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2019.11.7

割安米国株3選:キャタピラー、フェデックス、サウスウェスト航空

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール米国本社、2019年9月11日投稿記事より

バリュエーションが市場平均を大きく下回っているものの、今後の見通しが明るく、バリュー投資家が注目すべき銘柄として、キャタピラー(NYSE:CAT)、フェデックス(NYSE:FDX)、サウスウェスト航空(NYSE:LUV)を紹介します。

農業・建機大手のキャタピラーはディーゼルエンジンや発電機も製造しており、ディーラーネットワークは全世界に及んでいます。

なお、中国市場でも事業を展開しているため、米中貿易戦争の影響を大きく受けており、第2四半期(4月~6月)には中国での建機販売が低迷しました。

物流大手フェデックスのネットワークも世界に広がっており、世界貿易の動向と密接に関係しています。このため株価は、米中貿易摩擦など地政学的なニュースに極めて敏感です。

サウスウェスト航空は、全米で最も顧客サービスがよい航空会社の一つとしての定評があります。全米およびカリブ海の国々やメキシコ間で運航しています。
 
(画像=出典:YAHOO! FINANCE。2019年9月6日時点)
(画像=出典:YAHOO! FINANCE。2019年9月6日時点)

貿易摩擦を超える

3社は全て海外市場に大きなエクスポージャーを持っているため、貿易摩擦の影響を大きく受けています。

さらに、米国経済の動向からも大きな影響を受けます。

住宅建設、造船、ガスパイプラインの動向は、キャタピラーの売上高に大きく影響します。

米国経済が減速すれば同社の売上高も低迷し、米国経済が成長すれば売上高も回復します。

フェデックスも同様です。

米国経済の環境がいい時には輸送数量が増え、さらにグローバル経済が堅調で貿易環境が良い場合、利益率の高い国際貨物の需要が拡大します。

サウスウェスト航空にも大きな違いはありません。

人々の家計にゆとりがある時、休暇で旅行に出かけます。

企業も同じで、キャッシュフローが潤沢な場合、企業は従業員をリゾート地などでの会議や産業展示会に派遣します。

消費者や企業の飛行機利用がサウスウェスト航空の利益に直結します。

以上は一般的な知識ですが、重要なのはこういった資本財・サービス関連銘柄にいつ投資すればいいかです。

注目すべきは3社全てのバリュエーションが現在かなり低いことで、S&P500インデックス銘柄の予想配当利回り平均(約22倍)のおよそ半分程度で推移しています。

配当については、キャタピラーは約3.5%の魅力的な配当利回りを維持しています。

一方、フェデックスとサウスウェスト航空の配当利回りは低く、それぞれ1.6%、1.4%です。

短期的なボラティリティに耐えうる投資家であれば、キャタピラー、フェデックス、サウスウェスト航空への投資により、マクロ環境が改善すれば大きなリターンが得られるでしょう。

米中貿易戦争の影響の大半は、3社の株価にかなり織り込まれています。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 

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