につくわけではなく、日ごろからの研究、努力がものをいいます。常日頃から、PER、PBRの推移や過去事例を研究しておくとよいでしょう。

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文・野口 孝雄
上場企業(大手日用品メーカー)にて、事業戦略・財務に携わる。とくに財務部門所属時には、株主総会運営・決算開示を経験、経営分析の力をつける。個人としての投資経験に合わせ、「投資される」企業側からの視点を加味した、独自の切り口によるコラムを真骨頂としている
 

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