投資・資産運用
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2019.2.28

へそくりより「数倍お得」な資産の築き方

(画像= stockfour/Shutterstock.com)
(画像= stockfour/Shutterstock.com)
先行き不透明な昨今、年収がどれだけあっても安心してはいられません。余ったお金を銀行に預けても金利がほとんど付かないため、タンス預金やへそくりをしている方もいるでしょう。しかし、単にタンス預金をしていても資産が増えることはありません。ある程度のリスクをとった運用を検討する必要があります。

まずは安全な資産運用方法を知るべき

お金が2倍になるためにかかる年数を算出できる「72の法則」をご存知でしょうか。「72÷年利(%)=2倍になるために要する年数(年)」の計算式で、100万円の元本を200万円にしたい場合、年利6%の運用で12年かかるということが分かります。

しかし、いきなり投資を始めるのは怖いものです。おまけに、資産を2倍にするために10年しかかけられないとなれば、およそ8%弱の年利で資産を運用する必要があります。8%はかなりの高金利の部類に入り、金融商品が限られます。

初心者は、まず比較的安全に資産を運用できる方法を知るべきでしょう。運用方法としては、預貯金以外に、株、投資信託、現物商品、不動産などへの投資があります。

現物商品の代表例は「金地金」ですが、市場が小さいため値動きが大きいのが特徴です。不動産投資は用意する自己資金額が大きいので、初心者には向かないとされることが多いようです。株式やプロの手で運用される投資信託などの金融商品が、一般的に年率2~3%程度を見込んだ投資対象となります。そして、これらをNISA(ニーサ)口座で運用することにより、さまざまなメリットを享受することができます。

NISAのメリットとデメリット


NISAの良いところは、2016年から投資総額の上限が120万円に拡張したことです。上限まで投資をしていれば、5年間で非課税枠600万円の投資が可能です。

また、NISA口座で購入した株式などから得られる配当金は非課税扱いとなるため、節税メリットがあります。もちろん、株などの金融商品はリスク商品ですから、元本が目減りする可能性もありますが、10年間の非課税枠を考慮すれば、資産を殖やせる可能性が広がる制度と言えます。

しかし、NISA口座枠で購入した株などの金融商品が、買値より値下がりした場合、特定口座などで保有している金融資産との損益通算ができません。損益通算とは、利益のある資産と、損失のある資産を合わせた合算金額に対して税金を支払う仕組みのことです。

新たなつみたてNISAの使い方


2018年からは「つみたてNISA」がはじまりました。NISAとは異なり、投資枠が40万円、非課税期間が20年です。NISAとの違いとして、株式や投資信託などの金融商品を自由に選ぶことができましたが、つみたてNISAでは、投資対象が投資信託に限定されています。

しかも、国の条件に見合う投信などにしぼられるため、選択肢が少なくなります。これをデメリットと捉える人もいるかもしれませんが、選択肢が狭まることにより投資をしやすく、銘柄選定に時間をかけずに済むというメリットがあります。

40万円という金額も少額投資を始めたい初心者にとっては適切な金額と言えるでしょう。つみたてNISAで投資を始めて少しずつ投資していけば、資産を大きく増やすことができるでしょう。

少額からでも始めてみることが重要


投資信託は1万円程度からの積み立てや、少額のものでは100円から積み立てできる商品もあるほどです。また、ミニ株と呼ばれるものもあり、通常100株ないし1,000株単位でしか買えない株でも、1株や10株で購入できるシステムです。

少額投資でもバラエティ豊かな投資ができるようになってきた今、少額から始めて投資感覚を磨いてみてはいかがでしょうか。
 

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