投資・資産運用
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2020.8.1

いまが始めどき?「つみたてNISA」の投資可能期間が再び最長20年に

(写真=thekob5123/stock.adobe.com)
(写真=thekob5123/stock.adobe.com)
将来の資産作りとして人気の「つみたてNISA(ニーサ)」の投資可能期間が、延長されることになりました。期間の延長は投資家にどのような影響を及ぼすのでしょうか。今回は、税制改正の概要とつみたてNISAの始めどきについて解説します。

令和2年度税制改正により、再び最長20年の新規投資が可能に

令和2年度税制改正により、つみたてNISAの投資可能期間が2042年まで延長されることが、金融庁から発表されました。改正のポイントは、投資可能期間が再び最長で20年に延びた点です。

そもそも、つみたてNISAには2つの「期間」があります。1つ目は、投資した資産の運用益が非課税になる期間で、これは20年と決まっています。2つ目は、新たに資金を投資できる「投資可能期間」です。今回の改正では、2つ目の投資可能期間に変更がありました。
 

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新規投資できる期間は、運用開始時期によって1~20年の差がある

つみたて投資可能期間は最長20年ですが、実際には運用を始めた時期によって1~20年の差があります。投資可能期間が2037年までだった改正前を例に考えると、2018年につみたてNISAを始めた人は20年に渡り新規投資できました。しかし、2020年に投資を始めた人は18年しか新規投資ができない、といった具合です。

このように、つみたてNISAは投資を始める時期が後になるほど、投資可能期間が短くなる仕組みとなっています。今回の改正による1番のメリットは、最長でも18年に減っていた投資可能期間が、再び20年に延びたことといえるでしょう。

20年の投資可能期間を得るには、2023年までにつみたてNISAをスタートしよう

20年の投資可能期間を得るには、2023年までにつみたてNISAをスタートさせる必要があります。では、投資可能期間を長くすると、どのような効果があるのでしょう。それを考えるうえで知っておきたいのは、つみたてNISAは、長期で複利運用することによる資産形成を目指す制度だということです。

例えば、毎月1万円を積立し、3%のリターンを得続けたとします。15年間運用すると、最終積立金額は226万9,727円です。運用期間を20年に延ばすと、最終積立金額は328万3,020円になります。

長期運用による資産作りを考えている人は、投資期間が延長された今回を機に、つみたてNISAを始めてもよいかもしれません。
 

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