投資・資産運用
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2019.2.24

宝くじよりおすすめ 毎月5,000円からの株式投資とは?

(画像=PIXTA)
(画像=PIXTA)
「宝くじ」は数千円で「億万長者」を目指せるということで非常に人気がありますが、その一方で運用観点から見るとリターンが期待できる方法ではありません。どのような点が株式投資と異なるのでしょうか。

宝くじの当選確率は高くない


将来を考えた時に「宝くじが当たったら、もっと豊かになる」と夢見たことのある⽅もいるのではないでしょうか。しかし、当選確率はそこまで高くないのです。

ところで、皆さんは宝くじの当選確率をご存知でしょうか。宝くじと一口に言っても色々な種類がありますが、最もオーソドックスな「ジャンボ宝くじ」の場合は、以下のような確率となります。

ジャンボ宝くじは1組から100組までの「組」と、それぞれの組に100,000番から199,999番までの10万単位が存在します。合計で1,000万通りあることになります。この1,000万通りを「1ユニット」と呼び、複数ユニットが販売されます。1つのユニットに1等は1つ含まれていますから、例えば25ユニット販売されたら、25人が1等に当選する可能性がある、ということになります。(販売されるユニット数は毎回異なります。)

「確率」と「期待値」の考え方が大事


宝くじに限らず、投資を行う時には「確率」、つまり「期待値」と「標準偏差」を加味する必要があります。期待値とは「1回の投資でどれくらい儲かると期待されるか」を示す数値で、期待値が投資金額を差し引いてプラスであれば「有利な案件」となります。

標準偏差とは、収益計算をする上での「数値のばらつき」を指します。例えば損益が「平均10」の案件があったとしても、数字の構成が「9・9・10・11・11」の群と、「−200・-100・10・+100・+200」の群だと、平均は同じでも「現実問題として想定される損益」は大きく異なります。

投資の世界ではこの「標準偏差(ブレ)」が大きいものを「ハイリスク」、逆にぶれが小さいものを「ローリターン」と呼びます。資産形成を目的として考える場合、こういった期待値や標準偏差をしっかりと考える必要があります。

宝くじの期待値を求めてみよう!


宝くじの期待値は数式を使わずに簡単に求められます。宝くじには「控除率」というものがあります。これは「総購入価格の○○%を配当にし、残りを収益として運営側の収益とする」という方法です。つまり、胴元である発行体は絶対に損をしないシステム、ということです。

宝くじの場合はこの控除率は50%程度だと言われています。つまり、1枚300円で購入すると1枚当たり1円を分配、150円を利益に、ということです。そのため宝くじ1枚あたりの期待値は1円となります。300円で期待値150円のものを買うということは運営側が得をする仕組みであると言えます。

お金を上手く増やせる人は「確率」と「期待値」に強い人


このように、「配当および収益」の確立及び期待値と標準偏差を加味して「投資」できる方が「お金を増やせる人」であると言えます。もちろん、株やFXは宝くじのように「厳密な収益率」が決まっていないので、あくまで「予測」ではあります。それでも「最大利益および最大ドローダウン(損失)」を加味した上で投資手法を組み立て、長期的に見れば必ずプラスになるように設計する方法は可能です。

このような「確率を計算し、決まった手法で長期的にトレードする方法」を専門用語で「システムトレード」と呼び、システムトレードを自動で行うツールやAIなどに注目が集まっています。システム自体が正しくないと何の意味もありませんが、このような自動投資ツールは誰でも「プロの手法で売買できる」というところに魅力があります。

期待値などをベースにした投資を行いたい方は試してみてはいかがでしょうか。

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