投資・資産運用
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2020.7.30

楽天か、SBIか?人気のiDeCoについてネット証券大手2社を比較!

(写真=beeboys/stock.adobe.com)
(写真=beeboys/stock.adobe.com)
「公的年金だけでは老後資金がまかなえない」「老後は2,000万円不足する」といったことが認知されるようになったためか、2019年7月のiDeCoの加入者数は3万6,778人と大幅に増加しました。しかしiDeCoを使って投資、購入するのは金融商品であり、加入にあたっては金融機関選びが重要です。手数料や取扱商品などチェックするポイントは多岐にわたるからです。

そこで今回は、数ある金融機関の中からネット証券No.1、No.2の人気を誇る「SBI証券」と「楽天証券」に注目し、基本情報から各社おすすめ商品までをピックアップして解説します。
 

あらためて確認、「iDeCo」とは

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、国民年金や厚生年金など「公的年金」とは別に、個人で老後のための資産形成を行うことができる「私的年金」です。毎月一定の額を積み立てて、定期預金や投資信託、保険など金融機関によって異なる金融商品を自分で選択し、60歳以降にその掛け金(元本)と運用益を受け取ります。

加入資格は?

20歳以上60歳未満、日本在住(公的年金受給者)であれば加入が可能です。ただし加入にあたっては専用の口座開設が必要となります。

掛け金に制限はあるの?

iDeCoの掛け金の最低額は月額5,000円からです。加入者の職業によって上限額が以下のように定められています。この上限金額を上回らない範囲なら1,000円単位での上乗せ拠出が可能です。
 
職業 上限金額
公務員 月額1万2,000円
会社員(企業年金あり) 月額1万2,000円、2万円(企業年金の種類により異なる)
会社員(企業年金なし) 月額2万3,000円
専業主婦(夫) 月額2万3,000円
自営業 月額6万8,000円(国民年金基金および付加保険料含む)

(引用元:特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会

掛け金の拠出の休止や再開はいつでも行うことができます。しかし以下のような場合は当月中の掛け金拠出が不可能となり、未納となった場合でも追納することはできません。
  • 口座引き落とし日に残高が不足していた場合
  • 国民年金保険料未納の場合
掛け金の変更は引き落とし日を基準として1年(1月1日~12月31日)で1度まで可能です。

受給はいつから?

掛け金および運用益の受給は以下の表に記載の通り、加入期間が10年以上で60歳から可能です。支給請求しない場合は、70歳時点で一時金を請求することになります。ただし加入期間が10年未満の場合は、受給開始年齢が以下のように61~65歳と変動するため注意しましょう。
 
通算加入者等期間 受給開始年齢
10年以上 満60歳
8年以上10年未満 満61歳
6年以上8年未満 満62歳
4年以上6年未満 満63歳
2年以上4年未満 満64歳
1ヶ月以上2年未満 満65歳

(引用元:特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会

また以下のどちらかの条件に当てはまる場合は、加入者の年齢にかかわらず受給開始となります。
  • 加入者が60歳を迎える前に重度の障がい者となった場合
  • 加入者が死亡した場合(受給者は遺族です)

インデックス型とアクティブ型を知ろう

iDeCo運用に投資信託を用いる場合、商品の運用スタイルは以下の2種類に分類されます。

・インデックス型(パッシブ型)
「日経平均株価」「TOPIX」など、市場の値動きを示す代表的な指数への連動を目指す運用形態です。

・アクティブ型
インデックス型に対して、対象市場の値動きを中長期的に上回る運用を目指すのがアクティブ型です。ファンドマネージャーなど運用の専門家らが、それぞれ独自の視点から市場の動向を解析・予測し、成長の期待できる銘柄を複数ピックアップして運用を行います。
 

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ネット証券の双璧「楽天証券」と「SBI証券」

数あるネット証券の中でも2大証券会社と呼ばれるのが「楽天証券」と「SBI証券」です。ザイ・オンライン読者に対して2019年2月~2020年1月末まで行ったアンケートによると、「ネット証券人気ランキング」1位はSBI証券、2位は楽天証券でした。

楽天証券について(2020年3月15日時点で約400万口座)

1999年3月にネット専業の証券会社としてサービス開始以降、開設口座数は伸び続け、一躍ネット証券人気ランキング2位の人気を誇る企業となりました。人気ランキング1位のSBI証券に口座数では劣るものの、手数料は業界最安クラスです。また2018年10月~2020年3月の約15ヵ月で100万口座増と、過去最速でSBI証券の口座数を追随しています。

さらに新規開設者に投資初心者や20~30代の若年層が多い点が特徴です。「楽天スーパーポイント」との連携やその他IT企業としての強みを生かした施策を実施しています。
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SBI証券について(2020年3月末時点で約543万口座)

2020年3月末時点の口座開設数はネット証券第1位で、総口座数は約543万口座の最大手企業です。2017年のIPO取り扱い銘柄は75件、国内株で全上場銘柄のうち約95%、外国株の取り扱い国数は主要ネット証券1位という幅広いラインアップを誇ります。少額投資向けの手数料システムやそのほかの投資初心者向けサービスも豊富で、夜間取引(PTS)も取り扱うなど配慮の行き届いたサービスが強みです。
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iDeCo取り扱い金融機関を選ぶための4つのポイント

iDeCoは金融機関によって手数料や商品のラインアップが異なります。そのため以下の4つのポイントを押さえたうえで金融機関選びを行うことが必要です。

(1)運営管理手数料の低さ
(2)ラインアップの豊富さ
(3)信託報酬の低さ
(4)利便性の高さ

(1)運営管理手数料の低さ

iDeCoを運用するためには以下の2種類の手数料がかかります。

・口座開設費用:2,829円(+金融機関別手数料)
開設費用は加入時に支払います。支払い先はiDeCo発行元である国民年金基金連合会です。口座開設費用はどの金融機関で加入しても一律で2,829円となります。金融機関によっては口座開設時に別途費用を支払う可能性もありますが、基本的に無料のところが多い傾向です。念のため自分が加入予定の金融機関に事前に確認しておくと安心でしょう。

・口座管理手数料:171円(+金融機関別手数料)
口座管理手数料は加入後に月額でかかる費用になります。国民年金基金連合会へ支払う105円、信託銀行(事務委託先金融機関)への66円、あわせて171円はどの取り扱い機関でも一律です。国民年金基金連合会へ支払う手数料(105円)は、掛け金を拠出した月のみ支払います。

つまりiDeCoを始める場合は、口座開設費用2,829円と口座管理手数料として毎月171円は最低必要です。これに加えて金融機関によってはさらに手数料が上乗せされる場合があります。性質上、iDeCoは10年を超える長期運用となる傾向です。手数料の額面は少額でも10年、20年と長期にわたって支払っていくと最終的に大きな開きが生まれます。

そのため金融機関により異なる手数料のチェックは忘れずに行いましょう。

(2)ラインアップの豊富さ

取扱商品のバリエーションが多ければそれだけ投資スタイルの選択肢が増えることになります。2018年の法改正により、2023年までにiDeCoの取り扱い本数は各金融機関35本までに絞られることになりましたが、重要なのは取扱商品の幅です。iDeCoでは元本確保型の定期預金からハイリスクハイリターンといわれる海外株式までさまざまな商品があります。

しかし金融機関によって「どの種類にメインを据えるか」は少しずつ異なっているのです。自分の運用方向性が定まっている場合は、ある種類に特化した金融機関での加入も考えられます。しかしそうでない場合は元本保証からハイリスクハイリターン商品、投資対象も国債や株式、REITまでバランス良く揃えている機関を選ぶとよいでしょう。

(3)信託報酬の低さ

自分で株式などを運用する場合と異なり、専門家に運用を委ねる投資信託では商品ごとに「信託報酬」が定められています。前述した「インデックス型(パッシブ型)」「アクティブ型」という分類で見るとより高い利益を目指すアクティブ型のほうが信託報酬は高くなる傾向です。信託報酬は約0.06~2.2%と多岐にわたります。

数字から見ればそこまで違いがないように感じる人も多いかもしれません。しかし金融機関の手数料と同様に10年、20年という長いスパンで見ると、最終的なコストに大きな開きが生まれる可能性があるためiDeCo(イデコ)の長期運用を行う場合は注意したい数字の1つです。資産クラスや対象指数、運用方法などコンセプトが似通っていても商品ごとに信託報酬が異なります。

そのためできるだけコストの安く済む商品を揃えている金融機関を選ぶようにしましょう。

(4)利便性の高さ

コスト面だけでなく金融機関の利便性によっても差が生まれます。
  • スタートガイドなど投資を始めたばかりの人への配慮が行き届いているか
  • 電話やチャットでの対応(対応時間)、動画配信サービスなどサポートは充実しているか
またiDeCoでは専用口座の開設・専用サイトの操作が必要になります。そのため「パソコンやスマートフォンでのページ遷移」「専用アプリの有無」「通常の証券口座など他口座との連携のスムーズさ」なども確認しておきましょう。

楽天証券で始めるiDeCo

ネット証券人気ランキングおよび口座数第2位の楽天証券でiDeCoを始める場合はどのような特徴があるのでしょうか。商品を一部紹介しながら解説していきます。

コスト

口座開設費用 2,829円
口座管理手数料
(毎月運用を行っている場合)
171円

楽天証券の場合はiDeCoの基本となる手数料のみで別途金融機関へ支払う手数料は発生しません。
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特徴

・サイトの利便性
楽天証券は本体が楽天株式会社というIT企業のため、インターネットサイトの操作性が高い点が特徴です。iDeCo専用サイトはスマートフォン用に最適化されており、専用アプリのダウンロードなども不要で通常サイトからすぐにiDeCoサイトへ遷移することができます。専用サイト内はカラフルで見やすく、運用資産をリストやグラフ形式で表示したり投資信託に関する情報やチャートも簡単に確認したりすることができます。

また掛け金の変更や投資対象の商品入れ替えなどを行うこともできます。口座管理においても多くの場合は、通常の証券口座とiDeCo専用口座を別々のサイトで管理しなければなりません。しかし楽天証券はこれらを1つのIDで管理することができます。自社サイト内ですべて完結するよう設計されている点は大きな強みといえるでしょう。

・楽天スーパーポイントとの連携

楽天での通販やオークション、旅行などのサービスで利用できる・貯まる「楽天スーパーポイント」ですが、楽天証券で開設した証券口座との連携が可能です。楽天銀行「ハッピープログラム」口座連携サービスに加入することで取引・投信残高に応じポイントが得られる、投資信託を楽天カードで買付してポイント獲得、またポイントを投信などに回せる「ポイント投資」など、楽天会員を対象とした幅広いポイント連携サービスが人気を集めています。

・充実したサポート体制
加入時の書類に同封され、サイトでも閲覧できる同社作成の「スタートガイド」ほか、過去に開催されたセミナーなどの動画コンテンツ、加えて24時間対応のAIチャットやiDeCo専用ダイヤルも用意されています。iDeCoに関する基本的な質問から商品選択のポイントまで知ることができ、投資初心者への配慮は十分といえるでしょう。
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商品ラインアップ

楽天証券では、インデックス型17本、アクティブ型14本、元本確保型1本、計32本のiDeCoを取り扱っています。

今回は、低コストで分散投資効果が高く、また純資産総額が順調に伸びていることを選定の基準として3本の商品を以下にピックアップしました。

・楽天 全米株式インデックス・ファンド
 
運用会社 楽天投信投資顧問
運用スタイル インデックス型
基準価額 1万1,358円(2020年5月26日現在)
純資産総額 989億1,900万円(2020年5月26日現在)
信託報酬 0.16%

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を対象とする米国株式に特化した商品です。大型株~小型株まで網羅しており米国株のほぼ100%をカバーしています。米人気上位株を対象とする商品は多いですが小型株までを対象とした商品はあまり存在しないようです。

世界の株価時価総額の4割を米国企業が占めているといわれています。そのうえグローバル企業が多いためアメリカ株は世界の経済成長を取り込みやすいといえるでしょう。純資産総額は設定以来右肩上がりであり、信託報酬も低めに設定されています。全世界型よりはどうしても分散効果が薄れてしまいますが、特長の多い商品のため検討してみる価値は十分あるでしょう。

・楽天 全世界株式インデックス・ファンド
 
運用会社 楽天投信投資顧問
運用スタイル インデックス型
基準価額 9,873円(2020年5月26日現在)
純資産総額 375億3,300万円(2020年5月26日現在)
信託報酬 0.21%

「バンガード・トータル・ワールドストックETF」が対象です。アップルやフェイスブック、マイクロソフトなど世界的な先進国企業銘柄を筆頭に、国内外の株式に投資します。5~6割が米国株、残りは新興国を含む全世界の大型~小型株で構成され、銘柄数は約8,454種類(2020年3月末時点)です。本商品1本で世界中の企業に投資することができ、信託報酬も比較的低いため人気の高い商品です。

前述の楽天・全米株式インデックス・ファンドと合わせて「楽天バンガードシリーズ」と呼ばれますが積み立て商品でこれらに投資できるのは楽天証券のみとなっています。

・たわらノーロード 先進国株式
 
運用会社 アセットマネジメントOne
運用スタイル インデックス型
基準価額 1万2,708円(2020年5月27日現在)
純資産総額 516億9,200万円(2020年5月27日現在)
信託報酬 0.11%

>楽天証券で今すぐiDeCoを始める(公式サイト) 楽天証券
手数料引き下げに対して積極的なファンド。「ノーロード」とは購入時の手数料が無料という意味です。日本を除く主要先進国株式への投資を行う商品で、ほかに国内株式型商品と合わせることで投資地域の分散効果が高まりバランスを取りやすくなることでしょう。構成銘柄は米国株式が約6割となっており、アップルやフェイスブック、マイクロソフト、アマゾンなどの超有名株も取り入れられています。

SBI証券で始めるiDeCo

2020年3月時点でネット証券において口座数トップを走っているSBI証券のiDeCoの概要と注目の商品について解説します。

コスト

口座開設費用 2,829円
口座管理手数料
(毎月運用を行っている場合)
171円

楽天証券と同じくSBI証券も別途手数料がかからないため最安水準です。
>SBI証券で今すぐiDeCoを始める(公式サイト) SBI証券[旧イー・トレード証券]

特徴

・2つのプラン
SBI証券でiDeCoを始める場合、「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の2つのプランからどちらかを選択します。よりわかりやすく・より広く選択肢を取ることのできるよう工夫されており、プラン変更の手数料も無料です。ただし変更時には、一度保有資産をすべて売却する必要があります。売却から次の商品へ掛け金拠出されるまでの間、運用は行われないため注意が必要です。

(1)オリジナルプラン
同社のiDeCoサービス開始された2005年から提供されているプランです。株式や債券など複数の資産クラスを組み合わせた「バランスファンド」を多く含み、自分で商品選択することが困難な人でもリスク許容度に応じた株式投資比率の商品を選択できます。

(2)セレクトプラン
2018年11月に提供が開始され、低コスト商品の取り扱いにメインが据えられています。対象指数やマザーファンドが同一でも、オリジナルプランとの間で信託報酬率が異なる場合があり、このような場合はセレクトプランを選択するほうがより有利です。

・安定、充実のラインアップ
SBI証券は10年以上iDeCoを取り扱う老舗で、充実したラインアップが特徴です。SBI証券で設定から3年以上が経過かつ投資信託格付け・モーニングスター社から高評価を受けている取り扱い銘柄だけが商品として提供されています。

・安心のサポート体制
楽天証券と同じく、SBI証券でもセミナーなどのコンテンツ利用やサポートデスクへの電話相談が可能です。平日だけでなく、土曜日曜も午前8時から午後6時まで受け付けています。

・ロボアドバイザー
SBI証券では商品選びに迷った際「SBI-iDeCoロボ」と呼ばれるロボアドバイザーの活用ができます。いくつかの質問に回答することで、堅実な資産形成から積極的な運用までさまざまなスタイルに応じたプランが提案されるサービスです。SBI証券でのiDeCo口座開設をまだ行っていない場合でも試すことができます。
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商品ラインアップ

SBI証券では、セレクトプランで37本(インデックス型22本、アクティブ型14本、元本確保型1本)、オリジナルプランで38本(インデックス型23本、アクティブ型14本、元本確保型1本)のiDeCoを取り扱っています。

前項楽天証券と同じ基準から、3本の商品をピックアップしました。

・〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド
 
運用会社 ニッセイアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 1万5,577円(2020年5月27日現在)
純資産総額 1,639億6,000万円(2020年5月27日現在)
信託報酬 0.10%

投資先進国である米国において最も人気の銘柄(フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフトなど)が組み込まれた商品です。セレクトプランで取り扱われています。ポートフォリオ構築には、ニッセイアセットマネジメント独自の基準を用いています。通常外国株式というと情報が少なく踏み込みにくいイメージがあるかもしれません。

日本でも名の知れた米国企業が商品の多くを占めているため、比較的安心して投資できるといえます。また米国人気株は世界的な景気後退の中でも回復・再成長を見せることが多く、長期投資の多いiDeCoでは強みです。ただし分散投資の観点から米国株式への偏りが気になる場合は、新興国株式で構成された商品などもあわせて検討するとよいでしょう。

・三井住友 DCつみたてNISA 日本株インデックスファンド
 
運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 2万4,241円(2020年5月26日現在)
純資産総額 332億100万円(2020年5月26日現在)
信託報酬 0.18%

オリジナルプラン取扱商品で国内の大型株をメインとした定番商品です。トヨタ自動車や三菱など名だたる企業を構成銘柄とする指数「TOPIX(東証株価指数)」への連動を目指しており、純資産総額の規模も大きく安定した商品といえるでしょう。

・SBI 全世界株式インデックス・ファンド
 
運用会社 SBIアセットマネジメント
運用スタイル インデックス型
基準価額 9,602円(2020年5月26日現在)
純資産総額 648億5,000万円(2020年5月26日現在)
信託報酬 0.1102%程度


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SBI証券で取り扱う全世界型株商品は、セレクトプランのみで提供されています。商品は約8,000銘柄で構成されており、愛称が「雪だるま」です。この商品の特筆すべき点はなんといっても信託報酬の低さでしょう。分散投資効果の高い商品を低コストで運用できるため、iDeCoの長期運用を目指すとき選択肢の1つとして検討できます。

iDeCo加入にあたり知っておくべきリスク

iDeCo加入の前に以下の点について再度確認しておきましょう。

換金性の問題

iDeCoでは、原則60歳まで積立額および運用益の受け取りができません。そのため急に資金が必要となってもNISAなどのように引き出すことはできず、受給開始まで資産が拘束されることになります。ただ視点を変えた場合、このデメリットは「確実に老後資金の積み立てができる」というメリットにもなるでしょう。

元本割れのリスク

iDeCoは通常の公的年金や預金などとは違いあくまで金融商品のため、リターンを目指す限りは損失が出る可能性があります。月々5,000円からとはいえ投資には違いありませんので、慎重に、どこまでリスクを負えるか(リスク許容度)を予め算出したうえで加入を検討しましょう。リスク許容度については、以下のような尺度でおおよそ把握することができます。

・年齢
加入時点での年齢が若いほど受給開始までの期間が多く残されており、その分リスク許容度の選択肢が広くなるといえます。また商品が短期的な値動きを見せている場合でも、長期保有により価格変動リスクが抑えられ、比較的安定したリターンが期待できます。

・収入や資産に関して
現在の状況はもちろんのこと、今後収入や資産が増える見込みがあれば、その分投資に回すことのできる余剰資金が増える可能性が大きいためリスク許容度に影響します。

・投資経験の有無
特にiDeCoに投資信託を組み込む場合、少なからず投資に関する知識と経験が必要です。商品の1つひとつを金融の専門家が運用しているとはいえ、「投資を行う人にどれだけスキルがあるか」により商品の選択肢に違いが出ます。

繰上償還

投資信託では、人気の出なかった商品の取り扱いを中止する「繰上償還」というリスクが存在します。これを避けるには、選択の時点でその商品の人気をおおよそ把握・予想しておくことが必要です。わかりやすい指標として「純資産総額」の規模とその増減傾向が挙げられます。純資産総額が大きいほど、より多くの投資家が多くの資産を注ぎ込んでいるといえるでしょう。

これだけでは心もとない場合は、次に増減推移をチェックします。その商品に対する人気が一過性のものではなく、順調に資産総額が伸びていたり安定していたりすれば、それだけ繰上償還のリスクは低くなります。ただし定番の商品ばかりを選択すれば、より大きなリターンを目指す人にとっては目的を果たしにくくなる場合もあるでしょう。

ポートフォリオに組み込む安定資産やリスク資産の割合と「自分がどのような資産運用を目指すのか」というビジョンを注意深くすり合わせていくことが重要です。

サポート充実の楽天証券やSBI証券で、安定したiDeCoライフを始めよう

iDeCoの加入者は年々増加傾向ですが、中には「投資がはじめて」という人も少なくありません。はじめての投資で不安が多いなか、金融機関からのサポートが充実していることは何よりの優先条件となります。今回紹介した楽天証券とSBI証券はともにサポート体制がしっかりと組まれており、各社工夫を凝らした運用スタイルが人気です。取扱商品も低コストであるものが多く、iDeCoを長期間にわたり運用したい人にとって魅力的なラインアップといえます。

両者ともに捨てがたい要素がありますが、今回はその運営スタイルや取り扱い商品の傾向から、各社サービスがどのような方に向いているのか切り分けることにします。

▽楽天証券
  • ショッピングや旅行、クレジットカードなど同グループのサービスを利用する方
  • 積極的な運用を視野に入れている方
楽天スーパーポイントと連携ができ、商品はインデックス型・アクティブ型ともにバランスよく取り扱っていることから、上記のような方に向いているといえそうです。
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▽SBI証券
  • 低コスト商品を堅実に運用したい方

幅広いユーザーに対応する充実のラインアップですが、ロボアドバイザーが利用でき、セレクトプランを中心にインデックス型商品の取り扱いが多いため、特にこのような方に向いているといえます。
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どちらの証券会社を選ぶにせよ、加入前後で生まれるさまざまな疑問や不安をしっかりと相談しながら、明るい老後を迎えるためにも投資商品をじっくりと吟味してみましょう。

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