投資・資産運用
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2019.12.17

失敗しない資産運用!「貯金」の割合は生活費の何ヵ月分?

(画像=ANDRANIK HAKOBYAN/Shutterstock.com)
(画像=ANDRANIK HAKOBYAN/Shutterstock.com)
「老後資金は2,000万円不足する」といった金融庁の報告書の内容を知って不安を感じた人も多いことでしょう。まだ先のこととはいえ自分の老後生活がどのようになるか気になるものです。安心して老後を迎えるための失敗しない資産運用とはどのようなものなのでしょうか?

資産運用って重要かも

「老後のお金が2,000万円足りない」という試算は、あくまでも高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの世帯)のケースで、毎月の赤字額が約5万5,000円、30年間で累計した金額です。無職世帯では公的年金が収入の中心ですから、それだけでは赤字になり、資産を取り崩す状態になることは十分想定できます。

ただ、現状は65歳から69歳で働いている男性の割合が57.2%、60歳から65歳で働いている女性の割合が56.8%です(総務省「労働力調査(2018年)」)。つまり、実際は高齢になっても働く人は多く「公的年金+給与収入」で暮らしを支える時代になりつつあります。

お金を増やすためには、働いて貯めるか、運用してお金にも働いてもらうかのいずれかですから、運用が大切なことに気づき始めている人も増えています。

そして、老後資金を準備する有効な手段としてiDeCoやつみたてNISAなど税制優遇のある制度を活用して長期投資・分散投資・継続積立が有効な方法であることが少しずつ浸透し始めています。

少子高齢社会の中で、公的年金の給付水準も将来低下することが予想されています。そのためにもできるだけ早くから老後資金の準備をする必要があります。

自分の許容度を確認してから資産配分を決める

資産運用を考える場合は、自分がリスクをどの程度受け入れることができるのか(リスク許容度)を事前に知っておくことが重要です。それによって、資産配分の決め方も変わってくるからです。

リスク許容度は、「運用期間(年齢)」「将来の収支見通し」「投資に対する考え方」などによって違ってきます。運用期間(年齢)では、年齢が若い人は大きなマイナスが発生しても、その後取り戻せるチャンスが多いので、リスク許容度は高いといえます。株式の比率を高めるなど、より積極的な運用が可能と考えられます。

一方で、年齢が高くなるにつれて運用期間が短くなり、運用がマイナスになったときのダメージが大きいため、リスク許容度は一般に低くなります。預金や債券の比率を高めるなど、リスクを抑えた運用が考えられます。

このように、リスク許容度はずっと一定ではなく年齢やそのときの状況によっても変わってきます。
 

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生活費3ヵ月分を目安にキープ、すべてをリスク資産に投じない

いくら老後の資金が心配だからといっても、すべてのお金を投資するわけにはいきません。生活をしていると想定外のことが起こるケースもあります。そのときに備えて預金など安全性が高く、換金しやすい金融商品にも一定額をキープしておくことが大切です。

想定されるリスクとしては、病気やケガ、災害あるいは失業などもないとはいえません。そんなときは、思わぬ出費や収入減に直面することになります。そのため、最低でも生活費の3ヵ月程度は投資のお金とは切り離しておくことが必要です。

3ヵ月分というのはあくまでも目安ですので、家庭の状況に合わせて安心できる金額で構いません。家庭によっては6ヵ月分、あるいは1年分というケースもあるでしょう。想定されるリスクで見積もってみてください。

避けなければいけない状況は、急な資金が必要になったときに、投資信託など投資性の商品で運用していたものを売却しなければならないときです。特に損失が出てしまうような局面であればなおさらです。運用がストップしてしまいます。長期で運用できるお金で投資することが大切です。


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