投資・資産運用
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2020.6.14

【連載#3】今こそグッドタイミング!?じぶん年金「iDeCo」の始め方

「人生100年時代」を迎え、ぜひ利用したいのが、長期にわたって税金の優遇を受けながら老後資金を準備できる個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」。関心はあっても、なかなか始めるところまではたどり着かないという方のために、始める前の準備や申し込んで運用をスタートするまでのプロセスを具体的に紹介します。
 

iDeCoを始めるための4つのステップ

「iDeCo」は税金の優遇を受けながら毎月コツコツ積み立てることで老後資金を準備できるうれしい制度。その仕組みやメリットを知って、始めたいと思った方も多いでしょう。ただ、関心はあっても「なんとなく面倒臭そう」と、なかなか始められない人もいるようです。そこで、具体的な始め方を見ていきましょう。

iDeCoを始めるためのプロセスは、以下の4つのステップです。

【iDeCoの始め方】

STEP1
加入資格の有無と掛け金の上限を確認する

STEP2
掛け金を決める

STEP3
金融機関を選び、iDeCo加入を申し込む

STEP4
運用商品を選ぶ


※順番が入れ替わるケースもある
 

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まずは加入資格の有無や掛け金の上限を確認

最初に自分がiDeCoに加入できるかどうかを確認します。「iDeCo公式サイト」には、簡単な質問に答えるたけで加入資格があるかどうかがわかる「カンタン加入診断」が用意されています。

iDeCo公式サイト
iDeCo公式
20歳以上60歳未満で、国民年金保険の第1号(自営業者)や第3号(専業主婦・夫)の被保険者には加入資格がありますが、第2号(会社員・公務員)の被保険者については勤務先の企業型確定拠出年金の有無や形態によって、加入できないケースもあります。

また、場合によっては事業主が企業型確定拠出年金規約を変更しなければならないといった諸条件があるので、詳しくは運営管理機関などに相談しましょう。なお、国民年金保険料の免除や猶予を受けている人は、原則として加入できません。

掛け金の上限は職業や企業年金の有無により異なる

iDeCoの掛け金は、職業や企業年金、企業型確定拠出年金などの加入状況などによって異なります。自分の上限を確認しておきましょう。


【iDeCoの掛け金上限】
―――――――――――――――――――――――
職業 上限(月額)
―――――――――――――――――――――――
公務員 1万2,000円
―――――――――――――――――――――――
企業年金あり 1万2,000円・2万円
会社員 ―――――――――――――――――――
企業年金なし 2万3,000円
―――――――――――――――――――――――
専業主婦(夫) 2万3,000円
―――――――――――――――――――――――
自営業 6万8,000円 ※
―――――――――――――――――――――――

※自営業の上限は国民年金基金掛け金または国民年金付加保険料と合算した額

上限の範囲内で、月々積み立てる掛け金を決める

自分の上限を確認したら、その範囲内で月々の掛け金を決めます。掛け金は毎月5,000円から1,000円単位で自由に設定できます。

掛け金をいくらにするかは、月々の収支などにもよりますが、もし「〇歳までに〇〇万円の資産をつくりたい」といった希望があるなら、そこから逆算することはできます。積立期間は60歳までの年数です。たとえば30年で1,000万円貯めたいと考えた場合、日経平均株価の配当利回り約2%で運用できると想定すると、月額2万円程度になります。期間や想定利回りなどによって変わってくるので、シミュレーションサイトなどで調べてみるといいでしょう。

ただ、iDeCoで積み立てたお金は原則として60歳以降の給付開始時(加入期間により異なる)まで引き出すことができないので、無理なく続けられる金額で始めるのが得策です。掛け金の金額の変更は1年に1回だけ可能なので、余裕ができた時点で段階的に引き上げるのも一つの方法です。どうしても積み立てを続けられない場合は休止も可能ですが、途中で解約・換金することはできず、運用のみが続くことになります。
 

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